プロジェクト概要

▼ネクストゴールにチャレンジします

クラウド・ファンディング開始直後から多くの方からの賛同を受け、当初目標額を突破し、プロジェクトの達成が決定いたしました!

ただ、今回の当初目標額は以下に示しましたように必要経費の半額をクラウド・ファンディングで公募するというものでした。

そこで、当初予算(印刷経費等+著者招聘費用)をネクストゴールとして、再度ご支援を呼びかけます。

これによって、現在想定している本書の市販価格(3500円+税)を少しでも引き下げることが可能になります。そして、より若年世代に届きやすくすることができると考えます。

どうぞ、ネクストゴールへ向けてのご支援をお願いいたします。

ネクストゴール金額 2,608,000円

 

▼自己紹介します

韓国漫画『草』の日本語版出版へのご協力お願い
私たちは、1990年代から日本軍「慰安婦」の史実を伝え、被害者たちの痛みを共有することで、二度と戦時性暴力を起こさないための活動を続けてきました。
今回の日本語版出版委員会の共同代表に就いた3人は、地域は異なっても共通の思いをもって活動しています。

『草』日本語出版委員会 共同代表

池田恵理子(アクティブミュージアム女たちの戦争と平和資料館名誉館長)
岡原美知子(日本軍「慰安婦」問題解決ひろしまネットワーク事務局長)
都築寿美枝(元教師 関釜裁判を支援する福山連絡会元代表)

 

▼一冊の本からプロジェクトが始まりました

昨年、私たちは一冊の本に出会いました。
『草』というその本は、韓国の「ナヌムの家」(日本軍「慰安婦」被害者のおばあさんたちが共同生活する家)に暮らす李玉善ハルモニ(おばあさん)の一生を描いたグラフィック・ノベルです。
1910年代から日本の植民地支配を受けた朝鮮農村部の女性たちの暮らし、口減らしに売られてから騙されて日本軍「慰安婦」になった経緯、「慰安所」での扱い、戦後どうやって生き延びてきたかについて、作者の金錦淑(キム・ジェンドリ・グムスク)さんが寄り添うようにインタビューを重ねていきます。それに応えるように心の封印を解いていくハルモニ・・・。そしてハルモニの追体験をしに中国の慰安所探しに行く作者・・・。
この作品にはハルモニの人生を描きながら日本軍「慰安婦」の問題だけでなく、戦時紛争下における性暴力の問題から女性の人権問題にまで読み手の想像力を膨らませてくれる力があります。
それを引き出す高い芸術性にも世界から注目が集まっています。2017年に韓国で出版された450ページを越すこの大作は、フランス語、英語版が出版され、続けてイタリア語、スペイン語版の出版が予定されています。

英語版のほかフランス語版も刊行されています


さらにフランス漫画批評家協会が選定する2019アジア漫画賞と日刊紙ヒューマニティが選定するヒューマニィティ漫画賞の最終候補にノミネートされていることからも、その手法が日本漫画とも韓流コミックとも一線を画すオリジナリティあふれる作品であることがわかります。
作者の金錦淑さんは韓国の世宗大学絵画学科とフランスのストラスブール高等装飾美術学校を卒業し、誠実な取材を土台に力強い漫画を描いています。代表作には発達障害のミュージシャンを描いた『チュンイ兄さん』、済州島の「4・3」事件を描いた映画『チスル』のコミカライズ、在日コリアンの生涯を描いた『我が母 カン・クムスン』、韓国人被爆者を描いた『おじいさんと過ごしたハル』などがあります(いずれも日本語版未刊行)。

日本軍「慰安婦」問題は政治の問題として捉えられがちですが、この問題は女性の人権問題として捉えることが重要です。特に植民地支配下にあるとき、いかに弱い者にその歪みがより大きくのしかかるかといった視点が不可欠です。
漫画という手法によって、歴史の物語に向き合うことで、私たちは世界中の女性の人権問題につながる普遍性を見いだすことができるでしょう。そしてこの問題解決が女性だけでなく男性も含めるすべての人権尊重と平和社会の構築につながることにも気づくはずです。

 

▼プロジェクトの内容

今回この作品を日本語に翻訳し、ノーカット版を刊行します。そのためにかかる費用は下記の通りです。


翻訳権取得(印税前払い)  402,000円
版権データ提供料                56,000円
印刷・製本(2000部)    1,200,000円
組版・装丁費                    450,000円
編集作業費                       250,000円
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
           計            2,358,000円(税別)

この内の半額となる1,200,000円と下記に説明します著者招聘費用をあわせた合計1,450,000円をクラウドファンディングの目標額に定めました。
残りの半分は出版社の販売益でまかないたいと思っています。
また、これ以外にも翻訳や監訳にかかる費用が必要となりますが、それについては共同代表と下記の協力者を得て、手弁当で行う予定です。

翻訳 都築寿美枝(日本語版出版委員会共同代表)
監訳 リ・リョンギョン(大学非常勤講師)

▼プロジェクトの展望・ビジョン

わたしたちは、すでに翻訳して日本で刊行する権利を得ています。また、金錦淑さんからも日本での刊行に期待するとのメッセージをいただいています。そして、日本軍「慰安婦」の史実を、グラフィックノベルという斬新な手法で描きあげた『草』の日本語版刊行にぜひともご協力ください。
なお、刊行にあたっては、これまでに韓国民主化運動を描いた漫画『沸点 ソウル・オン・ザ・ストリート』(チェ・ギュソク作)や絵本『花ばあば』の日本語刊行などの実績がある出版社「ころから」にお願いすることが決まっています。世界各国の言葉に翻訳されている『草』の日本語出版に、ぜひ皆さんも一役買ってください。この本を通じて女性の人権問題と平和な社会に向ける思いを世界の人々と共有しましょう。
まずは2000部を世に送り出すためのサポートをお願いします。

日本語版『草』刊行プラン
判型 A5判、上製、480ページ
刊行 2020年1月予定
予価 3500円(税別)
初版部数 2000部

作者の金錦淑さん(右)とナヌムの家に暮らす李玉善ハルモニ

本書刊行の折には、著者の金錦淑さんを日本にお招きして、ご本人の言葉で漫画「草」にかける思いを語っていただき、日本の読者と交流する場を設けたいと考えています。
そのための招聘費用を250,000円と想定しています(通訳費用や会場費を含まず、これらは各会場入場料で賄います)。
フランスをはじめ、英語、スペイン語などに翻訳され、国際的に高い評価を受けている漫画作家の今を感じ取ってください。

 

 

プロジェクト終了要項

2020年1月31日までに日本語版『草』(仮題)を2000部発行したことをもってプロジェクト終了とします。

 

 

 

 


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