プロジェクト終了報告
このたびは本プロジェクトへのご支援を誠にありがとうございました。
多くの方々に支えていただき、温かい応援メッセージに救われながら、なんとか目標としていたにゃんこさんたちの【緊急大移動】を成功させ、彼らを危機から救いだすことができました。皆様への感謝の気持ちはいくら言葉を綴ってもお伝えしきれないものです。本当に、本当に、ありがとうございました。
現在にゃんこさんたちは、新天地にて健やかな日々を送っております。
引っ越しまでの間、私が東京と京都を往復しながら綱渡り状態で暮らしていた頃と比べると、今の彼らの表情はリラックスして幸せそうに見えます。
きっと不安と戦いながら、一生懸命我慢して頑張ってくれていたんだと思います。生まれ育った環境を離れること、武蔵野の木々の木漏れ日に目を細めることがなくなったり、鳥さんの声が聞こえなくなってしまったことも、きっと寂しかったと思います。でもみんな前を向いて生きてくれています。それに私自身が勇気づけられていることに気づかされました。
まだまだ改善したり、生活の工夫を続けなければならないことばかりですが、以下にプロジェクト完了日として定めた1月31日現在の状況をお知らせし、実施終了報告とさせていただきます。
======= プロジェクト達成内容 =======
①にゃんこさんたちの大移動
すでに「新着情報」のブログや更新情報でもお知らせいたしましたとおり、にゃんこさんたちの移動に関しては、年末年始の高速道路を舞台に4回にわたって実施し、なんとか無事に全員を京都の新居へ移動させました。
②居室整備
新居の1部屋と屋根裏部屋を猫専用スペースとして整備しました。
基本的に彼らはこの空間で生活しています。お客さんがにゃんこさんに会いに来てくださった時はこの猫専用スペースにご案内しています。私が家にいて遊んであげられるときは自由に家の中を探索しています。
猫部屋のキャットタワーが大人気です。
③ヘルスケア
猫同士の喧嘩予防のため、フェリウェイ(リラックスフェロモン)の拡散器を猫部屋に設置しています。また、今の時期はあまり気になりませんが夏に向けてノミダニ駆除薬も購入し、1匹ずつ順番に首元に塗布しています。
シニア猫(こりんちゃん、ジャムちゃん)を中心に時々咳き込んでしまったり、食べている割に太らない子(獅子丸)、体毛が薄くなってしまっている子(モニカちゃん、まりもちゃん)に関しては、今後医療機関に連れて行く予定です。
======= 収支報告 =======
皆様からご支援いただいた資金は、
①猫の移動に関わる費用(高速料金、車両貸借費、ガソリン代、新幹線1往復、捕獲器、ケージ購入費)として258,810円
②居室整備費(内窓設置、空気清浄機、壁紙シート、クッションフロア、キャットタワー購入費)として174,834円
③ヘルスケア費用(フェリウェイリキッド・拡散器、フロントラインプラス購入費)として43,614円
1月31日までに使用させて頂きました。
①の費用が当初の予定額より10万円ほどオーバーしてしまったのは、にゃんこさんたちの捕獲に難航し、1回で済ませるはずだった移動が4回まで増えてしまったためです。
また、現時点で使いきれていない金額は、シニア猫さんたちの医療費として今月・来月順次使わせていただきます。
======= リターンの発送について =======
リターンの写真に関しては、これから本格的に撮影を始めます。ご支援いただいた皆様の中で、郵送でのリターンの送付をご選択いただいた方々には、今月末までに発送できるよう準備を進めております。発送が完了次第メールにてご連絡差し上げますので、どうかもうしばらくお待ちください。
======= 今後の展望 =======
【緊急大移動】という一つ目の目的が達成できた今、次に考えなければならないのは【新生活の確立】です。友人・知人の協力のもと、にゃんこさんたちの安全な生活を確保し、それを継続できる状況を整えていく必要があります。
当面の危機は脱したところで、今私が倒れたら、またにゃんこさんたちは同じような目に遭ってしまうことになります。それを回避すべくより多くの人たちを巻き込んでいくには、ある程度の事業化が必要だと思い、現在いろいろリサーチしながら構想を練っています。
ちょうど今日、事業化に際して必要な、はじめの一歩となる資格のパンフレットが届きました。
自分の仕事はかなりハードなのですが、にゃんこさんたちと快適に共生していくためにも、少しずつでも学びを積み重ねていこうと思っています。そして、そのような知識や工夫だけでなく、もうひとつとても大切だと気づいたのは、私自身の生き方や暮らしを見直すことです。
今回のプロジェクトは、母の急逝という人生最大の不幸がきっかけになりましたが、そこから学ぶことが限りなく多くありました。悲しみと喜びが隣り合わせの、感情的に忙しない日々は多分これからもしばらく続きそうですが、本プロジェクトを通して知り合えた皆様との出会いに心から感謝しつつ、「新着情報」のブログ等を通じて、これからの展開を引き続きご報告していきたいと思います。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。