終わらぬウクライナ侵攻 傷ついた人々に未来のための支援を届けたい!

終わらぬウクライナ侵攻 傷ついた人々に未来のための支援を届けたい!

寄付総額

843,000

目標金額 5,000,000円

寄付者
117人
募集終了日
2023年4月28日

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プロジェクト本文

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【ウクライナ危機】

ピースウィンズは日本から支援を届けてきました

 

2022年2月24日。ロシアがウクライナに対して軍事作戦に乗り出すことを明らかにしました。

 

世界中の人がこの侵攻に対し怒りや悲しみを表現し、ウクライナの人々に対する支援の声を上げました。

そして、それは日本からも──。

 

一年前のあの日、私たち認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパンは、侵攻の情報をキャッチしてすぐに、豊富な経験を持つスタッフを集めてチームを編成、代表の大西健丞の指揮のもと、2日後には避難民が流入する隣国のポーランドにスタッフを派遣して、すみやかに調査・支援を開始しました。

 

支援の計画をするピースウィンズスタッフ
支援の計画をするピースウィンズスタッフ

 

私たちの支援の呼びかけに対し、多くの日本の方々が「ウクライナに届けてほしい」とご寄付を託してくださり、国際機関や海外の団体が支援を開始する中で、すみやかに日本から現地に向かい、物資や食料、医療や教育など、さまざまな支援を展開することができました。

 

皆さまのあたたかいご寄付に、あらためて感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

モルドバで行われたウクライナ避難民への物資支援

 

モルドバに開設した仮設診療所での医療支援

 

 

傷ついていない人はひとりもいない。

首都キーウで見た「現実」。

 

1月31日、ピースウィンズのスタッフは日本からウクライナの首都キーウに入りました。

雪の降るキーウの街を訪れて気付いたのは、いたるところで発電機の音が鳴り響いていることです。

 

 

商店やレストランは計画停電が始まると発電機を回します。

「この大きな音が結構ストレスなのよ」と現地の方。

気温が下がりマイナス10℃を下回る予報も出ている中、「停電で暖房器具が使えなくなるのを想像するのは恐ろしい」と不安を口にしていました。

 

キーウで暮らす現地スタッフは言います。

 

「皆なんとかして元の生活に戻ろうとしている。でも突然ミサイルが飛んできたりするから、将来を考えることができない。日常に戻ろうとしているけど、何度も引き戻されてしまうんだ」

 

家や仕事、家族や友人、穏やかな日常──。

ウクライナの人々は、この一年でさまざまなものを失いました。

 

「ここには傷ついていない人はひとりもいない」と、あらためて思わされました。

 

土のうが積まれたキーウ市内を視察するピースウィンズスタッフ

 

 

あれから一年。いまだ終わらない侵攻。

理不尽と不自由の中で、人々の苦難は続いています。

 

どんな人道危機も、時が経つにつれて少しずつ世間に忘れられてしまいます。しかし、その間も、傷ついた人々の苦難は続いています。

 

マリウポリから避難したユリヤさん

 「夫は軍隊にいて、ずっと連絡が取れません。娘はいつも『パパと話したいよー』と言うのですが、なんと説明したらいいのか……、結局『パパの携帯電話は壊れているから、今は話せないのよ』と言い聞かせています。」

 

ミコライウから避難したナタリアさん

「とても怖かったです。 いつどこで爆弾が飛んでくるのかわかりません。 不安でほとんど眠ることができませんでした。夜になると恐怖に震えてバスルームに隠れているしかありません。私の避難所はバスルームでした。」

 

 

ウクライナから避難し、故郷に戻ることができないまま、家族と離れて暮らす人々もいまだ多くいます。

 

子どもたちは学校に通って友達と遊ぶこともできず、我慢を強いられながら暮らしています。いつ爆撃があるかわからない恐怖は、一年前から今この瞬間まで、ずっと続いているのです。

 

ウクライナの危機はまだ終わっていません。

 

ウクライナ避難民のお話を聞くピースウィンズ所属医師

 

侵攻開始から一年、物資支援の他に、ウクライナの人々が生活を再建できるよう、機能が失われた病院や学校等のインフラ整備が求められています。

 

今後、ピースウィンズでは以下のような支援を予定しています。

 

  これから必要とされる支援

  • 越冬支援(寒さに対応するための物資支援)
  • 幼稚園の修復支援
  • 攻撃を受けた医療施設のインフラ整備支援
  • 攻撃を受けた教育施設のインフラ整備支援
  • ウクライナ国内での高齢者や障害者など脆弱層の退避支援
  • 退避後の生活支援(避難所の整備、食料、衛生用品、LEDランタン、精神的ケア支援・法的支援など)
  • ウクライナ国内の医療機関への医療物資支援(CT、ガスクロマトグラフィー、超音波検査装置、患者モニタ、発電機、除細動器(AED)、医薬品など)

 

 

平和が戻る日まで。

これからも、日本からウクライナへ支援を。

 

もし今日この侵攻が終結したとしても、人々が受けた傷や、崩壊した家や施設は簡単には元に戻りません。平和な日常を奪われた人々が元の暮らしに戻るには、何年もかかると言われています。 

 

私たちは日本で生まれた国際支援団体として、現地に赴き、これからも人々の未来のための支援を続けたいと考えています。

 

そのためには、まだまだ多くの皆さまのお力が必要です。

 

 

あの日から一年。ウクライナの人々のことを、この機会にもう一度思い出してください。

どうか皆さま、引き続きご支援をお願いいたします。

 

 

これまでのピースウィンズのウクライナ支援

 

この一年で、皆さまからのご寄付を活用して行なったウクライナへの支援をご紹介します。

ピースウィンズは、皆さまからのご寄付を大切に現地に届けます。

 

■日本から現地への迅速な調査・連携

 

代表 大西健丞をはじめ、スタッフによるウクライナ視察と支援調整
「人道支援の仕事をして26年以上経つが、毎回違うので、

現場を確認しないと事業プランは立てられない。
人間の想像力には限界がある。

行ってみないとわからないことはたくさんある」

 

■物資や食料の支援

 

避難民への物資・食糧支援、避難所の環境整備支援
一時避難所での子ども用オムツの配布

 

 

■ペットとその家族への支援

 

ウクライナ国内に残る動物たちへのペットフード配布
ペット連れで日本へ避難してきた避難者の支援

 

 

■避難民への医療支援

 

モルドバの仮設診療所での医師・看護師など

メディカルチームによる医療支援

 

 

■医療物資支援

 

ウクライナ国内の医療機関へ医療物資の支援

 

 

■子どもたちへの支援

 

避難所でのオンライン学習支援

 

 

■ウクライナ国内での退避者への支援

 

ウクライナ国内で高齢者や障害者など脆弱層の退避支援

 

■寄付金の使途

 

皆様からいただいたご寄付は、ウクライナ緊急支援活動に充てさせていただきます。

 

想定される支援例:

・被害を受けた方、難民への緊急支援

・食料支援・緊急物資支援

・その他現地のニーズに応じた支援

・支援に伴う事務局運営費

 


第一目標金額:500万円

※本プロジェクトは、期日までに集まった寄付総額に応じて、実行内容の規模を決定します。

 

支援活動内容については、現地の状況を調査・把握し、集まった資金に応じた具体的な使用項目については、責任を持ってこのページまたは新着情報を通じて報告いたします。

 
 
税制上の優遇措置について

特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパンは広島県により認定された「認定NPO法人」です。ピースウィンズ・ジャパンへの寄附は、寄付金控除の対象となります。
 

寄付をされた方には、後日「寄付金受領証明書(領収書)」を送付致します。

  • 寄付金受領証明書(領収書)名義:ご支援時に記載いただく「ギフトお届け先」を宛名として作成します。
  • 寄付金受領証明書(領収書)発送先:ご支援時に記載いただく「ギフトお届け先」にお送りします。
  • 寄付の受領日(領収日):READYFORからピースウィンズ・ジャパンに入金された日(2023年6月9日を予定しております)となります。
  • 寄付金受領証明書(領収書)の発送:2023年7月以降を予定しております。

 

※控除額等の兼ね合いから「1,000円コース」への寄付金受領証明証をギフトとして設定しておりませんが、ご希望される場合には、別途メッセージ機能等でピースウィンズ・ジャパン事務局へお知らせください。

※ピースウィンズ・ジャパンへの寄付金など取扱規程は下記をご参照ください。

特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン寄付金等取扱規程(PDF)

 

■控除額の計算方法(個人)

※税額控除または所得控除どちらか有利な方を選択できます。

 

◎税額控除(寄付金特別控除)の場合

(寄付金合計額 – 2,000円)× 40%

「(寄付金合計額-2千円)×40%」が税額から控除できます。ただし、所得税額の25%が限度となります。

 

◎所得控除(寄付金控除)の場合

(寄付金合計額 – 2,000円)× 所得税率

「寄付金合計額-2千円」が所得から控除できます。ただし、年間の総所得金額の40%に相当する額が限度となります。また、所得税率は年間の所得金額に応じて異なります。

 

【例】年間30,000円を寄付(広島県の方が、税額控除を選択した場合。広島市以外の場合)

所得税(30,000円 – 2,000円)× 40% = 11,200円

県民税(30,000円 – 2,000円)× 4%(※) = 1,120円

 合計 12,320円の控除

 

※広島市内にお住いの方の場合は4%ではなく2%になります(→広島県の県民税のページ参照)。また、控除には限度額がありますので、実際の税額はケースにより異なります

 

詳しくは内閣府のNPOホームページ広島県のNPO法人情報サイトなどをご覧ください。

 

 

ピースウィンズ・ジャパンについて

 

認定NPO法人ピースウィンズ ・ジャパンは、日本に本部を置き、国内外で自然災害、あるいは紛争や貧困など人為的な要因による人道危機や生活の危機にさらされた人々を支援する国際協力(Non-Governmental Organization = 非政府組織)です。

 

日本に本部を置き、これまでに世界34の国と地域で約160万人の人々を支援してきました。日本国内での社会問題の解決を目的とした活動にも力を入れております。医療を軸とした災害緊急支援プロジェクト「空飛ぶ捜索医療団"ARROWS"」を運営し、国内外の災害被災地で支援活動を行っています。

 

|ピースウィンズ・ジャパンのビジョン

人びとが紛争や貧困などの脅威にさらされることなく、希望に満ち、尊厳を持って生きる世界をめざします。

 

|ピースウィンズ・ジャパンのミッション

紛争や自然災害などにより、生命が脅かされている人びとに対し、迅速に緊急人道支援を行います。

社会的基盤の崩壊などにより、困窮している人びとに対し、自立のための復興・開発支援を行います。

支援地での活動を通じ、紛争の予防および解決に取り組みます。

 

支援の必要性に対する情報を発信し、市民の関心を喚起します。

援助システムをより効果的にするための提言を行い、その改善に取り組みます。

 

 

 

プロジェクトに関する留意事項

 

●ご寄付確定後の返金やキャンセルは、ご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。

 

●ご寄付完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。

 

●寄付金受領証明書(領収書)の名義・発送先は、原則としてご寄付時に入力したお届け先の宛名と住所となります。

 

●なお、ご寄付後に上記情報を変更することはできず、アカウント情報を変更した場合でも、ご寄付時に入力したお届け先の宛名と住所は変更されません(個別にご連絡いただかない限り、原則としてご寄付時に入力いただいた宛名と住所に寄付金受領証明書(領収書)をお送りさせていただくことになります)のでご注意ください。

 

●銀行振込にてご寄付いただく際、返金先口座情報をお伺いいたしますが、All-inのため原則返金はいたしません。ただし万が一ページで約束していたプロジェクトを実施できなかった場合や、振込金額が予約金額より超過している、もしくは不足しており追加で振込まれない場合に返金先口座を利用いたします。お手数ですがご入力をお願いいたします。

プロジェクト実行責任者:
大西健丞(認定特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン)
プロジェクト実施完了日:
2023年12月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

いただいたご寄付は、ウクライナ緊急支援活動に充てさせていただきます。 想定される使途:被害を受けた方、難民への緊急支援、食料支援・緊急物資支援、その他現地のニーズに応じた支援、支援に伴う事務局運営費

リスク&チャレンジ

プロジェクトを実施する上でのリスクについて
現地の状況を調査の上、最適な支援方法を計画し実行します。

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プロフィール

「必要な人々に、必要な支援を」 ピース ウィンズ・ジャパンはこの合言葉のもと、国内外を問わず、あらゆる社会問題に取り組んでいます。 ピースウィンズは、国内外で自然災害、あるいは紛争や貧困など人為的な要因による人道危機や生活の危機にさらされた人びとを支援する日本発のNGO(非政府組織)で、大西健丞により1996年に設立され、これまでに世界39カ国で活動してきました。 緊急災害支援プロジェクト「空飛ぶ捜索医療団」の運営や地域活性化、犬や猫の殺処分ゼロを目指す動物保護活動「ピースワンコ・ジャパン」など、社会課題の最前線で解決に全力を尽くすソーシャルプラットフォームとして挑戦を続けています。

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プロフィール

「必要な人々に、必要な支援を」 ピース ウィンズ・ジャパンはこの合言葉のもと、国内外を問わず、あらゆる社会問題に取り組んでいます。 ピースウィンズは、国内外で自然災害、あるいは紛争や貧困など人為的な要因による人道危機や生活の危機にさらされた人びとを支援する日本発のNGO(非政府組織)で、大西健丞により1996年に設立され、これまでに世界39カ国で活動してきました。 緊急災害支援プロジェクト「空飛ぶ捜索医療団」の運営や地域活性化、犬や猫の殺処分ゼロを目指す動物保護活動「ピースワンコ・ジャパン」など、社会課題の最前線で解決に全力を尽くすソーシャルプラットフォームとして挑戦を続けています。

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