支援総額
目標金額 5,000,000円
- 支援者
- 337人
- 募集終了日
- 2021年12月25日
共に育つオルタナティブ教育現場の運営を維持したい!
#子ども・教育
- 総計
- 5人
ここからつながる国際交流の輪 ー学校施設修繕にご協力ください!-
#地域文化
- 現在
- 1,143,000円
- 支援者
- 101人
- 残り
- 40日
入院中の子どもたちを笑顔に!本の力で広げるファシリティドッグの未来
#子ども・教育
- 現在
- 7,435,000円
- 支援者
- 616人
- 残り
- 9日
嘉麻市に残る「幻の石橋」を落橋の危機から救いたい
#地域文化
- 現在
- 2,737,745円
- 支援者
- 116人
- 残り
- 20日
自然の中で生きる力を学び体験する『未来創造フィールド』を創りたい!
#子ども・教育
- 現在
- 1,755,000円
- 支援者
- 90人
- 残り
- 13日
盛岡の地に新しいシンボルを、みんなで。カワトクとともに、
#地域文化
- 現在
- 12,455,000円
- 支援者
- 723人
- 残り
- 47日
一刻を争う命と向き合うために。傷病野生鳥獣を救う医療機器の導入へ
#医療・福祉
- 現在
- 4,611,000円
- 支援者
- 428人
- 残り
- 6日
プロジェクト本文
終了報告を読む
【第一目標達成のお礼とネクストゴールについて】
ありがとうございます!!!
12月15日の朝、期限まで10日を残して、第一目標であった500万円に到達することができました。
この場をお借りして改めて御礼申しあげます。本当にありがとうございます。
*ネクストゴールへ向けて
達成日まで1日に幾度もページを更新して、確認する度に喜んだり不安になったりする日々でした。
そして、金額が増える度にそれはただの数字ではなく、そこには、お1人おひとりの様々な想いをのせていただいていることを感じ、それは私たちの力となりました。
私たちは、ネクストゴール(第二目標)を設定することにしました。
第一目標額であった500万円に対し、実際に新校舎建設にかかる費用は、未だ相当な差異があり、
そのギャップを少しでも埋めるために、支援終了までの残り10日間を活かして、ネクストゴールとして800万円(残り300万円)を設定いたします。
追加のご支援により実現したいことは、これまでと全く相違ありません。
生徒全員が雨風しのげる校舎(兼コミュニティスペース)を建てたい!その一心だけです。
残り10日、本プロジェクトの拡散協力・追加ご支援にどうか力をかしてください。
そして、実現までの道のりを、縁したみなさまと一緒に楽しみながら歩んでいけたら幸いです。
福岡県糸島市の「お山の樂校」は、生きることを楽しむ力と自分が大好きといえる心を、子どもと大人が共に育んでいくオルタナティブスクール(フリースクール )です。
海を見渡すみかん山には、建物も水もない。
ないものだらけのこの場所で、2019年に開校しました。
6畳1間の教室=校舎で、プールはもちろん、図書室や実習室、校庭だってありません。
一昨年、やっと井戸を掘ることができて水は開通しましたが、まだまだないものだらけで、ないをあるに変えてゆく過程そのものも楽しみながら日々の学びとして重ねていっています。
そんなお山の樂校が、今どうしても手に入れたいものがあります。
それは、新校舎です。
大変嬉しいことに、理念やここにいる子どもたちに共感して入学希望者は年々増え、開校時4名だった生徒は現在15名となりました。
また、学校を創りたい大人たちの見学も後を絶ちません。
子どもにとっても、大人にとっても、私たちのようなオルタナティブスクールが持つ役割や必要性を日々感じています。
そこで、今を大切にし、さらなる未来へ繋げていけるコミュニティスペースの活用を兼ねた新校舎を創設したいのです。
詳しくは以下に書かせていただいていますが、このままでは新入生が校舎に入りきれません…。
せめて生徒全員が一緒に雨風しのげる、安心で安全な室内スペースを確保したいのです。
どうかみなさまの力をお貸しください!
人が成長するための学びは、自然の中に、暮らしの中に溢れています。
特別な場所に行かなくても、みんなで同じことを教わらなくても、一人ひとりが自ら学びとっていく力を持っているという想いは、子どもたちとの関係を通してより強くなっています。
私たちが学校作り、日々の運営の軸にしている理念は
生きる力を育むための5つの柱
①楽しむ 〜好きから繋がる未来〜
暮らしも遊びも学びも、真ん中に持っていたいのは“楽しい”と感じられる心。
②想像する 〜本物の学力を育む〜
絶対基礎学力を育てていくための方法のひとつとして、どんぐり倶楽部の理論をベースに良質の 算数問題に取り組んでいます。
③何のために 〜想いとプロセスを大切に〜
他人の目とか、誰かの要望に応えるための“何となく”ではなく、自分の心の声を聴いて自分を生きること。
④認め合う 〜共感的に聴くこと語り合うこと〜
どちらが正しいのか間違っているのかの視点を越えて、自分と相手、どちらの想いにもマルをつけられる感性を磨くこと。
⑤育ち合う 〜繋がりから学びあう
ここは子どもとスタッフだけの学校ではなく、親も一緒になって創っていく。
縦の関係ではなく、同じ目線で輪になって学びあい続けます。
この5つのことを柱として、遊び、学び、日々を暮らしています。
(寮制とかではなく通学制です。子どもたちは毎日通っています。)
お山の樂校は、文部科学省の学習指導要綱に沿った学校法人ではなく、オルタナティブスクール(フリースクール )という形態の小学校です。
子どもたちは地域の公立校に籍を置いたまま、お山の樂校に週5日登校し、活動に参加します。
現状、行政からの支援はありません。
補助金も条件付きのものがほとんどで、それをクリアするためには、子どもたちの主体性や豊かな感性を育むことに力点を置いた日々の活動の幅を狭めなければなりません。
「自分で決める」子どもたちの今の選択が、学びの根っこに
あなたは、子どもが何を学び、どんな毎日を過ごしたら満足ですか?
子どもの言動に、不安を感じるのはどうしてですか?
おとなになって困らないように。
社会にでた時にいい仕事に就けるように。
高収入を得るために、とりあえずいい大学、高校に。
どれも子どもの幸せを願ってのことで、誰もが子どもの未来を真剣に考えているでしょう。
だけど、その未来のために、目の前のその子は、どんな顔をしてますか?
子どもは「今」を生きています。
大人は「いつかの未来」のために「今」を生きてませんか?
未来の不安を基準にして、今の選択がある。
そんな生き方や教育の在り方が、長い間続いてきたように思います。
ここには、毎日常に自らに問う“じかん”が、たっぷりとあります。
「わたしは何がしたい?」「わたしはどれがすき?」「わたしはどう思う?」そうやって自分に問い、選ぶことができるし、選ばないこともまた選ぶことができます。
私たちは、未来の希望たちが、常識やルールに捕らわれた大人たちを、悠々と超えて羽ばたけることを望んでいます。
そのためには、大人が作り上げてきた固定概念の枠に子どもたちを押し込めてしまわないように。
そして大人たちも、もっと毎日を楽しめるように、学校という枠組みを問い直していきたいと考えています。
中学部の開設
小学生対象に始まったお山の樂校ですが、現在は13歳・14歳の子どもたちも参加しています。
今後、受け入れ対象年齢を広げ、中学部開設も検討しています。
現在中学部で活動する生徒2人は、ワークショップやお話会などのイベントも開催しつつ、出会ったコトや興味のあるコトのなかから、自分のやりたいことや夢を探す旅をしています。
様々な場所で活躍する大人たちと交渉し取材に足を運び、先輩たちの生き方・生き様に触れて刺激を受けつつ自分を見つめています。
どの年齢の子どもたちも、それぞれのやりたいことや可能性をさらに広げていけるように、室内で集中して過ごせる空間とネット環境が整った部屋を設置したいのです。
建設予定の新校舎は、平日はお山の樂校の校舎として使いますが、休日はコミュニティスペース・オープンスペースとして活用します。
趣旨に賛同できる方たちと繋がって、地域の方たちも集えるような場所を作っていきます。
気づきをもたらすお話会
学校運営だけでは子どもたちの受け入れ人数が限られ、様々な理由から今の学校生活に馴染めない子どもたちの参加や、新たな入学希望に応えることができません。
そこで、お山の樂校では、不登校・教育・子育てなどをテーマに、みなさんの声に耳を傾け、スタッフが日々の子どもたちとの学び合いの経験をシェアするお話会を始めました。
お山の樂校には、朝と帰りにみんなが集まる「サークル」、そして週に1度の対話と哲学の「きりんの時間」があり、全員が円になって自分の気持ちをみんなに伝えます。
意見を押し付けるのではなく、何でも受け入れるのでもなく、それぞれが様々な視点からの気持ちを伝え合うことで、子どもたちは本当の意味での話し合いをする力を身につけていきます。
それらの経験を生かしたお話会の場は、講師がいて解決方法を持って帰るような時間ではなく、思いを持ち寄ってシェアすることで、それぞれが自分の内側の気づきを発見できるような場になることをイメージし、新校舎でさらなる展開を描いています。
お山の樂校の生ごみは、にわとりたちのご飯に 。
子どもたちは甘夏の木から実を採って食べ、その皮はやぎとひつじのおやつに。
見つけたヘビのご飯のためにバッタを探し、小さなトカゲはまだ子どもだからと逃がしてあげる。
裏山のひのきの木を間伐し、その材でテーブルやイスなど必要なものを製作。
山で拾った薪や廃材を、お昼ごはんの調理で使う燃料に。
コンポストトイレは、水も電気も使わず、微生物の力で排泄物が土に還っていく。
お山の樂校の暮らしは、人も動物も植物も、すべてが巡り繋がっています。
この場所に訪れた人たちがそんな日々に触れ、循環を感じてもらえる場所になるとうれしいです。
今の小屋より広い新校舎を目標にはしていますが、お山の樂校を大きな規模にしたいわけではありません。
一緒に過ごす子どもの人数も、大切にしていることを一緒に学び合っていける保護者の数も、いい塩梅があると考えています。
そのため生徒の受け入れが大幅に増えることはないのですが、お山の樂校ような場所を作りたいという想いを持った大人の方の見学や体験は、喜んでお受けします。
どうして作ったの? どうやってスタートしたの?
ぶっちゃけどうやってやっていってるの?
そんなあれこれ全部お答えしてます。
お山の樂校ような場所があちこちにできることを私たちは望んでいます。
当初よりクラウドファンディングへの挑戦も考えましたが、なくてもまずはやれることから始めよう!と、
縁ある方々と楽しみながら、
学園(がくえん)に楽園(らくえん)を創るイメージで
『樂縁プロジェクト』を発足。
これまで、 子どもたちの日々から生まれたモノを寄付商品として、草木染めてぬぐいや蜜蝋クリームなどを販売してきました。
また、開放日を設けて想いを共有したり、個人からの支援を募ったりもしてきました。
実作業としても、たくさんの方にご参加いただき、開墾や道づくり、竹刈り、草刈りなどマンパワーでのご協力もいただいています。
ありがたいことに、地道に頂戴した支援金などは総額100万円を越えましたが、新校舎を建設する額にはとうてい及ばないのも事実です。
そうしているうちに、繋がる方が増えれば増えるほど、1人ひとりの方々の想いが集まっていることもまた実感し、すでに、新校舎設立を叶えたい想いは、私達お山の樂校の関係者だけの想いではなくなりました。
そこで今回、手の届く範囲を越えて、面識のない方々へも厚かましくもご協力をお願いした次第です。
必ず新校舎設立を実現したいと思っています。
最後にスタッフを代表して、田嶋・富松、それぞれの想いを伝えさせてください。
【校長/共同代表 田嶋杏依子】
「公立の学校に行っていない子」というのは、ひとまとめにすると「不登校」と呼ばれます。
「不登校」という言葉から、どんなイメージが湧きますか?
悩み、不安、引きこもり…をイメージされるかもしれませんが、私にはそんなイメージがまったくありません。
学校に行きたくない、と意思表示する子は、自分が何をしたくて何をしたくないのかが分かっている人です。
あらかじめ決められた型や常識をしっかりと自分の気持ちと照らし合わせて、自分にとって何が大切かを感じることができる人です。
お山の樂校が不登校問題を解決できるなんてことは、正直思っていません。
だけど「学校に行かないことを悩む必要なんて全くない。むしろ楽しめることがいっぱい!」ということは、心から思っています。
お山っこたちは、自分の好奇心から生まれる探究心をめいっぱい満たして一日を過ごし、「また明日~!」って、次の日が来ることを楽しみに帰って行きます。
とても幸福度が高いんです。
お山の樂校に見学に来られた方で、「なあんだ、そっか」って心軽くなって帰られた方が今まで数多くいらっしゃいました。
「なに悩んでたんだろ」って頭の中が転換されるきっかけになれる場所でもあります。
そうやって、お山の樂校と出逢ってくださった方が、一歩前へ進むお手伝いが出来たら嬉しいです。
今回、お山の樂校での子どもたちの姿やスタッフの話をより多くの方たちと共有するために、新校舎兼コミュニティスペースを建てることに決めました。
今を生きる力を持っている子どもたちの邪魔をしない。
そして私たち大人ももっと今を幸せに生きていいんだって、自分に許可を出せる。
そう望む人たちと繋がっていきたいです。
そんな世界が広がって行くために、力を貸してください。
そして新しいお山のコミュニティスペース、ぜひ訪れて来てください。
目標達成した場所で、お待ちしています。
【共同代表 富松祥太】
ただただ、子どもたちの“いま”を大切にしたいです。
私たち大人は、一体いつから、
未来の不安のために今を我慢するようになったのでしょう。
誰かと比べたり、誰かから幸せにみえるくらしは、ほんとうに豊かさをもたらしてくれるものなのでしょうか。
日々を共に過ごす子どもたちは、自分の心の“いま”を正直に生きています。
ここでの日々のくらしには 遊びのなかにたくさんの知恵が詰まっています。
子どもたちの“いま”をあるがままに大事にしたいのです。
そして、このいとなみをたくさんの人と共有することで、どこにいる誰もが、いまをしあわせに生きること、それを大切にできる社会にきっと繋がると信じて日々を過ごしています。
必ず大切につかいます。
ご支援どうぞよろしくお願いします。
- プロジェクト実行責任者:
- 田嶋 杏依子
- プロジェクト実施完了日:
- 2022年4月12日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
ご支援していただいた資金を元に現在進行中の新校舎建設費用にかえさせていただきます。(1月着工予定)
リスク&チャレンジ
- プロジェクトを実施する上で必要になる資格や許認可について
- 校舎については、糸島市に建築確認を申請するための設計図面を作成中。各種書類が揃い次第、速やかに確認申請を行い、2022年1月の着工を目指しています。
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 自己資金と借り入れにより、差額を補填します。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
5,000円
【お礼のメッセージ動画】
メッセージと共にお礼の動画をお贈りします。
※制作予定の新校舎設立ブックに協賛者としてお名前を掲載します。
- 申込数
- 129
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年3月
10,000円
【フォトブック】
『お山の樂校』日々の暮らしも掲載した、新校舎設立フォトブックをお贈りします。
メッセージと共にお礼の動画をお贈りします。
※制作予定の新校舎設立ブックに協賛者としてお名前を掲載します。
- 申込数
- 119
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年3月
5,000円
【お礼のメッセージ動画】
メッセージと共にお礼の動画をお贈りします。
※制作予定の新校舎設立ブックに協賛者としてお名前を掲載します。
- 申込数
- 129
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年3月
10,000円
【フォトブック】
『お山の樂校』日々の暮らしも掲載した、新校舎設立フォトブックをお贈りします。
メッセージと共にお礼の動画をお贈りします。
※制作予定の新校舎設立ブックに協賛者としてお名前を掲載します。
- 申込数
- 119
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年3月