性依存、性犯罪がとまらない人の家族の相談、支援を行います

▼自己紹介

 

ジャパンマックは、40年以上にわたり依存症の方の回復支援を行ってきたＮＰＯ法人です。

東京、川崎、北九州、福岡の４市に６事業所を展開して、アルコール依存症の方や、薬物、ギャンブル依存の方等の回復支援を行ってきました。

詳しくは、こちらをご覧ください。

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

　今、ニュースでは、盗撮や痴漢等の性的暴行、不倫など、性をめぐる問題行動が事件として毎日報道されます。風俗通いなどで生活が成り立たなくなっている人も少なくありません。そのような問題を起こす人の中には、やめようと思ってもやめられない、性的な行動への依存に陥っている場合がしばしばあります。そして、夫や子どものそうした行動に思い悩み、苦しみながらも、だれにも相談できないでいるご家族もたくさんおられます。

　ジャパンマックでは、そうした性依存の当事者の相談事業を別途行うとともに、ご家族の相談と支援を行う活動も必要であると思っているところです。

 

▼プロジェクトの内容

　この家族支援の活動を以下により行っていきたいと考えています。

・相談事業　：　この問題に悩む全国のご家族から、電話、来所による相談を受けます。カウンセリングを行う相談員は，外部から専門家をお招きして行う計画ですが、寄付金等で資金を得て相談料の無料化を図ります。

・相互援助グループの結成と運営支援　：　相談をされた方の希望参加により、相互援助的な家族会を都内で開催します。問題への対応について学習するとともに、孤立せず一歩一歩解決に向けて歩んでいけるようお互いが支え合います。ジャパンマックは、その会に、会場提供、講師依頼、遠方参加者の交通費の支援を可能な限り行います。

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

　この支援活動を行うことで、解決への糸口がつかめなかった多くのご家族に、問題に立ち向かう希望と勇気と安全を提供することができます。

　それは、性の問題を抱えた当人を、問題の解決に向かわせるきっかけになります。

　性の逸脱行動のうち痴漢など犯罪になる行為をしていた人がその行為への依存から回復できた場合には、その行為の被害者が生まれることを未然に防ぐことができるということになります。

　行為の性格から、他に相談できなかったり、相談しても責任を問われるだけであったりしたご家族が、将来的には、全国的な規模で支え合い、明るい家庭を取り戻すことができるようにしていきたいと考えています。

 

▼プロジェクト終了要項

・運営期間    
2021年4月1日～2021年12月31日

 

・運営場所    
東京都内会議室

 

・運営主体    
特定非営利活動法人ジャパンマック

 

・運営内容詳細    
特定非営利活動法人ジャパンマックが、性犯罪等を繰り返す性依存症者の家族の相談と支援を、個別に又は相互援助的集団の中で実施する。