活動レポート：結婚式で、輝く笑顔のお手伝い

本プロジェクトへの応援、誠にありがとうございます。皆さまからの温かいお言葉に、日々励まされております。こちらもとても温かい気持ちになりました！

今回は、リハビリメイクセラピストとして活躍している尾田由紀子講師の活動レポートを紹介いたします。実際の症例とともにご覧ください。

 

担当した、尾田由紀子講師

 

【リハビリメイクの症例】血管腫

 

今年の春『結婚式に肩を出すドレスを着たい』という願いを叶えに、リハビリメイクをさせていただきました。

N様母娘との出会いはもう10年以上前になります。

 

お母様は、お嬢様を綺麗な身体に産んであげられなかった自分を責め、十字架を背負って生きてきたと、話してくださいました。最初の病院では今の医学では治療はありませんと言われ、あまりのショックに一緒に死ぬことばかり考えていたそうです。

 

一度目の出会いは娘さんが10代の頃。大阪サロンの尾田講師が担当し、メイクをさせていただきました。

施術をし終わると、お母様が大泣き。娘さんの前では絶対に泣くまいと気丈にふるまってきたそうですが、本来手に入れるはずの肌色になった娘さんを見た瞬間、我慢していた感情が抑えきれなくなったそうでした。

 

時は過ぎ2019年に、お母様から一本のメールが来ました。

それは『娘さんの結婚式で、皆と同じようなウェディングドレスを着せてあげたい。ドレスは肩が開いたものが着たいので、ぜひメイクをしてくれないか』との連絡でした。

ところが、日程は決まっていた矢先にコロナ禍となってしまい、延期になったりと、お母様たちは大変だったと思います。

私たちも関西からお邪魔することになるので、スタッフと何度もメールでやりとりを行っていました。

そして情勢が落ち着いてきた今年の春、ようやく結婚式を開催することができたのです。

 

このように、全国でリハビリメイクを希望してくださる方はたくさんいます。

もちろん、かづきれいこ始め対応できる講師陣が伺わせていただくことは可能です。

 

でも、もしその式場のメイク担当の方がリハビリメイクの知識があったら。

もしご友人が対応できたら。

近くの美容室の方がメイクできたら。

 

N様のお母様は、いろいろと調べてくださり、リハビリメイクにたどり着きました。

でも、この情報が届かず、悩んでいる方がいらっしゃったら。

 

そのためにも、リハビリメイクの動画教材があれば、技術や知識をより広く伝え、多くの方がメイクという手段で外観の悩みに寄り添える手助けになるはずだと信じています。

引き続き、皆さまのご支援を、どうぞ宜しくお願い申し上げます。