創業100周年へ！被災を乗り越えた、福島の文具店再建にご支援を

 

 

 

こんにちは。 私たちは昭和元年（1926年）創業の老舗文房具店「文化堂」です。

現在、お店は福島市中心部から少し離れた御山にあります。

 

もともと当店は、福島駅から徒歩5分で行ける県庁通り商店街の築約65年のビルにありました。1階には文化堂文具店、2階には万年筆を中心とした文具を取り揃えていた「Pentonote(ペントノート)」。ペントノートにはカフェも併設しており、週末には満席になるほど地域の中でも大切な集いの場だったと思います。

 

しかし、2022.3.16の福島県沖地震で建物が大規模半壊となり、休業・移転を迫られました。

 

なんとか5月1日に新天地の福島市御山にて新店舗を、5月30日には併設のカフェをオープンしましたが、移転前から相次ぐ地震などでリニューアルを繰り返していたことから、店舗運営は大変厳しい状況です。

 

さらには、移転先が郊外であるため人通りも少なく、賑わいを取り戻すためには事業形態を変えて営業しなければなりません。

 

今回のクラウドファンディングは、こうした背景から店舗運営に必要な費用をみなさまからご支援いただき、100年近く続く伝統ある文房具店と、地域のみなさまの集いの場を存続することを目的として挑戦します。

 

スタッフ一同「負けないぞ！」という気持ちで、これからもお客さまにご満足いただけるよう頑張って参ります。何卒ご支援のほど、よろしくお願いいたします！！

 

 

 

 

文化堂は昭和元年創業でもうすぐ100周年を迎えます。現社長が3代目です。ボールペンの替芯から画材、事務用品、学童用品まであらゆる文房具を扱っています。

 

一方、2012年オープンしたPentonote（ペントノート）は、文化堂とは違った趣で『ペンとノートのある暮らし』をコンセプトとした、万年筆やノート、便箋、カードなど、生活を彩るたくさんの文具や雑貨をセレクトしたお店です。

 

さらに万年筆など魅力的な筆記具をもっとじっくり座ってお試し書きいただきたいという想いから、2018年にはペントノートとカフェをオープンし、文房具にゆったり触れられる場所を作りました。

 

 

お店には日々、お子さま、学生さま、お仕事をされている方々、引退後の趣味で絵を描かれている方々など、本当に幅広いお客さまがご来店くださいました。スタッフにとっては、たくさんのお客さまと文房具を通じてお話する時間が何よりの楽しみでした。

 

カフェではお勉強やお仕事、お友達との会話を楽しんだりと、お客様がそれぞれの時間を過ごしておられました。週末には満席の賑わいで、お客様がじっくりと文具に触れる機会も多くなっていったと思います。
 

文化堂とペントノートは、ただの文房具店ではなく、地域の人々が文房具とともに思い思いの時間を過ごす、大切な集いの場になったのです。

 

 

 

 

2022年3月16日、大きな地震が私たちのビルを襲いました。

 

10年前の3.11地震、昨年2月の地震を受け、大きな被害を受けながらも乗り越えてきましたが、ついに今回の地震では電気と水道の被害が深刻となり、大規模半壊の認定を受けて、営業を続けることができなくなりました。

 

地震から数日間は水道と電気がない中での片付け作業となり、途方にくれていました。

 

 

 

福島市の県庁通りでお店を構えてもうすぐ100年。この場所以外での営業は考えられませんでした。

 

そんな中、SNSへの投稿には128件もの温かいコメントが寄せられ、文具を通してつながった国内外のお客さまに1日でも早いオープンをお祈りいただき、涙が出るくらいうれしくなりました。

 

 

「なんとかまたお店を復活させたい。お客さまとの時間を取り戻したい。」

苦渋の決断ではありましたが、移転を決意しました。

 

地震から1か月半の5月1日。文化堂とペントノートは、なんとか無事に福島市御山の新天地でオープンすることができました。

 

 

オープン初日には、長く旧店舗でご利用いただいていたたくさんのお客様がご来店くださいました。

 

「大変だったね、ご苦労様。また文化堂、ペントノートが復活してくれて本当にうれしいよ。」

お客さまの生の声に、うれしさと安堵感を覚えました。

 

そして、ペントノートカフェはGOOD ONE BAGLEとして新たに5月30日からスタートし、地域にとって大切な集いの場を再び開くことができました。

 

 

 

再度スタートを切った文化堂・ペントノートですが、以前に比べ人通りも少なく、賑わいを取り戻すには新たな挑戦が必要だと考えていました。

 

そこで、以前から考案していた カフェ併設のベーグル屋さん「GOOD ONE BAGLE -グッド ワン ベーグル」をオープンしました。ベーグルは香り豊かな北海道産小麦を使用し、自家製天然酵母で一つ一つ丁寧に愛情を込めてつくっています。

 

 

また、新天地のカフェスペースにある広いガレージでは、文具のイベントやワークショップの開催、地元の農家の方々をお呼びしたマルシェなどへの活用を考えています。

 

 

しかし、店舗移転の影響だけでなく、地震のたびに補強やリニューアルを旧店舗で重ねていたことから、経営はかなり厳しい状況です。

 

「なんとか灯し続けてきた火を、ここで消すわけにはいかない」という想いから、今回クラウドファンディングへの挑戦を決意いたしました。
 
みなさまのご支援の下、創業100周年を控える伝統の文房具店と、地域のみなさまの集いの場をみなさまと一緒に存続していくことが目的です。

 

 

クラウドファンディングという新たな挑戦によって、もう一度たくさんのお客さまに集っていただき、ゆっくりと文具に触れる機会を作って賑わいを取り戻していきたいです。

 

そしていつかまた、県庁通商店街のあの仲間たちと一緒にお店が出来たら、というのが私たちの夢です。地震なんかに負けない！という強い気持ちで、これからも頑張ります！！

 

ご支援の程、何卒よろしくお願いいたします。

 

 

 

福島市観光コンベンション協会　

金澤　千裕さん

 

 

県庁通商店街振興組合

OPTICAL YABUUCHI　藪内　義久さん

 

 

 

 

・支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。

 

・ リターンにつきましては、プロジェクト達成後は、既にご支援いただいたコースから別のコースに変更することはできませんので、ご了承ください。

 

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