れつは天国へと旅経ちました。

※ここではショッキングな内容と画像が載っていますので苦手な方は閲覧をお控えくださいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以降注意

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日れつの肺水腫が悪化しました。また入院となりましたが、発見が早かったのでまた元気な姿に戻ると思います、と先生も言ってくれていました。

 

しかし入院から3日が経ったお昼、仕事中に『れつちゃんの容態が急変したのですぐに来てください』と病院からの電話があり、すぐに早退して駆け付けました。

 

肺水腫のコントロールが付かず更に悪化しており、自分では十分に呼吸が出来ないほど危険な状態になっていました。人工呼吸器をつけて呼吸させるのがやっとで、呼吸器を付けると嫌がって暴れるので薬で鎮めている状態でした。

涙しか出ませんでした。言葉になりませんでした。

到着して見守って数十分が経った頃れつの薬が切れて意識が戻りました。

苦しそうにしていましたが『れつ』と声をかけると反応してくれました。

 

その後、写真のシートにも付着していますが咳と共に血を吐きました。

病院でもこのまま見守るしかなく、手の施しようのないかなり危険な状態。

 

このまま呼吸器を繋いで奇跡を待つか、急いで酸素室をレンタルしておうちで亡くなるのを待つか、薬を投与して安楽死をさせるか。3択でした。

 

先生に尋ねましたが、ここからの回復はもう難しいとのことでした。

 

れつを生後4か月のころから知っている友人にも相談しました。

この苦しい状態を続けさせることは可哀そうで前者２つの選択は無く、苦しんで亡くなるよりは少しでも痛みの無いようにと人間のエゴかもしれませんが、安楽死を選びました。

 

最後に人工呼吸器を外し薬を投与するとき、『れつ、ありがとう』と声をかけると苦しいのに『ニャー』とこちらを見て返事をして左手をこちらに伸ばして応えてくれました。不安がないように目の前で顔を向き合わせて撫でながら薬を投与しました。

 

れつは8歳という短い生涯に幕を閉じました。余命1年と言われていて覚悟はしていましたが、肥大型心筋症という病が本当に憎いです。

 

しかし12月の発症から延命治療をしたこの数か月、れつはとても幸せだったと思います。毎日一緒に寝て甘えて遊びました。

 

とても有意義で幸せな日々を共に暮らすことが出来ました。

 

皆様の応援とご支援のおかげで治療を続けることが出来ました。本当にありがとうございました。

 

最後の入院でまた数十万円単位の多大なる費用がかかることとなりましたが、このコロナ渦が少し落ち着いたら少しでも不幸な子が出ないように、少しでもみんなが幸せになれるように願って、れつと出会ったアニマルシェルターに寄付をしに行きたいと思います。

 

これでこのプロジェクトも本当の意味で終了となります。

みなさまこれまでれつを応援していただき、本当にありがとうございました。