「地球子供食堂」〜コロナ禍のこども食堂を歌とダンスで元気づけたい！

 

 

 

 

プロジェクト立ち上げのきっかけ

 

私たちは、音楽ユニット「Castle in the Air」、山口市内にあるダンスカンパニィ「Studio Ray」（リル・レイ・ダンススタジオ）、山口市内でこども食堂を運営する「こども明日花プロジェクト」（NPO法人山口せわやきネットワーク）という3つの団体から成る実行委員会です。

 

 

今回のプロジェクトのきっかけとなった『地球子供食堂』は、映画「こどもしょくどう」（日向寺太郎監督）の音楽全編を手がけた「Castle in the Air」のピアニスト谷川公子が、2019年に作詞・作曲し、夫でギタリストの渡辺香津美が編曲した楽曲です。

 

「食」を巡る問題を、よりはっきりとしたメッセージとして発信したい。

 

映画との出会いが谷川にもたらした意識の芽生え…すべての命にとって大切なものが、分け隔てなく与えられますように。こどもも大人も、ヒトは皆、地球の生態系の一部。その繋がりの中で生かされているという意味ではみな同じ。途切れた輪を繋げていくきっかけがあれば…そんな願いからこの曲は生まれました。

 

 

メッセージは歌詞に込めた。躍動する気持ちを身体で表現できないか…

 

谷川の頭に浮かんだのが、20年来の交流がある振付家・ダンサーで「Studio Ray」代表のREI･KOであったことから、振付を依頼。

 

こうして、“自然”の恵み、“食”や“いのち”への感謝の想いが込められた『地球子供食堂 de ダンス』が誕生し、2019年には自然豊かな景観の萩市・山口市でミュージックビデオを撮影しました。

 

「Castle in the Air」(写真左)と「Studio Ray」のREI･KO (写真右)

 

アーティストの立場から、歌とダンスで全国のこども食堂を応援したい…！という想いで繋がった谷川とREI･KOは、この取り組みを実現するために「こども明日花プロジェクト」の児玉にプロジェクトのアイデアを話しました。

 

「Studio Ray」では、「こども明日花プロジェクト」のスタッフのお子さんが「リル・レイ・ダンススタジオ」でダンスを習っていたご縁で、2015年以降、定期公演の売上金の一部を「こども明日花プロジェクト」を通じて、地域のこども食堂の支援のために毎年寄付してきたほか、生徒たちによるダンス披露やダンスレクチャーを行う交流会にも参加しています。

 

「こども明日花プロジェクト」が運営するこども食堂の様子

 

「こども明日花プロジェクト」が運営するこども食堂は、「食事」だけでなく、こどもたちが遊びや勉強などのさまざまな体験をすることができる場であり、地域の多世代交流やボランティア活動の拠点にもなっています。

 

「地域の交流拠点」としてのこども食堂に、歌とダンスがあれば、さらに活気あるものになっていくのではないか。

 

地域の人たちの絆を繋ぐ架け橋として、『地球子供食堂』がその一助となり、こども食堂への応援の輪を広げていけるのではないか。

 

そんな想いが繋がって、「地球子供食堂〜つながりんがリングプロジェクト」は結成されました。

 

 

​2019年、山口県・萩でのミュージックビデオ撮影の様子

 

早速、「山口県こども食堂・子どもの居場所ネットワーク」の発足式（2019年10月）や、「こども食堂サミット2020（東京）」（2020年2月）で、このプロジェクトのために結成されたデリシャスダンスユニット「earth child」がダンスを披露したところ、「自分の運営するこども食堂イベントでも踊ってほしい！」といったお声をいただきました。

 

このほかにも、山口市内のこども食堂開催時にBGMとして流したところ、参加していた小学生から「ぼくたちのテーマソングができた！」と喜ばれ、運営者からも「こどもたちと一緒に踊りたい…！」とダンス指導の要望をいただき、手応えを感じております。

 

 

デリシャスダンスユニット「earth child」によるダンス披露の様子

 

全国300か所のこども食堂にダンスDVDを贈ります

 

「地球子供食堂〜つながりんがリングプロジェクト」では、『地球子供食堂』を通して、全国のこども食堂に、歌とダンスを届ける活動を実施してまいります。

 

 

 

『地球子供食堂』の取り組みは、「誰一人取り残さない」を掲げるSDGsの目標のうち、

 

1. 貧困をなくそう＝こども食堂の支援

3. すべての人に健康と福祉を＝ダンスで健康増進を図る

 

を進めるとともに、命をいただく…食のありがたさを歌うことで、食品ロス削減や〈食べること〉と〈命のつながり〉を学ぶ食育にも役立てられるよう、活動の場を積極的に広げていきたいと思っています。

 

 

クラウドファンディング挑戦理由とご支援金の使いみち

 

昨年からのコロナ禍で、全国各地のこども食堂は、以前のようには開催できない日が続いています。現在困窮家庭が増えるなか、弁当配布などの支援を続けているこども食堂もあります。

 

1日も早く新型コロナウイルス感染症が収束し、以前のように、こども食堂をにぎやかに開催したいと皆祈っています。

 

コロナ禍で人と人のつながりが希薄になっている今だからこそ、私たち「地球子供食堂〜つながりんがリングプロジェクト」は、こどもと地域をつなぐ支援の拠点としての「こども食堂」を歌とダンスで応援していきたい。

 

そのために、クラウドファンディング挑戦を決意しました。

 

 

*2022年5月末までに、全国のこども食堂300か所にダンスDVDを寄贈し、オンラインダンスレッスンを5回以上実施することを以って、プロジェクトを終了とします。

 

 

歌とダンスの力を知っている私たちだからできること

 

「こども明日花プロジェクト」のこども食堂でボランティアをしていた男性が、学校帰りの小学生から挨拶され、「誰だろう？」とわからずにいたところ、「こども食堂のおじちゃんでしょ。楽しかったよ！」と言われ、「こどもからとても元気をもらった」と話してくれたことがありました。

 

食事を共にする時間は、こどもたちのためだけでなく、大人も含めた地域の人たちが元気になれる交流の場なのです。

 

2015年に開催された「ねんりんピック山口」でメインアトラクションの演出・振付も務めたREI･KOは、ダンスを通して…。演奏家・音楽家として、数々の公演や作品を届けてきた「Castle in the Air」は、音楽によって…。

 

私たちは、あらゆる世代の人たちが交流を深める場づくりに携わってきました。

 

ママフェス in 新山口でのステージの様子

 

町のお祭りや小さなイベントで、歌とダンスがはじまれば、そこにいる人たちの笑顔が輝き出す…！

 

そんな光景を、何度も目の当たりにしています。

 

『地球子供食堂』は、こどもから大人までみんなで楽しめる歌と踊りです。

 

全国のこども食堂に集うこどもたちや運営メンバーの皆さまと、この歌とダンスを共有することで、誰かと一緒においしく食べる喜びとともに、誰かと元気に歌い踊る楽しさを分かち合えるのを心待ちにしています。

 

全国の「こども食堂」の応援テーマ曲として『地球子供食堂』を届ける、「つながりんがリングプロジェクト」へのご支援をよろしくお願いいたします。

 

 

 

実行委員メンバーよりご挨拶

 

■ Castle in the Air ｜ピアニスト  谷川公子・ギタリスト  渡辺香津美

 

かねてより気にかけていた「食」の問題をよりはっきりとしたメッセージとして…！映画「こどもしょくどう」との出会いをきっかけに、格差や貧困という概念から切り離し、食に纏わる繋がりの場として、こどもも大人も意識が変わるような歌（＝SONG）がつくれないか？そんな想いから生まれた『地球子供食堂』とつながりんがリングプロジェクト。すべての命にとって大切なものが分け隔てなく与えられるように。そして、それは決して、誰かが誰かにやってあげる、という一方的なものではなく、相互に与え合い、それぞれの命を輝かせることが出来るのだと、このプロジェクトを通して伝えていきたいと思っています。

 

 

Castle in the Air｜プロフィール

ピアニスト・谷川公子がギタリスト・渡辺香津美と共に2007年に結成したユニット。同名アルバムに代表される谷川公子のオリジナリティーあふれる楽曲をフレームにした渡辺香津美の豊かなギターが彩る世界は、いわゆるJAZZのイディオムとは一線を画したアプローチによる新感覚インストゥルメンタル・ミュージック。 『日本で最も美しい村連合』へのテーマ曲の提供など、音楽による社会貢献をライフワークとする。

 

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■ REI･KO ｜Studio Ray  代表（リル・レイ・ダンススタジオ主宰）

 

“こどもたちの未来に…私たちができること…” 2015年にCharity Ray Projectを立ち上げ、赤い羽根共同募金「募金百貨店プロジェクト」に参加。以来『D（＝Dance）の力』で自分の町をよくする！をモットーに、様々な活動に取り組んできました。つながりんがリングプロジェクトでは、地域の人々の絆を繋ぐ架け橋として、音楽とダンスがその一助となり、全国のこども食堂の支援の輪を広げることができたら…！そんな想いを同じくするCastle in the Airさん、こども明日花プロジェクトさんと共に活動を進めていきたいと思っています。

 

 

Studio Ray｜プロフィール

リル・レイ・ダンススタジオを中心に、舞台づくりを通して『こどもたちのすこやかなこころとからだを育む』を理念に、2004年より活動を続けています。ダンス・アート・演劇とのコラボレーションの他、地域発信型の舞台を企画上演。地域の偉人（吉田松陰）をモチーフにしたオリジナルミュージカル「SHOWIN」は、観光振興にも活用されています。スタジオでは“Livable Life（生きがいのある人生）”を提案…。世代を越えた人々の地域交流の場としての役割も担っています。

 

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■ 児玉頼幸 ｜認定ＮＰＯ法人山口せわやきネットワーク（こども明日花プロジェクト）代表

 

昨年からのコロナ禍で、全国のこども食堂はこれまでどおりの開催が難しくなっていますが、それでも万全の感染防止対策での実施や、弁当配布やパントリーなど苦労や工夫をしてこどもたちを支えようと懸命に取り組んでいます。この新型コロナが収束して、再び以前のようにみんなでおしゃべりをしながら楽しく食べる「こども食堂」が１日も早く再開できるように『地球子供食堂』の歌とダンスで、全国の仲間たちにエールを送りたいと考えています。多くの皆様のご理解とご支援・ご参加をよろしくお願いします。

 

 

認定ＮＰＯ法人山口せわやきネットワーク（こども明日花プロジェクト）｜プロフィール

NPO法人山口せわやきネットワークは、山口市内でこどもたちの支援に取り組んでいます。2018年からこども食堂の運営を開始。困難を抱えるこどもたちや親（家庭）は自分たちだけでは解決できないため、「地域」がその家庭を支援する必要があると考えています。「地域がこどもたちを見守り支える仕組みづくり」に取り組む中で、「こども食堂」がこうした家族と地域をつなげる場の役割を果たせるよう、県内でのこども食堂の普及促進のために、中間支援を行っています。

 

 

 

プロジェクトに関する留意事項

 

○ クラウドファンディングでのご支援は、税制控除にはなりませんのでご注意ください。

 

○ 支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。

 

○ リターンにつきましては、プロジェクト達成後は、既にご支援いただいたコースから別のコースに変更することはできませんので、ご了承ください。

 

○ 支援時に回答いただく質問項目への回答は支援確定後、変更できません。

 

○ ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。