子供達に動物の命の尊さを伝えるべく紙芝居と絵本冊子を作りたい

 

 

 

子共達に、動物の命の尊さを伝えたい。 殺処分のない日本を目指して！

はじめまして。
漫画家かなつ久美と、犬ブロガーのチコママです。

 

チコママ：

愛護センターから譲り受けた元野犬のひなと暮らしています。保護犬の可愛さを伝えるべく、日々ブログを更新中。愛護センターのことをもっと知ってもらえるようにブログで情報発信したり、仲間とイベントを企画・実施したりしています。

 

かなつ久美：

10年間、保護犬の仮ママボランティアをしています。今は段ボール箱に入れられて捨てられていた老犬のマルプー♀と両後ろ脚が変形していて捨てられたポメラニアン2歳♂と暮らしています。お金儲けのために軽い気持ちで犬を産ませ、そして結局捨てられてしまい、苦しむ犬たち。そんな現実を子どもたちに知ってもらい、命を大切に思う社会を目指したい！

 

今は月1チャリティイベントで似顔絵色紙や「イヌバカ！」やグッズを売ってスペイクリニック（不妊去勢専門病院）を友人と建てるべく頑張っています。

 

 

今回、みなさまのご支援金によって「動物の命の尊さ」を子どもたちに伝えるツールとして紙芝居と絵本冊子を作成したいと思っています。絵はかなつ久美が、文章はチコママが担当します。「愛護」「啓発」というと重々しいイメージがありますが本作品は子供たちも受け入れやすい可愛らしいイラストで残酷なシーンは一切ありません。（現実を描いた切ないシーンはあります）

 

1人でも多くの子どもたちが命の大切さを理解し、捨てられるペットを1頭でも減らすことができればと思っています。皆様のご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

犬ブロガーのチコママと、漫画家のかなつ久美。動物愛護活動家の二人が協力タッグ。命の大切さを子どもたちに伝える絵本冊子を作ります！

 

動物愛護の活動をはじめたきっかけ

 

チコママ：

6年前に、とても可愛がっていた柴犬チコを病気で亡くした後、ひどいペットロスに陥りました。「犬と触れ合えたら…...」と思って動物愛護イベントへ出かけるうちに、保護犬たちの実情を知ることになりました。私のように、知ることで心を動かされる方は多くいるはず。そして、みんなで集まれば、きっと何かが変わるはず。そう思い、福岡市動物愛護管理センターから譲り受けた愛犬「ひな」との日々をブログに綴ることにより「野犬の子でもなつくこと」や「保護犬の可愛さ」をリアルに発信しています。

 

また、行政とタッグを組み、新たな愛護イベントも企画・開催しました。スタッフは全員「同じ思いを抱いている」という理由だけで集ったメンバーです。今後も新たなイベントを企画中。色んなことにチャレンジし、保護犬たちのために動くことが、6年前に亡くなり、天国で元気に過ごしているチコへの恩返しになったらいいなと思っています。

 

 

かなつ久美：

4年前に13歳で亡くなったポメラニアンのりんごちゃんを我が家にお迎えしてからわたしのワン生は変わりました。こんなに可愛い天使たちが殺処分されたり、狭い檻で一生を過ごしているのかと思うと、居ても立ってもいられなくなり、「特定非営利活動法人ALMA（アルマ）」で仮ママボランティアをすることにしました。

 

仮ママボランティアとは、里親さんが見つかるまでの間、保護犬や保護猫を預かるボランティアのことをいいます。10年ほど前からにALMAに仮ママスタッフとして所属し、これまでに23頭ほどの預かりっ子を里親様の元に送り届けました。

 

次々にくるボロボロでトラウマを負いながらも人間を許してくれて笑顔でなついてくれる子たち。預かりっ子にお散歩の仕方を自ら教えるということをするりんごちゃん。ワンコたちのその崇高な魂を目の当たりにして、捨てるのも救うのもわたしたち人間、なら強力な救う側にまわってやろうと決心しました。虹の橋でりんごちゃんに再会したときに誇れる自分でいたいというのも原動力です。

 

プライベートでは「動物愛護ポスター」を描きSNSで流しています。数千ものシェアをしていただき、活動家さんたちはパネルにして駅前啓蒙活動などに使ってくださっています。絵なら残酷ではなく、子どもにも見せられるということで今後も続けていきたいと思っています。

 

月1の「WEWISHチャリティイベント」では似顔絵を色紙に描き、収益の一部を寄付しています。ブログでは我が子に迎えた元保護犬のふたりが段ボール箱に入れられてボロボロで捨てられていたこと、両後ろ脚が変形してブラブラだったことなどを綴り、現実を知ってもらえるように頑張っています。最近は音楽ならすんなりと入っていくかなと思い、保護犬SONG[ボクらに値段をつけないで～保護犬からのメッセージ～]を作詞したのでこれも広めたいと思っています。

 

 

 

二人が出会ったきっかけ

 

チコママ：

出会いはブログでした。お互いのブログの愛読者で、愛犬に対する想い、愛情、そしてその子を失った後のペットロス.....その全てに対する気持ちが、ものすごく共通していました。ブログを通じて、やり取りをする様になり、今回も「子ども達に命の尊さを伝えたい」という想いをお互いに抱いていたということで、それぞれが絵や文章を担当し作品を作ろう、世に広めよう、というはこびになりました。

 

ちなみにチコママは昔から、かなつ先生の大ファンだったので今回のご縁をありがたく、そして何だか不思議に感じています。ワンコ達がつないでくれたご縁だと思っています。

 

 

かなつ久美：

チコ姉が亡くなったと知った時は泣きました。今でも時々読み返して泣きます。そしてなんと野犬の子を迎えてくれた時には飛び上がって喜びました。誠実で犬愛が強く発信力のある方が保護犬を迎えてくれることがどんなに大きいことか！　あの時の感激は忘れません。そして都会暮らしのわたしの保護犬活動と「野犬を迎えるということ」の違いを改めてリアルに考え教えていただきました。今回の紙芝居もわたしひとりなら「野犬たちの母」に思いを馳せるまでには至りませんでした。でも根底の志が同じなので一緒に啓蒙をしていくことはごく自然でご縁なのだと思います。虹の橋でチコ姉とりんごちゃんも喜んでいると思います。

 

 

 

「愛おしい命が、人間の手により奪われている。」 その現実を、子どもたちに知って欲しい。そして共に考えて欲しい。

 

2018年度の殺処分頭数は約3,800頭。20年前は約63万頭、10年前は27万6千頭であったことを踏まえると（全国の犬・猫の殺処分数の推移参照）、一見、順調に減ってきているように思えますがこれは「行政が把握できている数字」です。流通の途中や繁殖の場で、ひっそりと命を落とす子も沢山います。また、ボランティアの元で出会いを待つ保護動物も沢山います。こうした公には知られていない実情を変えていかないと「命」を守ることはできないと思われます。

 

今の子どもたちの住宅環境の関係等もあり、犬猫に触れる機会も持たない子も多くいます。その結果、身をもって命の重みを実感できる機会が少ないと思われます。学校の授業で殺処分される動物の話を聞き、その時は「可哀そう」と感じてもその感情を実体験として持ち続けるのは難しい、と教育者の方にお聞きしました。

 

また、行政や教育の現場で「命の授業」への取り組みは始まっていますが、適当な教材があまりないのが現状で、紙芝居や絵本の種類が限られており、同じものばかりを用いた授業になっているとうかがいました。

 

そこで、今回、子どもたちに命の大切さを伝える新たな紙芝居と絵本冊子をつくることにしました。現に幼稚園等の教育の現場から「教材をつくって欲しい」とのお声もいただいています。ないなら作ろう、そして世に出そう！そう思い、本プロジェクトを立ち上げました。

 

 

できれば、実際に動物を授業に連れていきたいところなのですが、場所が限られたり、動物に負担がかかったり、スケジュールの問題、動物アレルギーの子がいるといった制約があります。教材を用いた授業であればいつでもどこでも開催でき、誰でも参加できます。

 

「命の大切さ」は小さな時に学ぶことが大切です。しっかりと根付いたその心は、家族やお友達など、自分以外の存在に対する思いやりの心にもつながると思います。

 

 

 

皆様からいただいたご支援で、動物愛護の教育に使う紙芝居と絵本冊子をつくりたい。

 

皆様からいただいたご支援で、2020年11月30日までに動物愛護の授業に使う紙芝居を100部と絵本冊子を300冊作成します。今回は野犬の親子愛を描いた『お母さんは空にいる』と、殺処分される犬の気持ちを描いた『もしボクに尻尾がなかったら』の二つの物語を用意しました。

 

 

 

どちらも内容は事実を元にしていますが、残酷な描写はありません。イラストもプロの漫画家によるもので愛らしいです。教育の現場や愛護イベント等、いろんな場面で使っていただけるようにPRもどんどんしていこうと考えています。

 

＜絵本冊子概要＞

『お母さんは空にいる』『もしボクに尻尾がなかったら』（※二つで一冊）

発行部数：300部

A5サイズ・約60ページ・フルカラー・無線綴じ・表紙はコート紙（ニス加工）

絵：かなつ久美

お話：チコママ

 

 

 

子ども達に命の尊さを伝えたい。 その先にあるのは、殺処分がなくなり、他人に優しい世の中。

 

本プロジェクトを通して伝えたいのは、動物たちの命の尊さです。動物にも自分たちと同じ「心」や「感情」があり、泣いたり悲しんだりすることを物語を通して伝えます。それは「殺処分ゼロへの道」だけではなく、「自分以外の存在への思いやりの心」の育成につながると思います。

 

目指すゴールは殺処分のない日本です。犬達の「心」を知れば、安易に捨てたりできなくなるはずです。絵本冊子や紙芝居は、それを伝える手段です。

 

怖い、汚いというイメージを持たれがちな野犬たち。信頼していた家族に捨てられ、命を落とす子たち。そんな犬達が持っている「本当の気持ち」を子どもたちに伝えたい。

 

その手段として今回、紙芝居と絵本冊子を作成することにしました。プロジェクトが達成し、作品が完成したら自身や協力して下さる愛護団体さん達のSNSでどんどんPRしていきます。学校の道徳の授業や、行政主催の啓発授業、そして色んな愛護イベントに活用していただけるよう、精一杯拡散していきます。

 

声なき動物たちの代弁をしたい。

 

その願いをどうか、みなさんのお力で実現させて下さい。何卒、宜しくお願いいたします。

 

 

---

※本プロジェクトは、[お名前を絵本冊子・紙芝居に記載する]リターンがありますが、条件の詳細についてはリンク先（https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix）の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。