地域を元気に!人文社会学系ゼミによるソーシャルイノベーション

支援総額

1,309,000

目標金額 1,200,000円

支援者
96人
募集終了日
2019年6月28日

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プロジェクト本文

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目標達成しました!

ご支援いただいた皆さまありがとうございました!

 

 

立命館大学産業社会学部 永野ゼミの挑戦

フィールドワークを通じて“生きた学び”を

 

初めまして。立命館大学産業社会学部の永野聡と申します。

 

私が担当するゼミは、「ソーシャルイノベーション」と「ソーシャルデザイン」を研究テーマにしたゼミで、2019年4月新しくスタートしました。

 

どのような研究テーマなのかもう少し説明させていただくと「地方都市における社会課題」です。最先端の社会課題(高齢者の生きがい創出、伝承料理、伝統芸能の承継、震災復興など)に学生たちに向き合ってもらい、最新の技術を使って、実践を通して学びを深めていき、解決に挑戦してもらいます。

 

シェアリングエコノミー研究の議論風景

 

本や講義だけでは学べない情報を現地で集める。

 

各大学にはよりますが、理工学系とは違って人文社会学系は、「研究室」という単位がない場合が多いです。

 

理工系は、研究室に予算が計上されることがありますが、人文社会学系はゼミという単位で、大人数所属するのが一般的です。したがって、予算をあまり計上できないという構造的な問題を抱えているため、学生のフィールドワークへの補助費が潤沢ではありません。

 

一般的に学生が1回フィールドワークをするための費用は宿泊費(滞在日数分)+往復交通費が掛かります。

 

例えば、福井県の場合、宿泊費6,000円/日+往復交通費8,000円(京都⇄福井)となります。日帰りですと現地滞在時間は5時間にも満たないため、出来れば1泊以上はしたいところです。現地でのフィールドワークが12時間以上取れると、インタビュー調査やワークショップなどの様々なプログラムを地域住民に提供することが出来ます。

 

そこで今回、そのための費用を皆様にご支援いただくためにプロジェクトを立ち上げました。

 

このプロジェクトは、永野聡ゼミ全体で取り組んでいます。シェアリングエコノミーも1つの研究テーマとして取り組む学生たちには、ある意味今回の挑戦自体が一つのフィールドワークだと思っています。

 

私、永野とゼミ生の挑戦を応援してください!よろしくお願いいたします。

 

SDGsワークショップ集合写真

 

各地域の研究テーマ

地域が抱える課題を現地で考える

 

私は、学生たちは現地に通って学びを深める必要があると考えています。地域に足しげく通うことで、住民の方々との信頼関係が構築され、生きた学びができると実感しています。これは大学内(教室、研究室など)では実現できません。


具体的にフィールドワークを実施する場所としては、福井県永平寺町、三重県志摩市、宮城県名取市で、ジェロントロジー(老年学)、シェアリングエコノミー、エリアマネジメント(まちづくりや地域経営)の視点から実際に現地での調査研究を進めています。

 

ここからは、学生たちにそれぞれの詳しい研究テーマについて説明してもらいます。

 

 

三重県志摩市
担当:ジェロントロジー研究チーム

 

三重県志摩市を対象としたジェロントロジー研究では、現代社会における少子高齢化社会を背景として、ご高齢の方々が、これからの生きがいをどう獲得するか、どのようなエピローグを迎えたいのか、などといったオーラルヒストリーの手法を活用して向き合います!

 

地域の病院や自治会と協力し、インタビュー調査を実施し、その調査結果を踏まえ、高齢化社会に対してどのような対策を講じることが出来るのか、皆で考えていきます。

 

地域の資源は、地域社会に生きる人々であるため、地域社会を総体的に理解するために必要なアプローチであると考えております。


また、私たちが志摩市内を縦横無尽に歩き周り、生活する地域の方々では気づかない志摩市内の魅力や改善点を発見し、アウトプットする活動も行います!加えて、病院における空間の改善や退院後暮らす場所の改善など、まち全体の環境を改善するライフイノベーションのラボ(実験室)も検討していきます。

 

オーラルヒストリーのアプローチは、「相手の視座に立って話を聞いて証言を残すこと」。一つの枠に当てはめずに、声をあげる一人一人のストーリーを先入観なく聞くこと、地域の方と寄り添いながら大切に学んでいきたいと思っています。

 

白熱するジェロントロジー研究チーム

 


福井県永平寺町

担当:シェアリングエコノミー研究チーム

 

地方部には、そこでしか知られていない地域資源(伝統料理や伝統芸能)が多く秘められています。

 

一方で、その地域資源を承継する担い手が不足している現状も存在しています。この課題を解決するためには、「体験を通した承継」が必要なのではないかと私達は考えています。

 

そのために、シェアリングエコノミーの各種プラットフォームを活用して地域の魅力を発信、地域に存在するまだ見ぬ魅力に触れることでそこの良さを知ってもらうことから地域資源の承継を目指しています。このプロジェクトを通して、本気で地域に貢献していきたいと考えています!

 

地域でひっそりと知られている魅力と出会うためには、現地に赴いてヒアリングを重ねることが必要不可欠です。皆さま、どうか応援よろしくお願いいたします!

 

地域資源の承継に関するヒアリング風景(シェアリングエコノミー研究チーム)

 
宮城県名取市

担当:震災復興エリアマネジメント研究チーム

 

永野先生は、宮城県名取市閖上地区で約30年前から日曜・祝日に開催されていた「ゆりあげ港朝市」を支援する立場として、朝市の設立から運営まで、全体に関するマネジメントを担い、復興デザインや地域貢献を行ってきました。

 

 

日本国内に目を転じると少子高齢化の中、地方部での定住人口の促進に向けた交流人口の増加が課題の一方で、名取市閖上地区におけるこれまでの震災復興という経験は、防災教育の拠点としての魅力を発信する事を可能としています。

 

しかしながら、同地区で進行している各種施設は各々に建設され、地域ブランディングを見据えた地域マネジメントが難しくなってきています。

 

そこで、これからの同地区を持続可能な場とするために、戦略的なPM(プロジェクトマネジメント)を仕掛けることを目的とし、地域と連携しながらの活動をします。

 

チームメンバーの一人は、大きな災害を何度か経験し、それらの復興の過程には多くの方々のご支援をいただいた経験があり、関係性を何よりも大事に、より良いものを作り上げます。よろしくお願いします。

 

震災復興レクチャー風景(震災復興エリアマネジメント研究チーム)

 

 

学生と進める「ソーシャルイノベーション」

現地で地域の方と共に学びながら、つくる

 

地域の方の力を結集し、立場を超えて新しいプラットホームを組織し、スピード感を持って活動を実施していく、これがまちづくり復興の策だと思っています。

 

学生たちには、フィールドワークを通じて複雑な地域社会の課題を捉える力と具体的な解決策を提示する力を身につけて欲しい。学生も一社会人であると捉えています。社会人としての振る舞いも身につけ、若者としての柔軟な発想とガッツ溢れる行動力を発揮して欲しいです。

 

また、理工系のように世の中の根底から変えるイノベーションがおきるような動きは起こせるかわかりません。しかしながら、人文社会学系は、“ソーシャル”のイノベーションは起こせる素養があると思います。

 

各研究フィールドの社会課題の解決に向けて、全力で取組む学生の姿を多くの方々に知っていただきたいです。

 

ご支援、応援のほどよろしくお願いいたします。

 

SDGsワークショップ風景

 

資金使途

 

フィールドワーク費(往復交通費、宿泊費):2,471,000円
レンタカー代:525,100円
HP整備費:300,000円
成果報告書(モノクロ+カラー):232,956円

 

必要な金額は、350万円以上となります。

クラウドファンディングでご支援いただいた資金をこの一部に充てさせていただきます。

 

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プロフィール

立命館大学産業社会学部に2019年4月新しいゼミがスタートしました。永野聡准教授が担当する「ソーシャルイノベーション・ソーシャルデザインゼミ」=永野ゼミです。地方都市における社会課題に関して、実践を通して学びを深めていきます。 所属ゼミ生は、学部生18名、大学院生1名です。 日々、ソーシャルイノベーション・ソーシャルデザインの議論をしています。

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リターン

10,000


【学生に1回でも多くのフィールドワーク実施できるように!】成果のご報告。プロジェクトブック(2019)の送付いたします

【学生に1回でも多くのフィールドワーク実施できるように!】成果のご報告。プロジェクトブック(2019)の送付いたします

■お礼のメール
■各プロジェクトの進捗報告
■各プロジェクトの1年間の活動内容をまとめたブックをお送りいたします。
■HPにお名前記載
※掲載するお名前を教えて下さい。ご希望されない場合は、なしと記載をして下さい。

※印刷会社のスケジュールによっては、ご送付に遅延が発生する可能性がございます。
あらかじめご了承ください。

支援者
49人
在庫数
130
発送完了予定月
2020年4月

3,000


【学生のサポーターに!】お気軽一口ご支援

【学生のサポーターに!】お気軽一口ご支援

■お礼のメール
■各プロジェクトの進捗報告
■HPにお名前記載
※掲載するお名前を教えて下さい。ご希望されない場合は、なしと記載をして下さい。

支援者
38人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年9月

30,000


【がんばれ永野ゼミ!】1年の活動結果を報告会で発表いたします!

【がんばれ永野ゼミ!】1年の活動結果を報告会で発表いたします!

■お礼のメール
■各プロジェクトの進捗報告
■報告会のご招待(各プロジェクトの1年間の活動結果を報告させていただきます)
■HPにお名前記載
※掲載するお名前を教えて下さい。ご希望されない場合は、なしと記載をして下さい。

※実施する日程について決まり次第、ご連絡いたします。
※1年間の活動結果のご報告となるため、2020年4月から6月の間で開催予定です。

支援者
6人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年6月

50,000


【ソーシャルイノベーションについて語ります】永野が出張講演いたします

【ソーシャルイノベーションについて語ります】永野が出張講演いたします

■永野が講演に伺います(地域課題の解決方法をソーシャルイノベーションからアプローチします。事前にリクエストをお寄せいただければ、出来る限りお応えできるように努力いたします。)
■HPにお名前記載
※掲載するお名前を教えて下さい。ご希望されない場合は、なしと記載をして下さい。

※実施場所、日程については要相談。
※交通費は別途実費をお支払いください。宿泊が必要な場合も別途手配ください。

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年6月

100,000


【永野ゼミと一緒にソーシャルイノベーションについて考えてください!】出張ゼミナールの実施

【永野ゼミと一緒にソーシャルイノベーションについて考えてください!】出張ゼミナールの実施

■普段実施している永野ゼミを体験してもらう、出張ゼミナールを開催します!
90分があっという間に感じてしまう体験を提供します!

■HPにお名前記載
※掲載するお名前を教えて下さい。ご希望されない場合は、なしと記載をして下さい。

※実施場所、日程については要相談。
※教育関係者様、自治体ご担当者様、自治会様の応募を歓迎いたします。

支援者
1人
在庫数
9
発送完了予定月
2020年6月

プロフィール

立命館大学産業社会学部に2019年4月新しいゼミがスタートしました。永野聡准教授が担当する「ソーシャルイノベーション・ソーシャルデザインゼミ」=永野ゼミです。地方都市における社会課題に関して、実践を通して学びを深めていきます。 所属ゼミ生は、学部生18名、大学院生1名です。 日々、ソーシャルイノベーション・ソーシャルデザインの議論をしています。

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