製本作業風景です！

■本日昼過ぎに、スクリーン本田さんにルキノのカバー印刷を受け取りに行ってきました。こってりと透明インクがのっており、思わず触りたくなるようなカバーになりました。
 

　その足で、太洋社さんの製本工場へ向かい、本文の製本作業に立ち会うことができました。私も数多の印刷会社の現場を見てきましたが、こんな大きな製本工場は見た事がありません。圧巻の機械群なのです。
　私がコート系用紙に黒ベタ印刷のデザインを施したために、作業者の方の指紋が着いてしまうのです。現場のベテラン職人さんから若手作業者への「手袋をしろ！」の厳しい声が飛びます。本屋さんで値段を見て、「高いな〜買えんな〜」と思う事がよくありますが、こういった現場を見たり、取材から本屋に並ぶまでの工程をつぶさに体験すると、何と易い製品だということが分かります。働く者の意識、設備投資、労働時間に対する対価と、購買者の側にたった場合の価格認識の差違は驚くほどに違うことに気付かされます。

　明日、本の完成となります！

もう少しで、皆様のお手元に届きますので、楽しみにお待ちください。