寄付総額
目標金額 10,000,000円
- 寄付者
- 7人
- 残り
- 74日
応援コメント
プロジェクト本文
もくじ
ー
命と健康をつなぐ心臓カテーテルシステム
迫り来る老朽化の波
皆様からいただく寄付の使いみち
広大なこの土地で、命と健康を守り続けていくということ
プロジェクトメンバーからの意気込み
応援メッセージ
税制上の優遇措置について
プロジェクトにおける留意事項
ページをご覧いただきありがとうございます。留萌市立病院 院長 高橋 文彦です。
留萌市立病院は北海道北西部、日本海に面した留萌二次医療圏の地域センター病院およびへき地医療拠点病院です。当院は「地域にねざした信頼される病院」を理念に掲げ、自治体病院として地域住民に安全で質の高い医療を提供するために全力で取り組んでおります。
特に内科系では、急性冠症候群(心筋梗塞や不安定狭心症)などの循環器救急疾患に迅速に対応できるよう医師およびメディカルスタッフの充実と診断機器などの整備に努めてまいりました。
そんな中、私は循環器内科医として留萌市立病院に勤務して15年目になります。心筋梗塞を始めとする動脈硬化性の疾患は生活習慣病の要素が大きく、高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満、喫煙などの危険因子が蓄積してある日突然発症するものです。私たち循環器内科医は日々の外来で生活指導や薬物治療で動脈硬化性疾患の発症予防に努めていますが、急病となられた患者さんには迅速に治療を提供できるよう、日々準備しています。
当院は留萌医療圏で急性冠症候群の緊急治療を実施できる施設として地域に貢献しており、留萌市内で発生した患者さんのみならず、50km以上離れた北部からの搬送例も少なくありません。
当院でこのような患者さんを受け入れられない場合、旭川市までの長距離搬送となり、時間との戦いである急性冠症候群の患者さんにとっては心機能へのダメージが大きくなるだけでなく命を危険にさらしてしまう可能性があります。このようなことは、決して起こしてはならないと考えています。
循環器救急疾患の迅速な診断と治療において、心臓血管撮影装置(以下心臓カテーテルシステム)は欠かすことのできない装置です。
当院では2013年に現行の心臓カテーテルシステムが導入されてから11年が経過し、これまで約380件(※2)の治療にあたってまいりました。
※2 冠動脈造影検査件数は年間約110件で、そのうち緊急を含む治療件数が40件前後です。このほか血管造影装置を使用する手術にはペースメーカ植え込み手術が年間約26件、透析患者さんのシャント血管治療(VAIVT)が20件前後あります。
最も遠い患者さんは、70km離れた地区から搬送され、命が救われた方もいらっしゃいます。
心臓カテーテル手術がつないだ命
医療の地域連携、そして救命へ。
とある3連休初日の18時ごろ、60代男性が自宅近くの仕事場で倒れたのを奥様が通報、救急車で20km離れた病院まで搬送されました。
男性は意識はありましたが胸痛を訴えており、血圧が低い状態(92mmHg)でした。搬送先の病院で急性心筋梗塞と診断され、留萌市立病院に転院搬送の依頼がありました。
その病院から留萌市立病院までの距離は50km。
男性は22時過ぎに留萌市立病院に搬送され、直ちにカテーテル室に移動。右冠動脈が完全閉塞していましたが、カテーテル治療により無事再灌流が得られ、救命されました。
治療後の経過は良好で、約3週間後に無事退院されています。
地域の皆様の「心臓の健康」を守り続けている大切な心臓カテーテルシステムがいま、更新時期を迎えています。
心臓カテーテルシステムの更新には、導入費や維持費など巨額の資金が必要となります。さらに急激な物価上昇で材料費や光熱費などの必要経費が上がりましたが、診療報酬の制度では価格に転嫁することができず、非常に厳しい病院運営を強いられているのが現状です。
現在当院で稼働している血管造影装置本体は、大きな不具合なく稼働しておりますが、2013年より稼働しており経年劣化が進み、もし何かトラブルが起きてしまった場合には、使用できなくなる可能性があります。
あわせて、心臓カテーテルシステムの中ですでに保守契約が切れているものが画像ビューワシステムです。画像ビューワシステムの心臓部であるサーバが故障し修理不能となった時点で、カテーテル検査・治療に多大な支障が出てしまいます。システムの計画的な更新を考えた時、真っ先に購入すべき装置が画像ビューワです。
地域センター病院の責務である救急医療を維持し、地域住民の命を守るために心臓カテーテルシステムの更新と機能充実は不可欠であると考えています。
そこで今回、はじめてのクラウドファンディングに挑戦し、地域の皆様のお力をお借りしながら新システムの導入を目指すことといたしました。
|寄付金の使途
第一目標金額:1,000万円
・総額1,500万円のうち、心臓カテーテルシステム導入費用の一部に充当
・クラウドファンディング手数料
本プロジェクトのスケジュール(予定)
・2025年4月以降 運用開始
更新予定の画像ビューワは、マルチモダリティ対応DICOM動画ビューワで、血管造影の画像だけでなく超音波検査や画像の解析も可能であるなど機能が充実しています。当院でのカテーテル治療の有用性だけでなく、冠動脈バイパス手術や弁膜症手術で高次医療機関に紹介・連携する場合にも、画像の出力やレポート作成などで威力を発揮します。
※本プロジェクトは、ご寄付総額が期日までに目標金額に届かなかった場合でも、必要金額分を当院の資金にて負担するなどして、必ず上記の実施内容の通り実行致します。
※プロジェクトの進捗状況次第では、スケジュールが前後する可能性がございます。その場合、ご寄付者様に報告の上、終了時期の延長の判断をいたします。一時的に中断・延期される場合であっても、寄付金は返金せず、プロジェクト内容に寄付金を充てて実行します。
北海道の地方病院は経営難に加え、深刻な医師不足と看護師不足に悩まされており、当院も例外ではありません。
留萌市の人口は2024年3月で18,405人、医療圏内の人口は約44,000人です。医療機能の集約化が進められていますが、人口規模が小さくとも医療圏が広大なため、一刻を争う循環器疾患に関しては、これ以上の集約化は困難です。
当院が循環器救急の砦となって、一人でも多くの命を救い、社会復帰させたいという強い思いで、この地区の地域医療に携わってまいりました。
北海道が策定した地域医療構想においては、医療圏域ごとに「効率的かつ質の高い医療提供体制を構築し、地域包括ケアシステムを構築することを通じ、地域における医療及び介護の総合的な確保を推進する」としていますが、急性期医療をしっかりと担う病院がなければ地域包括ケアシステムは成り立ちません。
また心臓カテーテルシステムは、地域センター病院における重要なインフラであると同時に、高度な技術を持った循環器専門医を招聘するためにも不可欠なものです。
留萌市立病院はこの地域にとって、無くてはならない病院だと自負しており、クラウドファンディングを契機に財政面だけでなく、病院の価値を高めることで、地域の皆様に還元してまいりたいと考えています。
今回のプロジェクトを通して、当院が留萌医療圏の中で循環器救急にかける想いを地域住民の皆様と医療関係者の方々に知っていただき、幅広くご寄付を賜われると幸いです。
何卒、ご寄付のほどよろしくお願いいたします。
院長
高橋 文彦
循環器内科医として留萌市立病院に勤務して15年目になります。広大な医療圏で発生する循環器疾患に対応する重責を日々実感しています。この地域の多くの患者さんを救ってきた心臓カテーテルシステムも更新の時期を迎えました。一刻を争う急性冠症候群の治療に心臓カテーテルシステムは不可欠です。また装置の更新は、高度の技術を持った医師の招聘にもつながり、地域住民の皆様の命と健康を守ります。是非、ご支援の程、よろしくお願いいたします。
循環器内科部長
小泉 雄人
循環器内科では、不整脈や心不全、心筋梗塞など幅広い疾患の診断、治療、予防を行っておりますが、中でも急性心筋梗塞は救命のために一刻も早い治療を要する急性疾患です。当院では速やかな治療を行えるよう万全を期しておりますが、この度の機器の更新にあたってはぜひ皆様のお力添えをいただきたいと存じます。ご寄付を何卒よろしくお願いいたします。
診療放射線科 診療放射線技師
大西 健太
私は放射線技師として画像検査で日々患者様と関わっております。胸部X線写真や冠動脈CT、心臓MRIに負荷心筋シンチなど心臓に関わる多様な検査があります。他にも様々な職種の人が関わり、循環器医療は成り立っています。今回プロジェクトチームはそんな多様な職種のメンバーで構成されており、皆さまにご寄付をお願いすることはもちろん、留萌における循環器救急について関心を持ってもらい、より深く知ってもらえるような取り組みを目指して活動していきます。院内も元気に飾り付けして行きますので楽しんでいただけると幸いです。
留萌市長
中西 俊司
留萌市立病院では、10月7日から留萌地域の医療を守るために、クラウドファンディングの取組を進めています。留萌の医療圏は、北は天塩町から南は増毛町まで南北150㎞、その中には天売島や焼尻島も含まれる広大な地域で、この地域で暮らす約4万人の生命を守っているのが留萌市立病院です。留萌市立病院は、この地域に暮らす住民が安心して生活できるよう、24時間の救急体制を敷いているほか、緊急手術や出産にも対応するなど、まさに留萌の地域医療を守る最後の砦です。「ふる里留萌」を守り続けるため、皆さまの暖かいご支援をよろしくお願いいたします。
留萌市立病院へのご寄付については、確定申告を行うことにより、税制上の優遇措置が受けられます。
●寄付金領収書の発行日とお手元に郵送される予定月
寄付金領収書はREADYFOR株式会社を通じて寄付金が留萌市立病院に入金された日付(2025年2月10日頃の日付)で発行いたします。領収書は2025年3月末までに「ギフトのお届け先」にご登録のご住所・お名前で送付します。寄付者がご住所の管轄税務署で寄付金控除を行う際の時期は、2025年(令和7年)の確定申告でのお手続きとなります。予めご了承くださいますようお願い申し上げます。
○所得税の優遇措置(所得税法第78条第2項第1号)
寄付金額が年間2,000円を超える分について、所得控除を受けることができます。寄付金額 - 2,000円 = 所得控除額(控除対象となる寄付金の上限額は、当該年分の総所得金額の40%です。)
○個人住民税(県民税・市町村税)の優遇措置
寄付金控除の対象法人として条例で指定している都道府県・市区町村にお住いの方は、翌年の個人住民税が軽減されます。都道府県・市町村により取扱いが異なりますので、お住まいの都道府県・市町村にお問合せ願います。
○法人の場合(法人税法第37条第3項第1号)
寄付金の全額を損金算入することができます。
▽ご寄付の前に、利用規約(https://legal.readyfor.jp/guidelines/others/terms_of_service/)を必ずご一読ください。
▽All in方式のため支援後の返金やキャンセルは、ご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。
▽ご寄付完了後のお届け先の変更はできません、お間違いのないようご注意ください。
▽ご寄付完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。
▽ご寄付に関するご質問はこちらをご覧ください。
▽ご寄付確定後にアカウント情報を変更した場合でも、ご寄付時に入力したお届け先の宛名と住所は変更されません(個別にご連絡いただかない限り、原則としてご寄付時に入力いただいた宛名と住所にギフトをお送りさせていただくことになります)のでご注意ください。
▽ページ内の画像、写真はすべて、特別な許諾をいただいております。無断転用はお控えください。
- プロジェクト実行責任者:
- 留萌市立病院 管理者 島田 泰美 院長 高橋 文彦
- プロジェクト実施完了日:
- 2026年3月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
いただいた支援金は留萌市立病院が主体となり、心臓カテーテルシステム導入費用に充当させていただきます。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 自己資金にて対応いたします
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ギフト
5,000円+システム利用料
5千円のご寄付
・寄付金領収書
・お礼のお手紙
※寄付金領収書(2025年3月末までに送付します。領収書の日付はREADYFORから当院へ入金される2025年2月の日付になります。領収書のお名前/送付先ご住所は、寄付お申込のお名前/ご住所になります。)
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- 2025年12月
10,000円+システム利用料
1万円のご寄付
・寄付金領収書
・お礼のお手紙
・当院ホームページへのお名前掲載(ご希望制)
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30,000円+システム利用料
3万円のご寄付
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・お礼のお手紙
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50,000円+システム利用料
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100,000円+システム利用料
10万円のご寄付
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・お礼のお手紙
・当院ホームページへのお名前掲載(ご希望制)
・院内ポスターへご芳名の掲載(ご希望制・中サイズ)
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300,000円+システム利用料
30万円のご寄付
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・お礼のお手紙
・当院ホームページへのお名前掲載(ご希望制)
・院内ポスターへご芳名の掲載(ご希望制・大サイズ)
※寄付金領収書(2025年3月末までに送付します。領収書の日付はREADYFORから当院へ入金される2025年2月の日付になります。領収書のお名前/送付先ご住所は、寄付お申込のお名前/ご住所になります。)
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500,000円+システム利用料
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・お礼のお手紙
・当院ホームページへのお名前掲載(ご希望制)
・院内ポスターへご芳名の掲載(ご希望制・特大サイズ)
※寄付金領収書(2025年3月末までに送付します。領収書の日付はREADYFORから当院へ入金される2025年2月の日付になります。領収書のお名前/送付先ご住所は、寄付お申込のお名前/ご住所になります。)
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1,000,000円+システム利用料
100万円のご寄付
・寄付金領収書
・お礼のお手紙
・当院ホームページへのお名前掲載(ご希望制)
・院内ポスターへご芳名の掲載(ご希望制・特大サイズ)
・感謝状のご送付
※寄付金領収書(2025年3月末までに送付します。領収書の日付はREADYFORから当院へ入金される2025年2月の日付になります。領収書のお名前/送付先ご住所は、寄付お申込のお名前/ご住所になります。)
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- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年12月
プロフィール
自己免疫性神経疾患|自己抗体測定による早期診断から治療につなげたい
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- 3,680,000円
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脊椎内視鏡手術の技術を次世代へ継承したい|育成体制の構築にご寄付を
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- 10,000,000円
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- 17日
快適な待合環境を患者さんに。病院リニューアルに向けご寄付を!
#子ども・教育
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- 9,893,000円
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- 160人
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#医療・福祉
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- 9,869,000円
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#子ども・教育
- 総計
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- 4,829,000円
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- 24日
予兆なく命を奪う腹部大動脈瘤。臨床研究から治療法への光を見出したい
#医療・福祉
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- 3,581,000円
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- 24日