最大瞬間風速26m！悪天候と大雪で倒壊した室内練習場を再建したい！

▼自己紹介

　はじめて、伊藤英樹です。現在、漁業を営みながら、北海道留萌高等学校野球部後援会の会長を務めております。

　留萌市は、北海道の北西部に位置した「数の子」で有名な街で、留萌高校は過去に甲子園出場経験がある市内唯一の高校でもあり、野球部は留萌周辺地域の子どもたちだけで活動しています。そんな子どもたちに少しでも貢献できればと、この役職を引き受け活動しています。

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

　北海道は一年の半年、雪に埋もれた生活を強いられます。特に留萌地方は全道平均を上回る毎秒5秒台の風速や1mを超える積雪など冬は暴風雪の激しい土地で北海道民には「陸の孤島」と評されることもしばしばです。

　そんな折、今年２月には数十年に一度の暴風雪に加え、大雪が重なり除雪が追い付かず市内唯一の室内練習場(ビニールハウス)が倒壊してしまいました。

　このビニールハウスは地元の方々や保護者、選手が解体したものを手作りで一から作り上げた思い入れのある施設です。

　何とか再建したいと考え、たどり着いたのが皆様のお力をお借りするクラウドファンディングだったのです。

▼プロジェクトの内容

　今回のプロジェクトでは、皆様からご支援をいただいてビニールハウス(室内練習場)を再建します。

　再建するハウスは、長さ50m、幅12m、高さ5mからなり、地面に転圧をかけた後、防草シートを張った上で人工芝を張り巡らしたものとなります。

　また、人工芝を張ることで、冬の間、小さな子どもたちでも安心して活動できる場を作ることにもつながります。

　三年前に留萌高校と留萌千望高校が統合され、新生留萌高校が誕生した際、旧留萌高校野球場より解体した資材を地元の皆様や保護者、選手が一丸となり約２㎞の道のりを運び手作りで移設された市内唯一のビニールハウス(室内練習場)を再建し、留萌高校野球部にとっても古豪復活への足掛かりにしてもらいたいのです。

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

　皆様のご支援で再建された室内練習場は、留萌高校の選手だけでなく、地域の子どもたちにも解放していきます。

　北海道では年々、子どもたちの野球人口が激減していますが、留萌周辺では高校時代、野球部に所属し地元に就職した方々が少しでも野球人口を増やし、地元の野球熱を高めようと男女を問わず子どもたちに野球を指導してくれています。そんな方々への貢献も含め、冬は1m以上の積雪になる土地で活動するには欠かせない室内練習場の再建で地域貢献を目指します。

　そして、再建していただけるビニールハウスで地域に根付いた継続的な野球選手の育成及び生涯スポーツとしての場の提供を進めていきたいと考えています。将来的には、野球だけでなくケガの危険性が少ない人工芝の室内練習場で様々な種目に取り組む子どもたちの活動の場になればと思っています。

 

※コロナウイルス感染症の影響により、プロジェクトの進行が遅れる場合がありますが、遅延の場合でも、時期をずらし必ず実行します。(半年に渡る冬期間に必須の施設であるため)

 

※万が一、プロジェクトが中止になった場合でも代替用途を考えず、時期をずらし必ず実行します。(半年に渡る冬期間に必須の施設であるため)

 

 

 

 

 

▼プロジェクト終了要項
オープン完了予定日    
2021.10.31

建築・改修場所    
北海道留萌市千鳥町4-91
北海道留萌高等学校野球場

建築・改修後の用途    
長い冬の期間に高校生だけでなく、地域の子どもたちにも安心して活動してもらう場の提供