プロジェクト概要

沖縄に生まれ、沖縄で生きている私たちが、

沖縄で音楽をなりわいとしています。

 

私たち琉球交響楽団は20年の歳月をかけて

この地に

オーケストラ文化を根付かせてきました。

 

そして、これからは

若い演奏者を育て共に歩んでいきたい。

この活動をより多くの人へ発信していきたい。

 

沖縄の風土がもたらした独自の文化や芸能

私たちのDNAに刻み込まれたリズムと記憶を

オリジナルのオーケストラ音楽へと昇華させる

 

私たちの音を

沖縄の風を感じるように

誰にでも気軽にきいてもらえるように

2020年春、CDリリースを決定しました。

 

沖縄で育まれたオーケストラ音楽を

身近に。

より多くの皆さまに。

 

 

1: はじめに

 

はじめまして、私たちは特定非営利法人琉球交響楽団(略称:琉響)といいます。沖縄初のプロオーケストラとして2001年に正式に活動をスタートしました。

 

楽団員は地元沖縄で活動している演奏家で構成し、年2回の定期演奏会の他、小・中・高等学校での音楽鑑賞会などを行っています。

2016年より大友直人氏を音楽監督とし、聴衆とのふれあいを大切に、県民に親しみ愛され、国際色豊かな沖縄県の顔となる交響楽団を目指し活動しています。

 

現在、オリジナル曲を収録したCDを2020年に発表したいと計画しています。沖縄のオーケストラの演奏による、沖縄ならではの音楽……。この20年の想いを全国、いえ、世界中の皆さまに聴いてもらいたいと考えています。

 

このクラウドファンディングではみなさまにも、CD制作チームの一員として琉響に加わっていただき、一緒になって作って頂けないかと考えております。どうぞご支援・応援をお願いいたします。

 

 

2: 巡ってきたチャンス

 

■待望だった2枚目のCD

 

私たちは14年前の2005年、沖縄で親しまれている「芭蕉布」や「てぃんさぐぬ花」などの曲をオーケストラ音楽に編曲した、最初のアルバム「琉球交響楽団」をリリースし、これまで販売してきました。

1stアルバムとなった「琉球交響楽団」

 

一方で、近年の定期演奏会では、お客様から「次のCDはいつ出来るのですか?」とお声をかけていただくようになりました。

 

期待の声も大きい中、楽団員の中でも新たなCDを作りたいという気持ちがどんどんと膨れ上がっていきました。

 

そんな中、私たちに、ついに2枚目のアルバムを制作するチャンスが巡ってきました。最初のアルバムを作って下さったレーベル、リスペクトレコードの高橋さんと、音楽監督の大友氏が沖縄と琉球交響楽団を愛する熱い想いで意気投合。是非、一緒に新しいCDを創ろうと話しがまとまりました。

 

 

■全曲オリジナル。沖縄スピリットのつまったオーケストラ音楽を!

 

新しく作るCDは、すべて書き下ろしのオリジナル曲にします。私たちの沖縄の文化を大切に想う心、肝心(ちむぐくる)に寄り添った作品にしたいと思ったからです。

※肝心(ちむぐくる)とは人の心に宿る、より深い想いというような意味

 

そのために、四季を感じさせる沖縄古来からの風習と、沖縄の伝統音楽のメロディを用い、四季折々の楽曲に仕上げる予定です。

 

作曲は琉球交響楽団第30回定期演奏会で新曲「航海記~Voyage」を書き下ろし、好評を博した萩森英明氏。TV番組「題名のない音楽会」で編曲家としても大活躍しています。「航海記」はその後、群馬交響楽団の定期演奏会でも取り上げられ、その音楽性は高く評価されました。


 

 

アルバムテーマ

「沖縄の四季」

 

沖縄には琉球王国時代から続く特有の文化が色濃く残っています。その風景を音として紡ぎます。

 

琉球開闢 かいびゃくの神話と旧暦の1月20日、二十日正月 はちかそーがちで用いられる民謡を素材にした序章から音楽は始まります。

 

春は《浜下り》(はまうい)~沖縄では旧暦の三月三日、大潮の日に女性が浜に出て遊ぶ風習があり、その様子を描いています。沖縄民謡「谷茶前 たんちゃめー」のメロディが楽しい海辺を想い起させます。

 

夏は《エイサー》~沖縄の盆踊りとも言うべきエイサーを題材に、エイサーでは定番で用いられる音楽、「仲順流れちゅんじゅんながり」「久高節 くーだーかー」などのメロディが散りばめられます。

 

秋は《十五夜》~十五夜を歌う沖縄民謡「サーサー節」、わらべ歌「花ぬ風車 はなぬかじまやー」をモチーフにして、十五夜、風車祭をイメージしています。

 

冬は《祈り》~これまで用いられたメロディが再び出てきて、一年を思い返し感謝の祈りを捧げます。静かで穏やかな曲調です。

 

 

沖縄では今でも旧暦の行事を大切にしています。琉球芸能は今でも生活の中に息づいており、とても身近なものです。例えば、結婚式の余興の幕開けは、必ずと言って良いほど、身内や親戚がお祝いの舞として、琉球古典舞踊「かぎやで風」(かじゃでふう)を踊ります。また、お祝いの席ではみんなでカチャーシーを踊り、喜びを表現します。

 

 

 

■ウチナーンチュのアイデンティティー

 

そのような沖縄の風習、育まれてきた音楽、リズムは私たちの身体に深く馴染んでいます。そのような文化は私たちのアイデンティティーであり、誇りです。この沖縄の文化を音にのせて新しい作品を創造すること、それを多くの皆さまにお届けすることは、私たち琉球交響楽団にしか出来ない、大事なミッションだと考えています。

 

そして、生演奏が届けられない皆さまにも、沖縄のオーケストラによる沖縄独自の音楽をお届けして、聴いて頂きたい……。そのためにもCDを作りたいと、関係者は熱い気持ちを抱いています。CDが完成しましたら、興味を持って下さった方々にも気軽に聴いて頂くことが出来ますし、沖縄を想って下さる世界中の方々、遠く故郷を離れて暮らすウチナーンチュ(沖縄県出身)の皆さんにも、どこか懐かしさを感じて頂ける音楽をお届けすることが可能になります。

 

従来のクラシック音楽の枠にはまらない、沖縄の文化を音にのせて皆さまへお伝えする、ユニークで親しみやすく楽しめる作品となります。沖縄に根ざした、オーケストラの音と作品を皆さまに!

 

 

3: 誇りと、苦悩と。

 

沖縄生まれ・沖縄育ちのプロオーケストラ

 

2001年、沖縄県立芸術大学の当時音楽学部教授であった故祖堅方正(そけん・ほうせい)氏の「沖縄の地に本格的なオーケストラを作りたい」との思いから、賛同するメンバーと共にプロのオーケストラとして設立されました。

 

というのも、全国でもめずらしい公立の芸術大学があるにも関わらず、プロオーケストラが無いことから、輩出した優秀な音楽家は県外や海外へと出て行くしか道がなかったのです。

 

現在の楽団員は34名。メンバーは沖縄県芸の卒業生や沖縄県出身者など、主に沖縄で活動する音楽家で構成されています。当初の考え通り「沖縄育ち」のオーケストラとして沖縄県民のため、特に子ども達への音楽教育活動に力を注いでいます。

 

 

 

詳しい活動の内容といたしましては、年2回の定期公演の他、「0歳児からのコンサート」、学校公演、県内外からの依頼公演、沖縄の伝統音楽家とのコラボレーション作品の創出などの公演を行っています。さらに、県内各支援団体と協力した無料音楽塾などのボランティア事業も積極的に行いながら、認定NPO法人の取得を目指しています。

 

そして、創立当初は年間10回程度だった演奏会も、近年では80公演と大幅に増加、活動が充実するにつれ、新聞やラジオ、テレビなどのメディアに取り上げて頂く機会も増えてきました。また、沖縄県の助成事業を活用することで、離島公演も度々開催、この20年弱で多くの沖縄県民の皆さまと音楽を通して触れ合うことが出来ました。

 

全国規模の公演といたしましては、2017年度文化庁共同制作事業オペラ「トスカ」において、沖縄公演の管弦楽演奏を務めるという、大変名誉な機会にも恵まれました。お陰様をもちまして、多くの方々のご支援を賜り、好評を得ることも出来ました。

 

 

事業拡大における兼務の厳しさ

 

しかしながら、通常のプロオーケストラとは違い、琉響は公的な資金援助は受けられておりません(*注)。そのため、運営、資金集め、広報活動、事務作業、楽譜の準備、楽器の運搬など様々な業務を演奏者が兼任して楽団は成り立っている厳しい現状があります。現在、事業が多くなっていることから兼務による業務の繁忙さは、楽団員にとって、かなりの負担となっています。

 

さらに、琉響はまだ固定給ではなく歩合制となっています。そのため、音楽教室を掛け持ちしてアルバイトをする楽団員も少なくありません。

 

それでも私たちは「生のオーケストラ」の響き、オーケストラ音楽の魅力をまだ聴いたことのない沖縄の人々に届けたい、素晴らしさを体感してもらいたい!と、その気持ちだけで、仲間と支え合いながら音楽の持つ力を信じ、代表の祖堅氏が亡くなったあとも音楽監督の大友直人氏と一緒に、どうにか活動を続けて参りました。

 

※注 一般的なプロオーケストラの平均的な収入内訳は1/3が都道府県などからの公的資金援助、1/3がチケット収入、1/3がスポンサー収入となっています。

 

4: CD制作メンバーになりませんか?

 

このような状況下でのCD制作は、決して容易いものではありません。特にオーケストラ音楽のCD制作には膨大な費用が必要となります。ですが、残念ながら私たちには自主制作としての予算はありません。

 

そこで、是非、沖縄のオーケストラだから出来る、沖縄文化をテーマにした新しいCDの制作をみなさまにも一緒に手伝って頂けないかと考えました。クラウドファンディングで資金を集め、想いの強い皆さまに一緒にCD制作に参加して頂く事で、皆さまの気持ちが込められた、尊いCDになるのではと考えたからです。

 

>> CD制作に伴う費用

 

・ホール借用料および付帯設備費

・レコーディング機材費

・録音&ミックスエンジニア費

・マスタリング費

・スタッフ 交通・宿泊費

・指揮者、作曲家、県外エキストラ 交通・宿泊費

・作曲料

・指揮料

・演奏者謝礼

・アルバム撮影代

・アルバムジャケット&ブックレットデザイン費

・アルバムジャケット&ブックレットデザイン印刷費

・解説原稿料

・文字校閲料

・パート譜作成料

・楽譜印刷製本費

・プロモーションのための交通費

・Readyfor手数料、返礼品代金等

 

計:約750万円

 

まずはこのうち350万円を皆さまのご協力・ご支援で実現したいと願っています。どうか、ご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

 

 

5: 海の向こうへ、そして次の世代へ

 

沖縄県という地理的な条件から、私たちの演奏を多くの方々に届けるにはどうしても限界がありますが、CDの制作が出来れば、全国、世界中の、より多くの方々に演奏を聴いて頂くことができます。

 

琉球交響楽団の名前が全国、そして世界中に伝わることは、私たち琉球交響楽団にとって自信と誇りになります。

 

また、沖縄県芸を卒業しても沖縄県内にはまだまだ、音楽を生業とする安定した就職先が少ないという現状があるため、卒業生のほとんどは、音楽以外の道か、もしくは沖縄県を離れていってしまいます。そんな現状に、地元のオーケストラとしてどうにか出来ないかという気持ちでいっぱいです。

 

 

このCD制作をきっかけに、琉球交響楽団が認知され、応援して下さる方々が増えましたら、琉球交響楽団の運営の安定にも繋がり、若い演奏家たちにより多くの演奏の場を提供することができます。

 

音楽を志している若者にもっと「夢」を持ってもらいたい。クラシック音楽の普及や次世代の育成といった面でも、今回のプロジェクトは絶対に成功させたいと考えています。

 

どうぞ応援をよろしくお願いいたします。

 

 

音楽監督:大友直人氏より皆さまへメッセージ

 

 

 

作曲家:萩森英明氏より皆さまへメッセージ

 

 

 

楽団員より皆さまへメッセージ

 

コンサートミストレス 阿波根由紀

 

 

琉球交響楽団は沖縄県にあるオーケストラです。
青い海と空に囲まれて緑豊かな暖かい島で生まれ育ち、この愛する島で音楽を奏でています。県民に愛されるオーケストラを目指して大友直人氏と共に研鑽を積んできました。この度、ご縁をいただいた萩森英明氏の作品にのせて「琉響の音」をさらに日本全国、世界中のたくさんの皆様に聴いていただき、琉響を知ってほしいと願っています。このCD制作を成功させてその夢を叶えたいです。


皆様のご支援を心よりお願い申し上げます。


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