2月21日(水) 進捗報告・動物紹介・イベント紹介～カピバラ風呂への長い道のり～

皆様、こんばんは。

当園のクラウドファンディングにご支援いただき誠にありがとうございます。

 

本日の進捗報告をいたします。

2月21日(水)12時現在　351名　の方に　￥7,069,000円　のご支援をいただいております。

 

昨日の同時刻から10名以上の方にご支援いただきました。

当園の素朴さや温かい雰囲気が気に入ったとコメントがあり、私も初めて訪れた時にはアットホームでどこか懐かしい感じがするな～と思いました。

今ではサファリは自宅、動物たちと職員たちは家族も同然です 笑

 

今回は現在ふれあいパークで開催しているカピバラ風呂と、カピバラたちがお風呂に入ってくれるまでの長い道のりを紹介します。

今日は昨日と打って変わってとても寒いので…

 

カピバラは南アメリカのアマゾン川流域を中心とした、温暖な水辺に生息しているということは、以前に紹介しました。

当園ではふれあいパークと、ウォーキングサファリゾーンでカピバラを展示していますが、どちらの放飼場にもプールを設置してカピバラたちの生息環境に近づけています。

カピバラは泳いだり、休んだりするだけではなく、水辺で排泄をしたりもするので、プールはなくてはならないものなのです。

 

夏、プールに浸かるふれあいパークのカピバラたち

 

秋、足元をプールに入れるウォーキングサファリゾーンのカピバラ

 

そのプールを使って、カピバラたちの特性を活かした方法で、お客様に楽しんでいただこうと企画担当者たちが打ち出したのが「カピバラ風呂」なのです！

 

まずは放飼場の生い茂った草木を剪定し、給湯器を設置したり、打たせ湯のための配管をしたりしました。

そしてカピバラが入れるくらいの大きなたらいを用意しお湯を満たして準備万端！

 

さあどうぞ！

なにこれ？状態のカピバラ

 

急に自分たちのエリアに知らない物が置いてあったので、不審そうに見つめるだけでした。

ここから、ふれあい担当のレンジャーガイドたちの努力の日々が始まりました。

 

まずはたらいに慣れてもらおうと、プールの中ではなく上流の方へたらいを置いて、エサの青草で誘導してみました。

おっかなびっくりですが、なんとか脚をつけてくれました！

 

そして少しずつプールの方へ…

寒い中、頑張って誘導していたレンジャーたち、私も撮影しながら頑張れ！と念じます。

 

1ヵ月以上、毎日少しずつ馴致をかさね…

 

やっと入ってくれるようになりました！

 

オスのアポロがたらいに入ることが多いですが、同じくオスのロッテとパピコも時々入っているようです。

 

向かって左の方のたらいに入ることもあります。

 

カピバラたちが温かいお風呂に入ることは、人間と同じで肌の保湿効果やリラックス効果があることを期待しています。

 

カピバラ風呂はこれからもしばらく開催しています。（終了時期は園の公式HPやX(旧Twitter)などでお知らせします。）

13時頃がお湯がたまってカピバラたちがお風呂に入りやすい時間です。

群馬は良い温泉がたくさんありますので、カピバラたちがお風呂に入る様子を見た後は、皆様もお風呂に入るなんていうのも素敵ですね♪

 

今すぐお風呂に入りたいけど、今日はまだお風呂までの道のりが長い皆様、毎日お疲れ様でございます。

そんな方のために、短いですがカピバラ風呂の映像をお届けします！

打たせ湯の滴る音、立ち上る湯気、カピバラがお風呂に浸かる様子をご覧ください♪

 

 

 

ご支援募集期間終了まで　残り　8日　となりました。

 

群馬サファリパーク一同、最後まで全力で精進してまいります！

 

引き続きご支援賜りますよう、どうかよろしくお願い申し上げます！

 

守りたい！命を育む世界！そして未来へ

 

 

群馬サファリパーク