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さいたま市で突風が吹き、屋根が飛ばされました。

上空に強い寒気が流れ込んだため、

関東地方を中心に大気の状態が非常に不安定になっています。

昼すぎまで晴れていたさいたま市では、

午後3時ごろから天気が急変しました。

突如、雨が降り始め、

風向きが東から西へ大きく変わるとともに、

最大瞬間風速13.2mの突風を観測しました。

午後4時半現在も関東の広範囲に竜巻注意情報が出されていて、

4日夜いっぱいは急な雷雨や激しい突風などに注意が必要です。

竜巻の成因は完全には解明されていません。

発達した積乱雲の中の風の回転運動が地上に達すると

竜巻になると考えられています。

日本での陸上の竜巻発生確認数は

１９９１年から２００６年の平均で１３個です。

竜巻発生時には、頑丈な建物に避難することが一番です。

もし、屋外で、逃げ込める建物がない場合は、

近くの水路やくぼみに身をふせ、

両腕で頭と首を守る姿勢をとりましょう。

竜巻注意報発令時には、

くれぐれもお気を付けください。