支援総額
目標金額 2,500,000円
- 支援者
- 315人
- 募集終了日
- 2021年10月28日
【緊急支援】レバノンの人道的危機にご支援を
#国際協力
- 現在
- 652,000円
- 寄付者
- 66人
- 残り
- 23日
「なまけものの通りみち」となる生物回廊農園を共に作り育てましょう!
#国際協力
- 総計
- 54人
保護されるカラスのDNA鑑定を継続したい
#環境保護
- 現在
- 399,000円
- 支援者
- 34人
- 残り
- 39日
一刻を争う命と向き合うために。傷病野生鳥獣を救う医療機器の導入へ
#医療・福祉
- 現在
- 1,869,000円
- 支援者
- 164人
- 残り
- 36日
緊急支援|レバノン空爆による避難民に寄り添う支援を
#国際協力
- 現在
- 414,000円
- 寄付者
- 43人
- 残り
- 23日
難病【門脈体循環シャント】生後約4ヶ月のぜん吉にご支援のお願い
#動物
- 現在
- 378,000円
- 支援者
- 53人
- 残り
- 7日
NPO法人札幌カラス研究会の活動費を維持したい
#環境保護
- 総計
- 23人
プロジェクト本文
終了報告を読む
<<<<< プロジェクト達成のご連絡・御礼 >>>>>
ご支援者の皆様
お世話になっております、オーガニックmamanの木村です。
8/31にスタートしたクラウドファンディングですが、48日目に目標額である250万円に達し、プロジェクトが達成されました。
ご支援いただいた方、応援してくれた方、また、移植に携わっていただきました関係者の方、本当にありがとうございました。
プロジェクト開始前、移植費用の総額400万円に対し、どのくらいの額をクラウドファンディングの目標金額にするかとても悩みました。もともとは私たちの「わがまま」からスタートしており、本当に皆さんにご支援いただけるか、本当に支援が集まるのか、不安の中、250万円という額を設定しました。
クラウドファンディングスタート時はまずは私たちの知り合いにプロジェクトの開始を連絡し、できる限りの支援のお願いをしました。インターネットを介した不特定の方からの支援というクラウドファンディングの特徴にも期待しつつ、多方面に宣伝も行いました。
ですが、スタートダッシュはあったものの、毎日増えていく金額に対し、まだまだ目標額には遠く、250万円という高額な目標額は間違っていたんじゃないかと不安になる毎日でもありました。
結果的にしいのみ園の関係の方や地域の方を始め、多数の支援があり、プロジェクト期間終了1週間前にして、300名を超える方からのご支援を頂ける結果となりました。
クラウドファンディングを検討しているときに、まさか300名もの方からの支援がいただけるとは思ってもいませんでした。
ご支援いただいた方、応援してくれた方、また、移植に携わっていただきました関係者の方に感謝するばかりです。
本当にありがとうございました。
プロジェクトは無事に達成されましたので、支援いただきました方は、リターンの到着をお待ち下さい。
なお、プロジェクトは10月28日(木)午後11:00まで続きます。引き続きのご支援、応援をいただければと思います。
この度は、本当にありがとうございました。
オーガニックmaman
木村 恵子
≪インターネットでのご支援が難しい方はこちらをご覧ください。≫
▼自己紹介
埼玉県新座市の静かな住宅街で『オーガニックmaman』という焼き菓子屋を営んでいる木村恵子と申します。
お店の隣に樹齢約60年の桜の木ソメイヨシノが立っていました。
シンボルツリーとしてお客様を一緒にお迎えしていました。
家族にとっても大切な木で、春の季節はとてもきれいなピンク色の花を咲かせ、こどもたちの門出を祝ってきました。
-桜とともにこどもたちの門出を祝う-
東京の練馬区と隣接しているとは言え、昔は自然豊かな街で、大きな木もそれなりに立っていましたが、都市開発も進み家ばかりになり、大木が立っているのは我が家のみ。
鳥や虫たちの憩いの場所にもなっていました。
この度、土地売買の為に伐採を余儀なくされそうになり、子供の頃から桜を見て育った私はなんとか伐採を避けようとこの1年間、夫と共にがんばってきましたが、わたしたちの力及ばず、桜が立っている場所に私道が通ることが決まってしまい、桜を伐採することになりました。
この桜はこの近辺の土地と家族の守り神と思っているので寿命を全うしてもらいたいと心から思っていました。
なので、伐採ではなく移植の道を選びました。
今回、みなさまには移植費用約400万円の一部をご援助いただけないかと、プロジェクトを立ち上げました。
-移植を待つ、今夏の桜-
▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ
私の実家の敷地内にこの桜の木はあります。
その桜の木の横に20年前に家も建てさせてもらい、3年前には焼き菓子屋をオープンさせました。
毎年春になると綺麗な花が咲き、わたしたち家族はもちろん、隣人や道行く人々たちを楽しませてくれたり癒してくれたりしていました。
夜にはライトを設置して夜桜も楽しませてもらいました。
日差しを避けてくれていたので、家の温度も随分違っていたと思います。
-2016年春 ライトアップした桜-
子供のころは自然豊な街で、大きな木が立っている家もけっこうあったのですが、都市開発などでどんどんなくなっていき、今では大きい木はうちの桜の木一本です。
鳥や虫たちも避難場所的になっているようで、桜の木に集まってにぎわっています。
不思議と昔から人が集まる場所でもありました。
実家だけでなく私達の家もたくさんの人が集まってきます。
桜はただただまって立っていましたが人を集めたり、この土地や家族を守る神様のような存在だと思います。
-2007年春 友人たちと-
土地の税金の支払いが大変な為、両親が土地売買を決めたのは1年以上前でした。
隣の住人の方々から開発行為の了承をなかなか得ることができず、何度も交渉してみましたが、了承を得ることができませんでした。
なんとか近隣トラブルにならず自分たちの敷地内に公衆用道路を作ろうとすると今度は市の了承を得られず土地売買がなかなか進みません。
唯一の案として桜の立っている所に私道を通す案だけが土地売買が成立すると言うのです。
樹齢60年以上の桜ですが、樹木医の佐々木 知幸さんに健康状態を診てもらったところ、とても元気でまだまだ生きてくれるとお墨付きを頂いただけにショックは隠しきれませんでした。
親不孝と知りつつ、「土地売買を踏みとどまって欲しい」とお願いもしてみましたし、他の案もいろいろ考えて見ましたがいっこうに聞き入れてもらえませんでした。
それどころか、父は「人間より植物を大切にするのか?」と怒るばかりで平行線をたどる一向でした。
両親も決して桜の木を心から伐りたい訳ではないようですが、生きていく為には仕方がないと割り切ってしまったようです。
親の気持ちも重々わかるので、自分たちのわがままを押し通すことは諦めました。
それでも桜の命を自分たちの手で終わらす事はどうしても考えられなかった私達は移植を考えるようになりました。
SNSで呼びかけたり、樹木医の佐々木さんに協力してもらい移植先を一緒に探してもらいました。
ただでさえ大きい木を受け入れてくださるところはなかなかありませんでしたが、千葉県千葉市にある『社団福祉法人 心友会 しいのみ園』さんが手を挙げてくださいました。
『社団福祉法人 心友会 しいのみ園』
https://shinyuukai.jp/shiinomi/
『しいのみ園』さんは知的障害者支援施設です。
桜の移植予定場所は、入所者さん達が運動したり、散歩したり、バーベキューなども楽しめる憩いの場所にと、ちょうど整備し始めたばかりの土地です。
私たちが桜の移植場所を探していること、その桜に対する強い思いなどの話が心友会の理事長さんに届き、整備中のその土地にこの桜を思いとともに引き受けてもよいと、快く受け入れてくださることになりました。
桜はきっと『入居者さん達の心を育てるのに役に立ってくれるだろう』とおっしゃってくれています。
子供の頃からこの桜を見て育ち、結婚後は木の隣に家を建てさせてもらい、桜の木に守られながら生きてくることができました。
「一生を共にするんだ」と自然に思っていました。
お別れすることはとても悲しく思いますが、元気で生きてくれて誰かのお役に立ってくれるならそれだけでうれしく思います。
きっと、桜は『しいのみ園』さんのみなさんを守ってくれると信じています。
-『しいのみ園』さんの移植候補地-
▼社会福祉法人 心友会 武田様より
-社会福祉法人心友会 武田 昇さん-
社会福祉法人心友会理事長 武田と申します。私は千葉県千葉市で知的障がいを有している方達が、元気溌剌と生活できる施設を運営しております。
このたび、木村さんと樹齢60余年の桜の木のことを、当法人の理事を通じて知りました。お話を詳しく聞いていくうちに、ご一家とともに歩まれた思い出の詰まった桜の木を、何としても守りたいという気持ちが芽生え、現在進行中のプロジェクト「ふくろうの森」(仮称)のシンボルとしてうってつけではないだろうか?と考え、移植先として承諾させていただきました。
ふくろうの森は、入所者のみならず、近隣住民にも開放し、子どもやお年寄り、障がいを有している方等が集い、交流できる森になることを期待しています。その時に樹齢60余年の桜が見事に咲いている情景が目に浮かんだのです。
木村さんの桜に対する想いを引き継ぎながら、新たな場所で様々な人たちと触れ合い、樹齢100年を目指して「ふくろうの森」に大きな根をおろすことを願います。
▼担当樹木医 佐々木様より
-樹木医 佐々木 知幸さん-
・自己紹介
桜の診断と移植作業の全体コーディネートを仰せつかった樹木医の佐々木知幸です。
はじめて存在を知ったという方もいらっしゃると思いますが、「樹木医」は一般財団法人日本緑化センターが認定する樹木の診断・治療を行う技術者の資格で、文字通り、「木のお医者さん」です。私は2014年から樹木医の活動をスタートし、一般の住宅や街路樹の診断・治療や、新しく木を植える際に不健康な状態にならないよう予防に取り組んできました。
・このソメイヨシノを診断した経緯
今回、オーガニックmamanの建物を設計した建築家さんからのつながりで、この素晴らしいソメイヨシノと出会いました。当初「年老いた木だから倒れる危険性があるのではないか。健康状態を診てほしい」というお話で、外観診断をすることになりました。一見して、その大きさと力強さに感銘を受けました。十分な敷地でのびのびと育ち、木の形も大らかで魅力的でもありました。年老いたどころか、まだまだ元気に生きますよと太鼓判を押しました。しかし、残念ながらこの場所から移動せざるを得なくなり、夏場の移植という苦渋の決断となりました。
・今回の移植について
樹木の移植は、若い木であるほど成功率が高く、年老いた木、大きな木であるほど成功率が下がります。さらに、落葉樹の移植に適したタイミングは休眠している冬場です。しかも、本来なら1、2年かけて「根回し」という移植に耐えられるような根を出させる処置を行うことがベストです。今回は高さ8m以上、幹の太さは1m近くもあるとても大きな木で、しかも夏場に急いで移植しなければいけません。非常に条件が厳しいのは確かです。 一方で、幸いこの木は樹齢のわりには若々しい枝をたくさん出して葉も多く茂っている元気な状態です。夏場で根回しなしでも、生き延びる可能性に賭ける価値はあると判断しました。樹木医も人間の医者と同じく、得意不得意があります。私の専門は予防と体力を回復させる治療ですので、移植工事の経験が豊富な小島樹木医のチームに参加してもらい、作戦を練りました。夏場の移植の最大のリスクは脱水と高温により起こる障害です。枝葉を全て切り落として葉から水分が失われることを防いだり、断熱効果のある藁を幹に巻きつけて高温から幹を守ったり、移植先に良質の土を準備するなど万全の対策で移植工事に臨みます。正直、失敗する可能性もゼロではありません。けれども、そのリスクを最小にするべくしっかりと手を打っていきます。 今回の移植はもっとも難しい部類に入りますが、だからこそ、この桜を救うための技術を総動員することによって、経験がさらに蓄積され、次に同じ大きさの木を救う助けともなります。大きな木は、単独でも豊かな生態系を作り出すことができます。大きな木を守ることは私たちの生活を守ることにも繋がるのです。皆様のお力添えをいただけたら幸いです。どうぞ、よろしくお願いします。
※後日、より詳しくこれまでの経緯を記した記事を投稿いただきました。こちらをクリックすると新着情報にリンクいたします。
▼プロジェクトの内容
移植先を無事に見つけることができましたが、問題は山積みです。
急な展開で土地売買が成立してしまい、その後は展開が早く、予定より早く実家の建物の解体は始まってしまっています。
そして、一番の問題は桜の木が大きい為、移植費用が自分たちが考えていたより莫大な金額でした。
ひとつひとつ問題をクリアしてきたのに、最後の最後に費用の問題で生き詰まってしまい決断がなかなかできません。
もう何度も諦めようと考えましたが、ご神木と言っても過言ではない木を切ることはどうしてもできません。
何か方法がないかと調べていたら、同じようにクラウドファンディングで移植を成功させた方がいると知り、藁をもつかむ思いでクラウドファンディングに賭けてみることにしました。
移植費用は総計でおよそ400万円になります。
この移植はわたしたちの想いで決断したため、親からの援助はありません。
また、この地には残りませんので、春にわたしたちや近隣の方々を和ませることもできません。
ですが、現在の地でわたしたちや近隣の方々を長きに渡り見守り続けてくれた桜は、きっと移植先でも力強く生き続けてくれると思っており、しいのみ園に入所されているみなさんや職員、近隣の方々の心のよりどころになってくれると信じています。
『桜を救いたい、命をつなげたい、想いをつなげたい』
どうかこの想いに共感していただける方に、移植費用の一部(目標金額:250万円)を助けていただければと思います。
○ソメイヨシノ移植工事費用(一部)
・移植の準備工事
(枝払い、幹の保護、鉄板敷設など) ¥500,000
・移植工事/掘り取り
(パワーショベルによる掘り取り、クレーンによる荷揚げなど) ¥1,000,000
・移植工事/大型トラックによる運搬 ¥500,000
・移植工事/植え付け
(クレーンによる荷下ろし、パワーショベルによる整地など) ¥500,000
合計 ¥2,500,000
▼プロジェクトの展望・ビジョン
今回、移植はクラウドファンディングのプロジェクト成功を待たず実行されます。
<スケジュール予定>
8月17日 下草片付けなど準備
8月18日 幹巻き、現場養生
8月26日 鉄板敷設、ユンボ搬入、枝下ろし
8月27日 掘り取り、根株巻き
8月28日 ラフター進入、木を倒す
8月29日 休み(予備日)
8月30日 積込、現場復旧
8月31日 千葉植え込み
9月 1日 千葉植え込み予備日
樹木医の佐々木さんも書かれたように、この季節の移植はベストではありません。
移植先で元気に育ってくれることを当然ながら望みますが、木も生き物、新天地で生き続けることが難しい事態も考えられます。
それでも『桜を救いたい、命をつなげたい、想いをつなげたい』
今回、ご支援頂ける方々には心ばかりの品をリターンさせていただきます。
どうか、わたしたちの想いをつなぐプロジェクトメンバーになってください。
よろしくお願いいたします。
『桜を救いたい、命をつなげたい、想いをつなげたい』
▼リターンについて
ご支援頂ける方々には当方オーガニックmamanの各種焼菓子をお手紙とともに送らせていただきます。
焼菓子のリターンを履行するために必要な菓子製造業の営業許可はすでに取得済み(指令朝保第1-338号)です。
プロジェクトが目標金額に達成した場合は、コロナウィルスの影響やその他要因で「リターンが中止」になることはありません。ですが、場合によっては延期や遅延が発生する可能性もございます。その際は個別にご連絡させていただきます。
【プロジェクト終了要項】
●寄贈するもの
ソメイヨシノ
●寄贈個数
1本
●寄贈完了予定日
2021年8月25日
●寄贈先
社会福祉法人 心友会しいのみ園
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
埼玉県新座市の静かな住宅街で焼き菓子屋「オーガニックmaman」を経営。ナチュラル素材でつくるからだにやさしいお菓子を販売しています。 オーガニックmamanの名前は、子ども達が小さい頃、近所のママ友たちと「安心して食べさせられるおやつを作って子どもと一緒にわいわい食べたいね」と立ち上げたサークルの名前でした。その名前を受け継ぎ、今ではお子さんから大人まで安心で楽しめるお菓子を作っています。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
3,000円
お礼のお手紙とmaman人気の味噌マドレーヌ
●感謝のお手紙
●味噌マドレーヌ 4個
原材料:国産小麦粉・卵・素精糖・なたね油・アーモンドプードル・味噌・BP(アルミニウムフリー)・メープルシロップ
- 申込数
- 148
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年12月
5,000円
お礼のお手紙とmaman自慢のシフォンケーキ1台(15cm)
●感謝のお手紙
●シフォンケーキ 1台(15cm)
原材料:国産小麦粉・卵・素精糖・なたね油・牛乳(プレーンシフォンの場合)
- 申込数
- 225
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年12月
3,000円
お礼のお手紙とmaman人気の味噌マドレーヌ
●感謝のお手紙
●味噌マドレーヌ 4個
原材料:国産小麦粉・卵・素精糖・なたね油・アーモンドプードル・味噌・BP(アルミニウムフリー)・メープルシロップ
- 申込数
- 148
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年12月
5,000円
お礼のお手紙とmaman自慢のシフォンケーキ1台(15cm)
●感謝のお手紙
●シフォンケーキ 1台(15cm)
原材料:国産小麦粉・卵・素精糖・なたね油・牛乳(プレーンシフォンの場合)
- 申込数
- 225
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年12月
プロフィール
埼玉県新座市の静かな住宅街で焼き菓子屋「オーガニックmaman」を経営。ナチュラル素材でつくるからだにやさしいお菓子を販売しています。 オーガニックmamanの名前は、子ども達が小さい頃、近所のママ友たちと「安心して食べさせられるおやつを作って子どもと一緒にわいわい食べたいね」と立ち上げたサークルの名前でした。その名前を受け継ぎ、今ではお子さんから大人まで安心で楽しめるお菓子を作っています。