【あと7時間】目が見えない状態で医療にかけてもらえなかった子猫。理解と優しさで動物の未来が変わります

 

いつも応援ありがとうございます。NPO Sakura Catのハイジです。

 

最終日、残り7時間となりました。皆さまの止まらないご支援の数々に改めてパワーを頂き、身が引き締まる思いです。

 

 

 

この子はとある餌やりの男性さんのもとで、お腹を満たしていました。

 

しかし、避妊去勢手術はされず、猫風邪もそのままで目が見えない状態に…。

（写真の左は医療に掛ける前、右はかけたあとです。こんなに変わります）

 

 

その近所の方から「猫が増え続けていてかわいそう」とNPO Sakura Catに相談が届きました。

 

 

 

現場に行くと、側溝にはいり猫風邪で目の見えない状態の子猫がたくさん…。このまま時間が経てば経つほど悲惨な状態になります。

 

 

子猫は殆どが猫風邪をわずらっており、急いで医療にかけてあげなければ死んでしまうことも多いです。

 

 

 

 

「子猫も医療にかけないと死んで行ってしまいますよ」

「増やさないように避妊去勢しませんか？」

 

とお願いしてみましたが

 

 

「生まれても死んでるから増えない避妊去勢なんかせんでええ」

となかなかわかってもらえませんでした。

 

 

「それなら治療だけでも連れて行かせてくださいね。」とごまかし、不妊去勢と医療をかけるため、病院へつれていくことに。

 

 

しかし、なかなか子猫がつかまりません。

 

 

 

お腹空いてないから捕獲器に入らず、捕獲に苦戦していましたが私が毎日苦戦していると男性が徐々に協力してくれるようになり、猫達を素手で捕まえてくれました。

 

 

 

一生懸命さが伝わってくれて良かったです

 

最後には

 

「本当は、子猫達も医療にかけてやりたかった」

 

とおじさんの優しさも知りました。

 

 

餌だけはあげていては、猫たちは幸せにはなりません。

 

医療にかけて、不妊去勢手術をする。これがセットです。

 

優しさも幸せも、時に毒になる、と猫達に教えてもらった現場でした

 

 

 

また、我々団体だけが頑張って捕獲しても、地域の方々の理解や知識が増えなければ、社会はかわっていきません。

 

保護活動と啓蒙活動はセットでなければいけません。

 

一人ひとりが不妊去勢の大切さ、医療にかけることの重要性を理解し行動することで、「野良猫のいない未来」は実現できると信じています。

 

 

理解しようとしない方に、根気強く伝えていくことは心が折れることもありますが、野良猫のいない未来を目指してSakura Catは啓蒙を続けていきます。

 

皆さまからいただいたお気持ちを糧に。

最後まで、ご支援・応援をどうぞよろしくお願いいたします。