戦場で暮らすウクライナのこどもたちに手作りの人形を届けたい

戦場で暮らすウクライナのこどもたちに手作りの人形を届けたい
目標金額の達成の有無にかかわらず実行者は支援金を受け取ります(All in 方式)。原則、支援のキャンセルはできません。支援募集は12月16日(月)午後11:00までです。

支援総額

93,000

目標金額 1,500,000円

6%
支援者
17人
残り
12日
目標金額の達成の有無にかかわらず実行者は支援金を受け取ります(All in 方式)。原則、支援のキャンセルはできません。支援募集は12月16日(月)午後11:00までです。

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プロジェクト本文

 

 

自己紹介

 

わたしたちは、『さくらちゃん』と名付けた手作りの人形を、戦場で避難生活を続けるウクライナのこどもたちに届ける活動をしています

 

 

中心となるのは、滋賀県大津市で約30年間にわたって手作りの人形を作り続けてきた作家、藤後俊子さん。

 

『子どもたちの笑顔を大人が消してはいけない。私が30年間、お人形作りをしてきたのはさくらちゃんのためだったと思う。できる限り続けていきたい』

 

そう語る藤後さんの想いに賛同する20名ほどの仲間たちが、この活動に参加しています。

 

 

2023年に活動を始めて以来、多くの方々のご協力をいただいて、2024年秋までに105人の「さくらちゃん」をウクライナのこどもたちのもとに届けることができました。

 

 

 

この手作りの人形が届けられるのは、ロケット弾の空爆にさらされる街です。その悲劇の戦地から、お礼にと、人形を抱いた子どもたちの笑顔の写真が、続々と藤後さんのもとに届いています。

 

『そのこどもたちの笑顔が何よりの励みになります』

 

(戦地でのプライバシー保護のため写真はモザイク加工してあります)

 

 

 

  『大人の事情で戦争に巻き込まれ、 厳しい状況に置かれた子どもたちが笑ってくれている。それだけで元気が出ました(藤後さん)

 

 

この活動はNHKの情報番組(「おうみ発630」2024年1月25日)をはじめ、たくさんのメディアに取り上げていただきました。

 

このようなわたしたちの活動の趣旨をご理解いただき、ぜひ今後の活動資金をご支援ください。

 

 

読売新聞

(2023年12月18日の記事)

https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20231218-OYO1T50029/

 

京都新聞

(2024年7月12日の記事)

https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1288456#goog_rewarded

 

中日新聞

(2024年2月26日の記事)

(2024年9月21日の記事)

https://www.chunichi.co.jp/article/961180

 

東京新聞

(2024年2月26日の記事)

 

 

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

きっかけは2023年2月。藤後さんの地元で催された「ウクライナ支援イベント」でした。

 

そこでウクライナから避難してきた女性、ユリア・ボンダレンコさんの講演がありました。彼女はロシアの侵攻開始後ドイツに逃れ、以前から関心のあった日本に単身で避難。京都で芸術活動を続けていました。

 

独学で学んだ流暢な日本語で母国の厳しい状況を伝える彼女の言葉を聞いて、藤後さんは胸を打たれ、講演後、思わずその時連れていた自作の人形を手に歩み寄りました。

 

 「私は何もできないけど、このお人形を知り合いの子どもさんに渡してください」

 

そう話しかけると、ボンダレンコさんは涙を流して喜んでくれたそうです。そのときの彼女の言葉を藤後さんは忘れないと言います。

 

「子どもたちに希望がなくなったら国の将来はない。お人形を抱っこさせてあげたい」

 

この言葉から、「さくらちゃんプロジェクト」はスタートしました。

 

 

 

プロジェクトの内容

 

ウクライナに贈る「さくらちゃん」は、子どもが抱っこするのにちょうどいい30センチ余りの大きさ。

 

「いろんなものを失った子どもたち。一生の財産になるよう最高のものを」という思いから、リバティプリントやレース、フェルトなど素材にこだわり、綿詰めから裁縫まで全て自分たちで手がけています。 

 

 

また人形には一体に一枚ずつ、次のようなカードを添えています。

 

 

ウクライナ語で

『あなたが大好きよ。ずっとあなたと一緒にいるよ』

『愛を込めて、日本より』

 

藤後さんの仲間たちが、ユリア・ボンダレンコさんから文字を教わって、異国の文字を何度も何度も練習して、ていねいに一枚一枚、綴っています。

 

そのユリアさんの働きかけで、この活動に協力してくださる方が幾人かウクライナにいらっしゃいます。

 

そういった方々の「か細い善意の糸」を手繰って、現地に人形を届けています。

 

ご迷惑がかかるといけないため詳細にお伝えすることはできませんが、例えば、協力してくださる方のおひとりは、戦争が始まってから、夫と離れ、単身海外に避難されました。

 

しかし国に残っている夫のために、時折生活必需品や食料をウクライナに届けていらっしゃいます。慎重に戦闘状況を見極めながら……。その際、わたしたちが日本からお送りした人形も一緒に運んで、現地のこどもたちに、一体一体、手渡してくださっています。

 

また、戦争が始まって以来、ウクライナに直接物資を届けることはできませんでしたが、つい最近、それが可能になり、ウクライナ在住の支援者の方にお送りすることもできるようになりました。

 

藤後さんは国連やユニセフ等を通じて送ることも考えたそうですが、このような小さな活動を尊重してくれるかわからず、それに何より、今協力してくださるウクライナの方々が、人形を一体一体手渡しでこどもたちに届けてくださっていること

 

それが一番大切なことなのではないかと藤後さんは感じています。

 

がれきの街を背景に、 「さくらちゃん」を抱っこする少女たちのお礼の写真が次々と送られてきます。 そのちいさな笑顔をひとつでも増やすために、 わたしたちはこれからも活動を続けます。

 

 

 

目標金額と資金使途

 

目標金額:150万円

 

目標金額の使途および実施内容

人形を制作し、それを支援者の手によってウクライナに届けます。合わせてこの活動を広くご理解いただくための広報活動、現地への御礼等に使わせていただきます。

 

活動実績

本プロジェクトは、以下の通り、すでに105体の人形をウクライナに届けた実績があり、支援総額が期日までに目標金額に届かなかった場合でも、目標金額分を自己負担するなどして、必ず上記の実施内容の通り実行致します。

 

 

 

最近では、男の子用の「くまちゃんも制作して、ウクライナに届けています。現地で女の子にばかり人形を手渡していると、男の子が自分たちも欲しい、欲しいとせがむのだそうです。

 

 

そうすると、男の子たちからも「くまちゃん」を抱いた笑顔の写真が送られてくるようになりました。

 

 

プロジェクトの展望・ビジョン

 

 

ウクライナ情勢は今なお予断を許さず、いつ戦闘が終了するのか

 

見通しは全く立っていません。

 

そしてこどもたちは、わたしたちの想像を遥かに超える、辛く過酷な日々を生きています。

 

わたしたちは、戦争が終わるまで、そしてその後も

 

ウクライナの子どもたちの笑顔のために、この活動を続けていきたいと思っています。

 

 

 

 

人形の制作費、輸送費を賄うために、現在、帽子型のマグネットやブローチなどを「さくらちゃんハット」として、1個500円で販売しています。

 

 

れまでも数多くの方々からお気持ちをいただいてきましたが、現地にはまだまだたくさんのこどもたちが人形の到着を待ちわびています。

 

しかし、人形の制作と募金活動を並行して行うには人手も時間も足りず、また、現地で協力してくださる方々に、わずかながらでもお礼を差し上げたいと藤後さんは願っているのですが、それもままならない状況だと言います。

 

そこでぜひ、これからも安定して活動を継続していくために、人形の制作費、輸送費、この活動をさらに広く知っていただくための経費、現地への御礼等々にお気持ちをお寄せください。

何卒、よろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

 


※このクラウドファウンディング活動は、藤後俊子さんから許可を得、名称掲載を行うことの許諾を受けた上で実施しています。

 

プロジェクト実行責任者:
飯田健三郎(さくらちゃんプロジェクト)
プロジェクト実施完了日:
2024年12月30日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

戦場に暮らすウクライナのこどもたちに、手作りの人形を贈ります。いただいた資金は、人形の制作費、輸送費、広報活動費等に使用させていただきます。

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