プロジェクト概要

皆様のご協力により当初の目標金額を達成することができ、小松左京作品の映像音楽をオーケストラで演奏することはできるようになりました。ありがとうございます。さらに演奏会を楽しくするため、当時の音楽に関わってくださったビッグゲストをお呼びしたいと思い次の目標金額を300万円まで広げました。残りの日数は少ないですが、どうぞ応援してください。

▼自己紹介

私は秘書およびマネージャーとして34年間小松左京さんと一緒に仕事をしてきた乙部順子と申します。小松さんが映画「さよならジュピター」を製作するために作った会社、株式会社イオを1992年に引き継いで今日に至っています。

今回のプロジェクト「小松左京音楽祭」実行委員長の樋口真嗣監督は、2006年版の映画「日本沈没」の監督をしてくださいました。監督は小学生時代の1973年、小松左京の小説「日本沈没」とその年末に公開された映画を観て衝撃を受け、映画への道を志したそうです。映画「日本沈没」は1973年、74年の邦画配給収入第一位の人気でした。

(年代流行https://nendai-ryuukou.com/1970/movie1.html#03

佐藤勝作曲の音楽も、多くの人を魅了しました。

1973年ニッポン放送でオンエアされていたラジオドラマ「日本沈没」の音楽は、「黄金バット」「サスケ」などの田中正史さん。

翌年1974年のテレビドラマ「日本沈没」では、広瀬健次郎作曲の音楽に合わせ五木ひろしが歌う「明日の愛」(作曲:筒美京平)が日本列島をおおい、毎週日本のどこかで地震と人間のドラマが展開していきました。

そんな映像体験を共有している私たちです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

「小松左京音楽祭」は、「日本沈没」をはじめ、映画化、テレビドラマ化された作品に当時の元気な作曲家が作ってくださった名曲を、オーケストラで聴き、近現代音楽を見直そう、また、当時の作品世界を楽しもう、という企画です。

 

そのきっかけは、様々な偶然の重なりから生まれました。

 

まず、10月12日から12月22日まで世田谷文学館で開催される「小松左京展」があります。そのための企画を考えているときに、樋口真嗣監督から、小松さんの映画音楽だけでも演奏会ができるのではないか、という提案がありました。伊福部昭百年紀の音楽会を聴いての発想でした。オーケストラ・トリイプティーク(https://3s-ca.jimdo.com/)が近現代作曲家の映画音楽に着目し、名曲に新たな息吹を吹き込む活動を7年前からしていたのです。

伊福部昭と佐藤勝。日本の映画音楽史でなくてはならない大きな存在。伊福部昭が映画音楽作曲のためにわざわざアメリカから取り寄せたピアノ「メイソン・アンド・ハムリン」は、佐藤勝など、多くの作曲家も使っていました。しかしいつの間にか忘れ去られ、東宝スタジオから成城学園澤柳記念講堂に引き取られ披露されたのが、今年の3月7日。死に体だったピアノが名取孝浩調律師の手によって甦るまでのドラマは感動的でした。その場に私、乙部順子はご縁があって立ち会っていました。

したがって、樋口真嗣監督からの提案に、すぐ澤柳記念講堂での音楽会を思いつきました。

多くの作曲家の指の記憶を持っているピアノとともに、彼らの紡ぎ出した音楽を今このときに一緒に聴く。とてもロマンチックだと思いました。

2011年、東日本大震災の惨禍を見ながらも、なお日本人を信じ、未来を信じて旅立った小松左京が引き合わせてくれた僥倖だと思いました。34年間、小松左京のそばで一緒に仕事をしてきた私には、そう思えたのです。

小松左京にとっても今年は生誕88年。この年に甦ったピアノと一緒に新たな息吹を入れられた音楽を聴く。この音楽会を、ぜひ実現したいと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼プロジェクトの内容

会場は成城学園のご協力によって澤柳記念講堂をお借りできることになりました。

したがって会場費はかからずにすみます。

しかし、50人編成のオーケストラで当時の楽譜もない音楽を耳から楽譜におこし演奏するにはたいへんなお金がかかります。

そのための資金の一部を皆様のご協力によって集めたいと、クラウドファンディングのプロジェクトを立ち上げました。

 

演奏会は11月30日(土)の午後4時から6時過ぎまで(開場15時半、終演18時過ぎ)を予定しております。

 

協賛金が集まりましたら、オーケストラへ招集がかけられます。

オーケストラ・トリプティークは、日本の作品を専門に演奏するプロオーケストラです。各方面で活躍する気鋭の奏者が団員ですが、この大規模なプロジェクトを成功させるために、さらに多くの優秀な奏者を集めなければ演奏会を行うことができません。したがって、支払えるめどなしに招集はかけられないのです。

 

チケットの販売もいたしますので、その他の経費は、まかなえる予定です。

しかし、オーケストラなしには始まりません。

 

ぜひ、「小松左京音楽祭」実現のために、皆様のご協力をお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

「小松左京音楽祭」の実現は、「日本沈没」という小松左京が9年の歳月をかけて「日本」および「日本人」への思いを込めた名作を、音楽で表現してくださった多くの名曲が甦ることを意味します。楽譜と音が後世に残せるのです。

日本の音楽史的な意義は大きいと思います。

 

また、このプロジェクトを通して、小松左京という作家が「日本沈没」だけでなく、多様な作品を多様なメディアで多くの方に発信していたことを再認識してもらえるでしょう。

1960年代のテレビで実験的なアニメと実写の合成ドラマ「宇宙人ピピ」、1969年から70年にかけては人形劇「空中都市008」など、いずれも冨田勲さんの作曲でした。

さらに、日本映画音楽を支えたピアノ「メイソン・アンド・ハムリン」の物語も、多くの方を感動させるでしょう。

 

本人もビオラを弾き、戦後すぐに中学の同級生、高島忠夫さんと軽音楽バンド「レッド・キャッツ」を組んで演奏していた小松左京。大好きな音楽を通して、多くの人々を結びつけ、楽しんでもらえるとしたら、本当にあちらの宇宙で喜んでいることでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・プロジェクト終了要項

2019年11月30日(土)午後4時から6時半の成城学園澤柳記念講堂における「小松左京音楽祭」終了時点で、プロジェクトの終了とします。 
天災等やむを得ない事情によりイベントが開催できない場合には、プロジェクトを中止します。 
その時点でいただいていた協賛金は返金いたしません。 
時間を空けてくれていたオーケストラ・スタッフに支払います。