山陰地方を、生きづらさを抱えた若者が安心して暮らせるふるさとへ。
目標金額の達成の有無にかかわらず実行者は支援金を受け取ります(All in 方式)。原則、支援のキャンセルはできません。支援募集は12月25日(水)午後11:00までです。

支援総額

1,068,000

目標金額 2,000,000円

53%
支援者
97人
残り
13日
目標金額の達成の有無にかかわらず実行者は支援金を受け取ります(All in 方式)。原則、支援のキャンセルはできません。支援募集は12月25日(水)午後11:00までです。

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プロジェクト本文

 

皆様からのご支援が、ケアリーバーの自立を助けることに繋がります

 

児童養護施設などの社会的養護のもとで育った子どもたちが、自立生活を送ろうとするとき、「身近に頼れる大人がいない」「親からの経済的支援がない」といった、経済的、精神的に直面する壁があります。

 

こういった子ども・若者たちが社会の中で自身の力を発揮し、安心して暮らせるためのネットワークづくりを山陰地方で行っているのが私たち、さんいん若者サポートネットワークです。

 

2024年に設立し、下記の事業を行っています。

 

・当事者や伴走支援者が直面している課題や必要な支援について明らかにしていくニーズや実態調査

・地域住民へ課題の理解・支援に対する意識の醸成を進める周知広報

・関係機関や関係者が学びあう機会をつくる学習会

・子どもや若者たちを支援する団体へ助成金をお渡しする助成事業

 

 

昨年度、首都圏若者サポートネットワーク(若者おうえん基金)の取り組みの一環としてクラウドファンディングを実施し、たくさんのご支援をいただくことができました。ご支援くださった方、本当にありがとうございました。

 

 

今回のクラウドファンディングでいただくご支援は、「第2回目さんいんこども・若者おうえん助成」の資金や、一部をネットワークの運営資金として活用させていただきます。

 

私たちはまだまだ駆け出しの団体であり、山陰地方でも認知度はほとんど無いのが現状です。クラウドファンディングへの挑戦を機に私たちについて知ってもらう他、ご支援くださる皆様には私たちと一緒にケアリーバー(「ケア(care)を離れた人(leaver)」=社会的養護から巣立った若者を指します。)や若者を応援する仲間になっていただきたいと願っています。

 

 

ケアリーバーが自立に向かう過程の難しさ

 

現在、児童養護施設や里親など社会的養護のもとで暮らす子どもは、全国に約4万2,000人いる*と言われています。貧困や虐待、両親の不慮の事故・病気など、子どもたちの背景はさまざまです。

*こども家庭庁:「資料集:社会的養育の推進にむけて」より

 

社会的養護とは?

親や保護者のない子どもや、家庭養育が困難な子どもたちを、公的な責任で保護し育てていくことを社会的養護と言います。いわば、社会が親代わりとなって、子どもたちを育てていく仕組みです。

(参考元:こども家庭庁HP)https://www.cfa.go.jp/policies/shakaiteki-yougo

 

また、児童養護施設退所後は、一般企業に就職や大学や専門学校への進学、グループホームや就労継続支援などの活用と、一人ひとりに合った進路を選択することになります。

 

しかし、社会的養護をはじめ、虐待が常態化するような複雑な家庭環境のもとで育つ子どもたちは、学校に行って勉強したり、就職をしたり、1人暮らしを始めたり、多くの人たちと同じように自立に向かって歩んでいても、人一倍困難な場面に直面するケースが少なくありません。

・施設や里親家庭を出る時の貯金額に個人差がある

・親も困窮してる場合が多く、親からの経済的な支援が難しい

・家庭復帰できない場合もある

・身近に頼れる大人がいない状態での一人暮らし

 

社会的養護を経験した若者たちの多くは、このような困難を抱えていることがあります。

 

2021年に厚生労働省から公表されたケアリーバー(「ケア(care)を離れた人(leaver)」=社会的養護から巣立った若者を指します。)の実態調査によると、自立生活を送る5人に1人が赤字生活を送っていたり、進学しても生活費と学費のためにアルバイト掛け持ちしていたりと、経済的な理由によって学校を中退、休学する人が存在します。

 

 

首都圏では、相談を受けられる窓口、居場所を支援する団体があったりと、必要な支援を受けられる取り組みが先行して進んでいます。特に、私たちの活動する山陰地域に比べ、当事者同士が集える場所があり、首都圏の方が増えてきている印象です。

 

山陰地域でも同様の課題を抱えていますが、都市部と比べてケアリーバーの若者たちを支える自立支援ホームのような社会資源が乏しい現状のため、周りで支える伴走者の方々がとても貴重で大切な存在といえます。

 

 

さんいん若者サポートネットワークとは?

 

山陰地域(兵庫県北部・鳥取県・島根県)には、親元を離れて社会的養護のもとで暮らす子ども達が約約320人います。そして、山陰のようなのどかな田舎でも、児童虐待の相談件数は年間で700件以上発生しています。(※R4年度各県発表数値より:島根449件鳥取148件兵庫県北部151件

 

ご近所さん同士、顔をよく知っているからこそ、「バレたら恥ずかしい」「人前ではちゃんとしなきゃ」。そんな風に孤立していく子どもや家庭が隠れているかもしれません。

 

さんいん若者サポートネットワークは、そんな若者たちが、生まれた地域や家庭環境に関わらず、社会の中で自身の力を発揮し、安心して暮らせるためのネットワークづくりに取り組んでおります。

 

これまで、若者支援団体や山陰地方に暮らす地域の一般の方々が参加できる学習会を開催したり、伴走者への助成事業など、さまざまな活動を行ってきました。

 

 

 

ケアリーバーなど社会的養護のもとで育った当事者を中心に、さまざまな困難を抱える若者たちが、必要としている支援を受けられるよう地域とともに支えていく民間ネットワークとしての役目を果たしています。

 

|各地域の課題と特徴 

 

島根県

 

・県内に児童養護施設は3カ所

・相談窓口や社会資源の充実が課題となってる

・家庭的養育(里親など)の普及活動に取り組んでいる


 

鳥取県

 

・児童養護施設はおおむね県下全域に広く分布している

・児童家庭支援センターの支援など、虐待防止への取り組みが充実している

・社会的養護退所後の自立支援の課題解決に取り組んでいる


 

兵庫県北部

 

・児童養護施設は1カ所

・自立援助ホームがないなど、県下の社会資源が県南部に偏っている

・里親の普及活動に取り組んでいる

 

 

若者たちやその支援者、地域の方々をつなぎ、つながりあう関係性をつくり、各地域の課題解決を目指しています。

 

 

 

|助成事業の立ち上げ

 

地域の中で様々な困難を抱える若者を支える伴走者の方を対象に、助成事業も行っています。

 

 

助成事業は、伴走者の方を支えるしくみを作り、若者たちが求める支援をしっかりと届けること、伴走者と若者たちどちらもが前向きに、安心できる生活や自立へと向かっていけることを目的としています。

 

第一回の助成は、首都圏若者サポートネットワークと合同で実施したクラウドファンディングのご支援、そして2023年度にいただいたご寄付をもとに、合計4団体へ助成することができました。
ご支援をいただいた皆様、ありがとうございました。


 

 

 

クラウドファンディング挑戦理由・資金使途

 

私たちはまだまだ駆け出しの団体であり、山陰地方でも認知度はほとんど無いのが現状です。

 

助成事業を行うにあたり、多くの方に団体の存在や山陰地方の若者と伴走者の現状と課題を知っていただくことが必要だと考えています。

 

自分たちの力だけでは繋がれない全国の方々に、クラウドファンディングを通じてそれらを知ってもらい、私たちと一緒にケアリーバーや若者を応援する仲間になっていただきたいと願っています。

 

 

クラウドファンディングで寄せられるのは、寄付金だけではないと思っています。

 

山陰地域や全国各地から、当事者の若者や伴走者を応援するお気持ちを受け取り、ネットワークの活動や助成事業を通して、それをしっかりと届けることも私たちの重要な役目だと考えています。

 

皆様からいただいた応援メッセージも、1つ1つ大切に届けたいという想いで取り組んでまいります。

 

 

< 目標金額 >

200万円

< 資金使途 >

困難を抱えた子ども・若者に伴走する支援者・支援団体へ助成金給付をおこないます。また、ネットワーク活動の一部として大切に活用させていただきたいと思います。

 

<寄贈について>
・対象:山陰地域で新たに若者と関わる活動をはじめたい団体
・募集方法:寄付先団体は「さんいん子ども・若者おうえん助成」事業として公募(詳細はネットワークのHPやSNSに掲載いたします)
・人数や対象数など:6団体(予定)
・決定方法:書類やヒアリングによる選考
・適切に寄贈先を決定出来る理由:外部有識者の運営委員と事務局で審査を行い決定いたします

 

※本プロジェクトは、期日までに集まった支援総額に応じて、実行内容の規模を決定します。ご支援が1件でも集まった場合、現時点でさんいん若者おうえん基金の助成事業を行うことは可能です。
例えば、期日までに目標金額の50%が集まった場合には、助成事業を縮小して実施します。

 

 

私たちの願い

 

現在、全国で数か所の団体のみで行っている地域若者サポートネットワークのような活動が、今後全国各地に広がっていき、どの地域に住んでいる若者もみな必要とする居場所があり、たくさんの選択肢の中から自分の道を見つけられるような社会が実現できればと思っています。

 

このプロジェクトのTOP画像に「若者と伴走者がともに前へ進めるように」というタイトルをつけたのは、当事者の若者はもちろん、その隣で一緒に悩んだり、励ましあったり、喜んだりする伴走者の方々の存在を尊敬し、大切にできればと思ったからです。

 

皆様、想いを持って日々支援を繋いでおられます。

 

ともに過ごした子どもたちがたくさんの選択肢の中から、自分らしく暮らしていけるように。

 

「誰かが隣にいてくれる」という安心感の中、若者たちが人生の第一歩を踏み出せるように。

 

皆様からのご支援、ご協力のほど、心よりお願い申し上げます。

 

 

応援メッセージ

 

日本労働者協同組合連合会(ワーカーズコープ連合会)理事長

古村 伸宏 様

子ども・若者期の育ちと学びは、様々な体験による主体性と、「ともに生きていく」というつながりを体感する時期であり、これを享受する権利を全ての人が有する状態にあることは、社会の健全性を示すものです。

 

しかし、こうした当り前の学びや育ちを経験できない若者たちが困難な状況に置かれ、厳しさが増し、広がり続けています。社会的な困難を被りやすい子ども・若者たちは、自己責任に追いやられることなく、社会的に守り育てていかなければなりません。


「さんいん若者サポートネットワーク」は、社会的養護下に育った若者たちを入り口に、さらに広く子ども・若者全体を支え育む社会を展望する、ネットワークの結び目です。この取り組みは、小さくても志あるお金を集め、支え合いの事実を広げることに活かすことで、地域の希望となるいくつものつながりが生まれる契機となっています。


分断と対立が激しさを増し、その傍らで孤立が深刻化する中で、つながりを実感する支え合いを地域に張り巡らせることによって、すべての人々の幸福が実現するよう、「さんいん若者おうえん基金」を運動的に盛り上げ、若者たちの未来を一緒に拓いていきましょう。

 

 

公益社団法人ユニバーサル志縁センター専務理事

池本 修悟 様

首都圏若者サポートネットワークを立ち上げた当時は伴走支援者の皆さんとのやり取りが多く、当事者の生の声を間接的にしか聴くことはできていませんでした。


しかし昨年『REAL VOICE』に出会い、当事者の若者と交流することが増え、施設や里親家庭を出た後も虐待の後遺症や保証人がいないことの困難などが彼らの日常であると再確認することが出来ました。
是非ワーカーズコープの皆様も山陰で一人でも多くの当事者の若者と出会い、伴走支援者と連携しながら活動を進めていくことを期待します。一緒に活動を広げていきましょう! 

 

 

生活協同組合コープこうべ 

コープデイズ豊岡

徳山 雅治 様

 

私は「さんいん若者おうえん基金」の取り組みを応援します。

 

私が暮らしている兵庫県豊岡市では、人口減少のペースが加速していることが大きな課題となっています。今後、コミュニティの崩壊や消滅など深刻な打撃を受けることが予想されます。この地域にとって、今が様々な助け合いのネットワークを広げる時です。

 

今回の「さんいん若者おうえん基金」による助成事業が広がることで地域の中に新たな課題として、困難な状況にある若者を知って、共感して、何とかしたい、何かしたいと思いを持つ人が出会い、課題解決に向けて、助け合いの一歩を進めることができます。

ぜひ、「さんいん若者おうえん基金」への参加をお願いします。

 

鳥取県生活協同組合連合会

代表理事会長

松軒 浩史 様

将来も親元に帰れず一人で自立を余儀なくされる社会的養護の児童や、複数のバイトを掛け持ち、保育士資格をめざす高校生など、社会的養護下にある若者や社会的養護の措置解除者等の若者をサポートし、彼らが将来を展望し力強く生きていくための社会づくりに取り組む基金が、今回ご支援を募る「さんいん若者おうえん基金」です。


皆さまからいただくご支援を若者に寄り添った伴走支援をおこなう支援・団体に助成することで、生きづらさや困難を抱えた子ども・若者たちに支援を届けています。是非「さんいん若者おうえん基金」へのご理解とご協力をいただきますようお願い致します。

 

 

プロジェクトに関するご留意事項

 

◯ご支援確定後の返金やキャンセルは、ご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。

○ リターンにつきましては、プロジェクト達成後は、既にご支援いただいたコースから別のコースに変更することはできませんので、ご了承ください。

◯ご支援完了後のお届け先の変更はできません、お間違いのないようご注意ください。
◯「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。

◯ご支援に関するご質問はこちらをご覧ください。

◯本プロジェクトの資金は労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団が事務局を務める「さんいん若者サポートネットワーク」の「労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団若サポ寄付金専用」が受け取ります。プロジェクトとリターンはさんいん若者サポートネットワーク事務局が実施します。

 

プロジェクト実行責任者:
高橋 弘幸(さんいん若者サポートネットワーク)
プロジェクト実施完了日:
2025年3月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

さんいん若者サポートネットワークが行う第2回目さんいんこども・若者おうえん助成の資金や、一部をネットワークの運営資金として活用させていただきます。

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リターン

3,000+システム利用料


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3千円|応援コース

●お礼のメールをお送りします。
●活動報告(PDF)をお送りします。

申込数
56
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2025年3月

10,000+システム利用料


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1万円|応援コース

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●HP・活動報告書にお名前掲載(希望制)

申込数
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2025年3月

30,000+システム利用料


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3万円|応援コース

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●HP・活動報告書にお名前掲載(希望制)

申込数
3
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2025年3月

50,000+システム利用料


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5万円|応援コース

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申込数
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2025年3月

100,000+システム利用料


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10万円|応援コース

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申込数
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300,000+システム利用料


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30万円|応援コース

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2025年3月

500,000+システム利用料


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50万円|応援コース

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