【応援メッセージをいただきました！】認定NPO法人育て上げネット理事長 工藤 啓様

若者支援領域を歴史的に振り返ると、仕事で社会とつながっていくことがひとつの起点でもあります。

学校という場・段階を終えた後のニーズは「働く」こととどう接続できるかにありました。

ただし、その前提にあったのは、家族や家庭がセーフティーネットとして機能していることでした。

2000年代に入り、保護者や家族に頼ることができない若者の存在に社会が気が付き始めた頃、サンカクシャは住まいや居場所から若者を支える活動に取り組んでいます。

最後のセーフティーネットとなるのは、本来公共が担うべき重要な役割ですが、その行政からも若者がつながれてくるところが、サンカクシャが担う社会的価値でしょう。

そして、本クラウドファンでイングでは、セーフティネットの先にある、仕事で社会と若者がつながる取り組みに挑まれます。

私は、そのひとに合った「働く」についてともに考え、その実現のために伴走するのが就労支援であると考えています。

まさに新オフィスの構想は、新時代の若者支援、社会機能として期待される就労支援の一形態です。