プロジェクト概要

 

島根県江津市内にある

旧三江線の小さな小さな駅、

鹿賀駅。


山陰地方の大自然の中にあるぽつりとした姿と

緩やかなカーブを描く線路とホームが人気を呼び、

有数の撮影スポットでした。


ところが、

今年3月に三江線が廃線したことを受け

今、この駅と線路も消えようとしています。


「廃駅となった鹿賀駅を活用したイベントで、

地域を盛り上げたい!」
鹿賀地区在住・出身の20~40歳代の

若者たち10人が立ち上がりました。

 

鹿賀駅を使ったイベントで、三江線のミニトレインを走らせます!

 

 

ページをご覧いただきありがとうございます。鹿賀駅活用プロジェクトの佐藤亮佑です!

 

私たちは、今年廃線になった旧三江線の鹿賀駅と鹿賀地区を盛り上げようと、PRや廃駅となった鹿賀駅を活用したイベントの企画をおこなっています。

 

まず、今回プロジェクトの舞台となる旧三江線と鹿賀地区についてお話させてください。

 

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旧JR三江線の鹿賀駅。緩やかに曲がった線路とホームが特徴です



 

  住民たちの力で作り、生活に寄り添ってきた「鹿賀駅」

 

三江線(さんこうせん)は、広島県三次市の三次駅と、島根県江津市の江津駅の間の35の駅、全長108キロを繋ぐ路線です。

1930年から建設が開始され、部分開業を繰り返し、1975年に全線開業しました。

 

 

100キロ以上にわたって江の川の悠大な流れに並走するその壮大な路線と、車窓から眺める中国地方の大自然が、多くの鉄道ファンをひきつけてきました。

 

中でも島根県江津市の端っこにある鹿賀駅は、部分開業後の1949年に鹿賀地区の住民たちが作り上げた「請願駅」。

 

 

3~4キロ離れた隣駅まで歩いて通学をしていた子供たちのために、住民が山口県や東京都などの鉄道局に何度も足を運んで働きかけをし、やっとできた駅でした。
建設費用を全額負担し、ホームと駅舎も自分たちの手で作り上げたのです。

 

1970年頃の鹿賀駅 住民による清掃活動後の様子

 

全盛期は、この駅から1日200人を超える人々が乗車したといいます。

 

山々や桜など、自然の中にぽつりとたたずむその小さな駅舎とホームは、訪れた鉄道写真家や日本画家に愛されてきました。

 

ABBKBB氏撮影

 

鉄道写真家・長根広和氏撮影

 

2017年には、鹿賀駅を描いた日本画(小田野尚之作「小さな駅」)が、日本美術院の公募展で最高賞の内閣総理大臣賞を受賞したほどです!

http://nihonbijutsuin.or.jp/102/odanonaoyuki/index.html

 

「社長シリーズ」や「連合艦隊」といった不朽の名作映画を手がけた松林宗恵監督

 

また、鹿賀地区は「社長シリーズ」や「連合艦隊」など、東宝の名作映画を手がけた松林宗恵監督の出生地でもあり、列車に乗ってお墓参りに来る人もいました。

 

ですが、その鹿賀も若者が県外に流出し、現在は人口が97人(2018年6月現在)にまで減少。今年3月、ついに三江線も廃線となり、鹿賀駅に列車が停まることもなくなってしまいました。

 

住民たちでつくり、生活に寄り添っていたこの駅は単なる交通手段ではありません。楽しかったことも、辛かったことも…、たくさんの思い出が詰まっているのです。

 

 

  東京から一番遠い江津市。この場所を訪れるきっかけをつくりたい

 

今、この地区の子どもの数はとても少なく、高校生以下の子どもは6人しかいません。ほとんどの子どもたちは、進学・就職を機に地元を離れていきます。

 

しかし、ここ江津市は、東京からの移動時間距離が全国で一番遠いとも言われており、なかなか帰ってくることができません。そのため、思い入れのある三江線との「お別れ」ができなかった人たちも、たくさんいるのです。

 

廃線になってしまったことはとても悲しいことですが、この三江線のことが忘れられてしまうことはもっと悲しいことです。

 

今年3月31日、ラストランの時の鹿賀駅

 

この歴史を繋いでいきたい。そう考えた私たちは、三江線を再現したリアルなミニトレインを作ることを決意しました。

 

この場所を出て行った人たちが、戻ってくるきっかけ

子どもたちに楽しみながら三江線の歴史や思い出を伝えるきっかけ

三江線のファンの方たちが、この場所を訪れるきっかけ

 

そんな「きっかけ」をつくっていきたいと考えていきます。

 

 

  三江線キハ120をリアルに再現。1/20サイズのミニトレイン

 

三江線を忠実に再現することで、その姿や歴史を分かりやすく伝えていきます。ミニトレインは、小さな子どもから大人まで楽しむことがでます。また、持ち運びができ、平坦な地面であればどこでも走らせられることができるので、さまざまな場所で走らせることが可能です。

 

ー 地元の学生さんにミニトレイン製作を ー

三江線について、若い世代により深く知ってもらいたいという思いから、地元のポリテクカレッジ島根の学生さんと島根大学の学生さん、計約15名に製作をしてもらいます。

 

ミニトレインメーカーに製作指導を依頼し、3Dプリンターで部品を出力、江津市内で塗装や組み立てなどをおこないます。

 

制作する車種:三江線 車体キハ120

サイズ:実際の車体の1/20スケール

(客車も含めた全長:約1650mm 重量約30キロ)

材質:スチール、ナイロン、アクリル材等

 

ー こだわりポイント ー

実在車両をそのまま小さくしたような非常にリアルな造り

・三江線カラーの青色、水色、赤色の3本ライン

・ヘッドライトも完全再現

 

ー 初お披露目イベント ー

(最新)お披露目イベントに関しまして

今回、イベント自体は開催いたします。しかし、ミニトレインと走らせる予定であった会場が豪雨によって使用できなくなってしまったため、イベントを午後のみの実施とし、本イベントでのミニトレインのお披露目行うことができません。(お披露目イベントに関しては決まり次第ご連絡いたします。)

 

ミニトレインのお披露目を楽しみにしていただいていた方には大変申し訳ございませんが、何卒ご理解をいただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。

こちらもご覧ください。(7月24日更新)

 

お披露目イベントに関しまして

今回、イベント実施を予定しておりました地区が、6月28日から7月8日頃にかけて発生しました西日本豪雨で甚大な被害を受けました。そのため、延期または中止せざるを得ない可能性がございます。申し訳ございますが、何卒ご理解をいただけますと幸いです。(7月12日更新)

 

 

ー ミニトレインの活用方法 ー

出来上がった三江線ミニトレインは、8月12日に鹿賀地区とその周辺で行うイベント「三江線えき縁日まつり」で披露し、試乗会を行います!

そして、鹿賀地区と同じく、若者や子どもたちが減っている地域……三江線が走っていた島根県江津市~広島県三次市の6自治体で行われるイベントでも、継続的に走らせたいと考えています。


イベントに来てくれる人たちの数を増やすだけでなく、楽しみながら、なくなってしまった三江線の思い出を子供たちに引き継いでいきたいです。

 

 

ミニトレインで、この地域を繋いでいきたい

 

ミニトレインを三江線が運行していた江の川エリアのイベントで走らせるほかにも、全国でも積極的に運行して三江線沿線地域をPRしていきたいと考えています。

 

 

そして、この地域を訪れる人や、一度出て行った人が戻ってくるようなきっかけを作っていきます。

 

この地域が、昔のように、子どもたちの笑い声が響いていた活気のある場所になるように。見た人たちが、三江線を思い出して故郷を思ってくれるように。

 

私たちは、このミニトレインでアピールしていきます。私たちのこの挑戦に、どうか応援・ご支援をお願いいたします!

 

鹿賀駅前で打ち合わせをする私たち

 

 

■いただいたご支援の使い道■

いただいたご支援は、ミニトレインを製作するための費用(メーカーへの製作指導料、材料費、運搬費等)の一部として大切に活用させていただきます。

 

 


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