支援総額
目標金額 300,000円
- 支援者
- 35人
- 募集終了日
- 2014年10月28日
東アフリカ・人類のふるさと
アフリカと聞いてみなさんはどのような土地をイメージするでしょうか?暗黒大陸・灼熱の大地・猛威を振るう熱帯病・泥沼の地域紛争・貧困や飢餓などなど、ネガティブなイメージを持つ方が多いかもしれません。確かにそれらもアフリカという巨大な大陸が持つ面の数々ではあります。
すべてを抱擁するアフリカの大地(ツァボ・イースト国立公園)
しかしながら、私が青年海外協力隊として東アフリカ・ケニアに到着して最初に驚いたこと、それは「違和感の無さ」でした。ケニアの人々も街の風景も、何より草木や吹く風の心地よさ、そして美しい自然や田園風景・・・すべてが日本と全然違うのに、なぜかしっくり来て違和感が無い、不思議な感覚でした。それはもしかすると、私達人類の祖先がこの東アフリカのどこかで、森を出てサバンナに立ち、サルからヒトへの第一歩を踏みしめた土地だからなのかもしれません。
ケニアの農村の人々。内陸部は標高が高いため思いのほか冷涼だ。
私達のご先祖様たるアウストラロピテクスは、ここ東アフリカのサバンナに生きる野生動物の一種でした。食べられる果実や植物の根をヒヒから学んだり、大型のネコ科動物や猛禽類に捕食されたり、ライオンの食べ残しをめぐってハイエナと争ったりしながら、人類は人類ならではの生きる術、すなわち高い知能と自由な両手を使って、厳しい環境に適応する術を身に付けていきました。東アフリカの野生動物たちは、私達人類の祖先を人類たらしめるまでに鍛え上げた強力なライバルであり師匠であったのです。
牧畜を生業とし、野生動物と共存して暮らすマサイ族。
さて、自然保護、動物保護といった運動は多くの団体で盛んに行われている一方で、「なぜ自然を、野生動物を守らなければならないのか?」という根源的な問題はなおざりにされがちだと私は感じています。ややもすると「かわいい・かわいそう」という感情論が先行し、過激な行動や言動により保護活動そのものの信用が失われがちです。
「私達」もかつては「彼ら」の一員でした。
私が掲げる、「なぜ野生動物を守らければいけないのか?」という問いの答え、それは一言でいえば、
「野生動物も人類の一部だから。」
先ほど述べたように、人類の祖先は野生動物との関わり合いの中で現在のヒトへと進化しました。アフリカの野生動物たちと互いに争ったり支えあったりした何十万年もの日々の結果が私たちのDNAに深く刻み込まれています。彼らは文字通り私たちの一部なのです。もしも、人類の祖先が森を出て進出したサバンナが強力なライバルの居ない環境だったら、人類は今でも文明を持たない野生動物だったかもしれません。彼らを失うことは私達自身の一部を失うことでもあります。
私は写真などを通じて、このことを多くの人々に伝えてゆきたいと思っています。
リターン
3,000円
サンクスレター
オリジナルポストカード(1枚)
- 支援者
- 20人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
サンクスレター
オリジナルポストカード(6枚)
お好きな作品のオリジナルプリントA4(1枚)
- 支援者
- 11人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
サンクスレター
オリジナルポストカード(6枚)
レセプション招待(飲食つき)
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
30,000円
サンクスレター
オリジナルポストカード(6枚)
お好きな作品のオリジナルプリントA3ノビ(1枚)
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
30,000円
サンクスレター
オリジナルポストカード(6枚)
お好きな作品のオリジナルプリントA4(1枚)
レセプション招待(飲食つき)
写真展での個別の作品解説
会場パネルへのお名前記載
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 制限なし
50,000円
サンクスレター
オリジナルポストカード(6枚)
お好きな作品のオリジナルプリントA3ノビ(1枚)
レセプション招待(飲食つき)
写真展での個別の作品解説
会場パネルへのお名前記載
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
100,000円
サンクスレター
オリジナルポストカード(6枚)
写真展にて展示したお好きな作品(1枚)
レセプション招待(飲食つき)
写真展での個別の作品解説
会場パネルへのお名前記載
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 10