誰もが横浜の街を楽しめるように。「触る地図」をリニューアル!

支援総額

2,260,000

目標金額 1,800,000円

支援者
159人
募集終了日
2020年2月28日

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プロジェクト本文

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【第1目標達成のお礼とネクストゴールに関して】


この度は皆様にご支援ご協力をいただき、第一目標を達成することができました。横濱ジェントルタウン倶楽部のメンバー一同、心から感謝申し上げます。


これまでいただいた応援メッセージでは、人にやさしいまち、共生社会という理念や触る地図作成の趣旨への賛同、共感が寄せられ、地図を楽しみにしているという声も多くいただきました。本当に嬉しく思います。皆様の応援を力にして、 視覚障害者や車いす使用者を含めて、誰にとってもわかりやすく、横浜に行ってみたくなるようなより良い地図の作成を目指して、大切にご支援を使用させていただきます。


当初から記載している必要資金は215万円ですが、ここに計上していない費用としてこのクラウドファンディング運用のための経費があります。また多くの金額が集まれば、発行部数を増やし、より多くの方に触る地図を届けることができます。残り日数はわずかとなりましたが、ネクストゴールとして250万円を設定させていただきます。 


触る地図を作成し、これを広めていくことによって、横浜にでかける視覚障害者や車いす使用者が増え、「人にやさしいまち」がすこしでも広がっていくよう、全力で取り組んでまいります。

 

最後の1日までご支援・ご協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。


NPO法人横濱ジェントルタウン倶楽部
事務局長 桜井悦子

 

 

 

11年ぶりに「触る地図横浜バリアフリーマップ」を
リニューアルします!

 

ページをご覧いただきましてありがとうございます、NPO法人横濱ジェントルタウン倶楽部事務局の桜井悦子です。

 

約20年前、仕事で横浜市の「福祉のまちづくり」に関する協議会に参加し、障害のある人たちと一緒に活動に携わりました。終了後、一緒に活動をしていた有志が、「活動をこれからも続けたい!」と「横濱ジェントルタウン倶楽部」を立ち上げました。

 

そして、「横浜らしい魅力的な環境を誰もが享受できるように」と、様々な視覚障害者や車いす使用者などの障害当事者をはじめとする多くの市民と協議しながら「触る地図横浜バリアフリーマップ」をつくりました。

 

触ってわかるように点字が敷き詰められています。


多くのご使用者の方から「わかりやすい」という評価をいただき、また、横浜を訪れる視覚障害者等の個人や団体に地図を提供して大変喜んでいただきました。

 

しかし、最後に増刷してから11年が経過し、街は大きく変化し、情報を更新した地図をつくる必要が出てきました。来年2020年は大規模なスポーツの祭典を迎えます。横浜市のホスピタリティをアピールするためにも、今こそ再作成をしたい!とクラウドファンディングを立ち上げました。

 

どうか温かいご支援をよろしくお願いいたします。

 

 

 

障害者と健常者のコミュニケーションのツールとなる!その想いから
「触る地図横浜バリアフリーマップ」は完成しました。

 

「触る地図横浜バリアフリーマップ」の作成は協議会時代に視覚障害者の発案で作成した「関内触地図」を、もっとわかりやすいものにしようという動きから始まったものです。

 

当時、触地図の多くは、視覚障害者に対する情報提供を主眼としており、公園や博物館などの施設のゾーニングなどを大まかに紹介するものがほとんどでした。

 

「触る地図横浜バリアフリーマップ」の作成にあたって、当時の私たちには2つのこだわりがありました。

・様々な障害者も健常者も共有できる「共用マップ」であること
・マップは、様々な障害者と健常者のコミュニケーションのツールとなる

従来の必要最低限の情報だけではなく、一枚の地図に、街の魅力的な施設を掲載し、その情報の一部を触れるようにすれば、誰にでも必要なマップとして活用できるし、見えない人とも一緒にその地図を見ながら(触りながら)、コミュニケーションすることで、より豊かな情報を共有できると考えたのです。


協議会時代に作成した「関内触地図」の作成過程で芽生えたその考え方をさらに突き詰め、障害を持つ当事者の方々と一緒に「関内触地図」を検証することで、よりわかりやすい「触る地図」を完成させました。

 

完成した触る地図

 

実際にできた触る地図で様々な人が参加する検証のためのまち歩きを行いました。

 

みなとみらい地区が開発される前に中途失明された方に、「みなとみらい地区の位置関係がやっとわかりました!」と言っていただきました。また別の機会に東京の視覚障害の方に渡したところ、「触ってわかる地図があるなんて嬉しい!この地図で横浜の街を歩いてみたい!」

 

と、大好評いただき、最初に作った5000部もあっと言う間になくなってしまい、増刷を行うほどの反響をいただきました。

 

そして年月が経った2019年12月26日、触る地図作成などの活動が評価され、内閣府のバリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰の奨励賞を受賞させていただくことにもなりました。(詳細はこちら

 

 

 

大きく変わった街。
2020年には大きなスポーツの祭典を機に、地図をリニューアル!

 

そこから11年の月日がたちました。前述したように街の開発は進み、「触る地図横浜バリアフリーマップ」は大きな手直しが必要な状態です。

 

そんな中、来年2020年には大きなスポーツの祭典が行われます。国内外からたくさんの観光客がここ、横浜にもいらっしゃることが予想されます。そこで、今回マップを新しく更新したいと立ち上がりました。

 

更新にあたっては、以下を進め、さらに良いものにしていきます。

・10年前には建物が少なかったみなとみらい地区に建物が出そろってきたため、みなとみらい地区全体を地図に入れる

・範囲の見直しにより縮尺が若干小さくなるため、わかりやすさを優先して掲載する情報を絞る

・特に触地図、点字については現状の地図では触って読み取ることが難しいという人も多いため、まちの構造を理解するために必要な情報を厳選して掲載する

・触地図、点字で表現されている内容が、見える人も共有できるようにする


このため、昨年度行ったワークショップの結果も踏まえ、視覚障害者や車いす使用者など、当事者の意見を聞きながら立体コピーで試作品の作成に取り組み始めています。これを検証しながら試行錯誤をして墨字、点字の地図の版下を作成し、印刷を行う予定です。

 

しかし、再作成にはデザイン費や印刷費デザイン費が総額200万円以上もかかります。活用できる助成金もなく、クラウドファンディングへの挑戦を決めました。

 

 

【作成スケジュール(予定)】

 

●2020年2月下旬:クラウドファンディング終了

●2020年5月〜2020年6月:触る地図横浜バリアフリーマップ制作完成

●2020年6月〜:順次配布開始

 

また、横浜都心部の集客施設などにマップを置くことで、視覚障害者、車いす使用者の来街者、観光客への対応が必要なことを認識していただけるように活動も続けてまいります。

 

【発行部数】

10000部

 

【資金使途】

印刷費    1,600,000円    
デザイン・版下作成    400,000円    
ボランティア交通費    50,000円    
制作諸経費    100,000円    


必要金額合計: 2,150,000 円

 

 

障害を持つ方の横濱に出かける機会を増やし、
心のバリアフリーを進める一端を担いたい。

 

11年前の作成で、大好評をいただいた「触る地図横浜バリアフリーマップ」ですが、今回のリニューアルで横浜都心部に出かける視覚障害者、車いす使用者が増えてくださるようにより良いマップの作成を目指して尽力してまいります。

 

当初からの目的であった、「横浜らしい魅力的な環境を誰もが享受できるようにすること」は前回の作成でかなりの手応えを感じることができました。

 

今回はさらに学校、地域、商店街などあらゆる場に「こころのバリアフリー」を広げていき、困っている人に声をかけ手助けのできる人を育て、「人にやさしいまち」の実現を横濱から実現する!大きなビジョンに向けて意気込んでいます。

 

大きな目標ではありますが、着実に一歩を踏み出すために「触る地図横浜バリアフリーマップ」は必ず必要な物だと信じています。それを皆さまと一緒に作ることができれば、これより嬉しいことはありません。

 

どうか温かいご支援をよろしくお願いいたします。

 

 

 

=============

 

本プロジェクトのリターンのうち、【お名前記載】に関するリターンの条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

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プロフィール

私たちは、誰もが気軽にまちに出かけ、買い物や食事、観光などを楽しみ、自由に活動することができるようなまちづくりを目指しています。メンバーは車いす使用者や視覚障害を持つ人などの障害当事者、地域の商店街、まちづくり専門家やNPOなど様々です。多様な立場のメンバーが協力して、まちの魅力を発信するとともに、触る地図などのバリアフリー情報の提供を行っています。また、障害者との交流イベントやまち歩き、バリアフリー研修や福祉教育などを通じて「こころのバリアフリー」を広める活動を行っています。 前身は1999年に結成された関内駅周辺福祉のまちづくり重点推進地区協議会です。横浜市の福祉のまちづくりのモデル地区として5年間活動を行った後、解散されました。しかし、協議会に参加していた有志が活動を継続したいと、2004年に横濱ジェントルタウン倶楽部を立ち上げました。以来、活動の幅を広げながら現在に至っています。

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リターン

5,000


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サンクスメール

・感謝の気持ちを込めて、サンクスメールをお送りします。

支援者
15人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年4月

5,000


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触る地図を使って応援コース

・サンクスメール
・完成した「触る地図」を送付

支援者
69人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年7月

10,000


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「触る地図」リニューアルを全力で応援コース

・サンクスメール
・冊子「こころのバリアフリー」
・完成した「触る地図」を送付
・横濱ジェントルタウンクラブHPに協賛者としてご芳名を掲載

支援者
50人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年7月

15,000


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新しい「触る地図」体験2時間コース

・サンクスメール
・冊子「こころのバリアフリー」
・完成した「触る地図」を送付
・「触る地図」体験プログラム2時間コースの参加権(障害当事者との交流、車いす体験、白杖体験、誘導・介助体験、コミュニケーションギャップと対処方法体験)

支援者
7人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年7月

30,000


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「触る地図」の歴史を辿る!主要作品お送りコース

・サンクスメール
・冊子「こころのバリアフリー」
・完成した「触る地図」を送付
・横濱ジェントルタウンクラブHPに協賛者としてご芳名を掲載
・これまで横濱ジェントルタウンクラブが作成した触る地図一式(数量限定)

※地図一式は以下になります。
関内の触地図(2002年)、現行の「触る地図」(2008年)、横浜駅の触る地図(2008年)、羽田の国際線ターミナルのフロアマップ(2015年)、横浜美術館のフロアマップ(2015年)、瀬谷区の防災マップ(2017年)

支援者
5人
在庫数
15
発送完了予定月
2020年7月

30,000


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新しい「触る地図」で横濱の街をおもてなし4時間コース

・サンクスメール
・冊子「こころのバリアフリー」
・完成した「触る地図」を送付
・横浜バリアフリー観光案内サービスを提供(4時間。横浜都心部を案内。シティガイド付き。宿泊施設・飲食施設等紹介。コースやサポートのアレンジ。)


※観光案内サービスはどなたでも参加できます(サポートが必要な方はご相談ください)

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年7月

50,000


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「触る地図」一口スポンサーコース

・サンクスメール
・完成した「触る地図」を送付
・横濱ジェントルタウンクラブに協賛者としてご芳名を掲載
・完成した「触る地図」にお名前/御社名もしくはロゴを掲載(小サイズ)

支援者
8人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年7月

100,000


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【リターンご不要な方向け】「触る地図」リニューアルを全力で応援コース

・サンクスメール
・完成した「触る地図」を送付
・横濱ジェントルタウンクラブHPに協賛者としてご芳名を掲載

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年7月

100,000


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「触る地図」スポンサーコース

・サンクスメール
・冊子「こころのバリアフリー」
・完成した「触る地図」を送付
・横濱ジェントルタウンクラブに協賛者としてご芳名を掲載
・完成した「触る地図」にお名前/御社名もしくはロゴを掲載(大サイズ)

支援者
2人
在庫数
3
発送完了予定月
2020年7月

200,000


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【企業様向け】ダイバーシティを学ぶ研修コース

・御社にお伺いし、ダイバーシティを学ぶ研修を実施いたします。

経験豊富なスタッフがご相談に応じて、以下のような内容で
研修を実施いたします。

・障害当事者の経験談
・障害理解に関する講義
・車いす体験、アイマスク体験、誘導・介助体験
・当事者とのコミュニケーション研修
・ワークショップ
などを研修時間内で組み合わせて実施

※プロジェクト達成後、実施日時に関しては別途ご連絡いたします。

支援者
1人
在庫数
2
発送完了予定月
2020年4月

プロフィール

私たちは、誰もが気軽にまちに出かけ、買い物や食事、観光などを楽しみ、自由に活動することができるようなまちづくりを目指しています。メンバーは車いす使用者や視覚障害を持つ人などの障害当事者、地域の商店街、まちづくり専門家やNPOなど様々です。多様な立場のメンバーが協力して、まちの魅力を発信するとともに、触る地図などのバリアフリー情報の提供を行っています。また、障害者との交流イベントやまち歩き、バリアフリー研修や福祉教育などを通じて「こころのバリアフリー」を広める活動を行っています。 前身は1999年に結成された関内駅周辺福祉のまちづくり重点推進地区協議会です。横浜市の福祉のまちづくりのモデル地区として5年間活動を行った後、解散されました。しかし、協議会に参加していた有志が活動を継続したいと、2004年に横濱ジェントルタウン倶楽部を立ち上げました。以来、活動の幅を広げながら現在に至っています。

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