支援総額
目標金額 1,200,000円
- 支援者
- 175人
- 募集終了日
- 2024年8月29日
Rinne.bar 新御徒町店 5周年と次のステージへの挑戦
#まちづくり
- 現在
- 2,249,000円
- 支援者
- 138人
- 残り
- 18日
地域文化を残し、課題を創造的に解決する 『めぐる、友の会』会員募集
#地域文化
- 総計
- 100人
病院のそばに、第二のわが家を。ドナルド・マクドナルド・ハウス開設へ
#子ども・教育
- 現在
- 3,348,000円
- 寄付者
- 245人
- 残り
- 27日
国籍の違いを超えて安心して妊娠・出産・子育てできる日本へ
#まちづくり
- 総計
- 11人
飼い主のいない犬と猫へ医療費を届ける|ハナプロサポーター
#動物
- 総計
- 693人
奄美大島での屋外講義「野生の学校」の学びを、未来へ遺すプロジェクト
#地域文化
- 現在
- 78,000円
- 支援者
- 7人
- 残り
- 32日
沖縄こどもの国|ゆんたくコミュニティでずっと応援!
#地域文化
- 総計
- 40人
プロジェクト本文
【セカンドゴールに挑戦中です!】
「海と環境を学ぶビジュアルブックを子どもたちに届けます」を応援くださったみなさま、ありがとうございます! おかげさまで、100人を超える方にご支援いただき、最初のゴールを無事に達成しました! 心より感謝いたします(涙涙)。
残り2週間で、次のゴールに向かいたいと思っています。 ネクストゴールは340万円です。
ファーストゴールの資金で今秋に100校に寄贈しますが、来春にもう100校に贈りたいと思います。
また同じく来春に向けて、日本から世界に発信するために英語版の制作を進めたいと思っています。
秋に寄贈する書籍の印刷費と発送費(120万円)=達成済み
+春に追加で100校へ寄贈する書籍の印刷費と発送費(120万円)
+英語版の翻訳費(約100万円)の計340万円を最終の目標額とします。
今回のゴールに関しても仮に達成できなかった場合も、自己資金を元に実施する予定ですが、
8月29日の終了日まで、引き続きこのプロジェクトへのご支援と告知へのご協力をいただけましたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いします!
こんにちは。一般社団法人Think the Earthの上田壮一です。
日本人にとって身近で大切な「海」がテーマのビジュアルブックをつくり、全国の教育現場へ1クラス分40冊分を寄贈するためにクラウドファンディングに挑戦します!目標は100校。ご支援いただいた方が、子どもたちへの届け手となる仕組みです。 Think the Earthとしては久々のビジュアルブックづくりで気合いも入っています。ぜひ応援をよろしくお願いします。
まず、初めてこのページを見て、出会ってくれた方のために自己紹介をさせてください。
Think the Earthは2001年に発足以来、環境や社会のことをクリエイティブに伝えるプロジェクトをつくり続けている団体です。最初のプロジェクトは、宇宙飛行士が宇宙から地球を見る視点を、全ての人に届けたいという想いでつくった腕時計でした。
ほかにも映像、書籍、アプリ、イベント、ワークショップなど、多様なアプローチで、環境問題や社会問題など難しいテーマを、時に楽しく、時にほっとするような表現で伝え、自分ごととして考えてもらうことを目指して活動を続けています。現在は社会課題と向き合い、学び、行動を始めた生徒さん、先生を応援するSDGs for Schoolプロジェクトを中心に活動しています。具体的には、希望する学校への教材提供、全国の先生が集まり学びあうイベント「ティーチャーズ・ギャザリング」や、先生や生徒たちの想いから始まった「みらいをつくる超・文化祭」の開催、先生や生徒向けのスタディツアーなどを実施しています。
突然ですが、みなさんは最近、海に行ったのはいつですか?
日本は海に囲まれた国で、39都道府県が海に面していて海岸線をもっています。古くから海の恵みに支えられてきた日本には他国の追随を許さない豊かな魚食文化があります。カツオ節やコンブなどからとる出汁は日本独特の食文化であることは誰もがご存じのはず。食だけでなく、さかなへんの漢字がたくさんあるように言語とも密接につながっています。
ところが、2022年に実施された日本財団による「海と日本人に関する意識調査」によると、海に親しみを感じると答えた日本人は、わずか37%という結果でした。
みなさんと同じように、私もコロナでしばらく動けない時期があり、あらためて現場に出る大切さを実感していました。2023年からようやく全国の様々なフィールドに行けるようになり、なぜか、対馬、奄美大島、熊野灘など全国の海の現場に足を運ぶことが増えました。そこで目の当たりにした課題の深刻さもさることながら、私たち自身が海のことを知らないし、海に行かなくなっているという事実にも気づくことになりました。
昨年から何度か訪れている長崎県の対馬の海岸では驚くような光景に出会いました。
長崎県対馬は国境の島として、大陸と日本を文化的にも生態的にもつないでいるユニークな島です。
島の中央にある展望台からは万葉集にも出てくる美しい浅茅湾(あそうわん)を一望することができます。
遠くから見ると美しく豊かな海がひろがっていますが、浜に行ってみるとこんな光景が…
ここは、昔は地元の子どもたちの遊び場でもあったクジカ浜です。恐ろしいほどの量の漂着ゴミが海岸を覆い尽くしています。この光景には大きなショックを受けました。
1年間に対馬に押し寄せる漂着ゴミは3万〜4万立方メートルにもなるそうです(数字からだけでは想像できませんが、25メートルプール100杯分になる量です)。税金も投入して各海岸で回収作業もしていますが、回収できているのは8,000立方メートルほど。全体の4分の1以下だそうです。回収できないごみは、再び沖に出ていって、海流に乗って世界の海に広がっていきます。対馬に漂着したごみだけでこれだけの量ですから、沖合を漂流したり、海底に沈んだりしているごみの量は想像することもできません。
対馬では漂着ゴミ問題だけでなく、海藻類が無くなる磯焼け問題、漁業者の減少による一次産業の危機など、日本のどの海でも起きている問題もまた切実です。さらに、森と海の関係も悪化していて、大雨が降ると、増えすぎたシカやイノシシによって痩せてしまった森から土砂が海に流れ出して漁業が打撃を受けることも多いのです。対馬は現代の「海と人の関係」を知る生きた博物館のような場所でした。一方で対馬では、こうした問題と向き合いながら、解決のためのアイデアを出し、ポジティブに活動をしている人たちとも出会いました。
そんな折、公益財団法人ブルーオーシャンファンデーション(以下BOF)代表理事の更家悠介さんから、子どもたちが読む、海と環境がテーマの本を一緒につくらないか?と声をかけてもらいました。BOFは2019年に開催されたG20大阪サミットにおいて提案された「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」をきっかけに生まれた団体です。循環型社会の実現のために、プラスチックの海洋汚染防止や、海の持続的活用をめざして環境教育やイノベーション創出・普及活動を推進しています。また更家悠介さんはこれまでに『使い捨てない未来へ プラスチック「革命」2』という海洋プラスチック問題をテーマにした書籍も出版されています。自分たちもちょうど海をテーマにした活動がどんどん増えていたタイミングでもあり、迷うことなく、ぜひ!と一緒に本をつくることが決まりました。
今回つくる本は、海がテーマの探究授業を先生が実施するとき、最初の授業でこの本を配って生徒に読んでもらい、自分が探究するテーマを探すヒントにしてもらうことをイメージしています。そのため44億年前に地球に海が誕生する話、海の生きものたちの生態、毎日の食事と海の関わり、海と向き合う人たちの活動など、幅広くワクワクするような切り口で海の魅力と課題を紹介しています。
2017年に文部科学省が公示した学習指導要領の前文に次のような一文が掲載されています。
「これからの学校には、教育の目的及び目標の達成を目指しつつ、一人一人の生徒が、自分のよさや可能性を認識するとともに、あらゆる他者を価値のある存在として尊重し、多様な人々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越え、豊かな人生を切り拓き、持続可能な社会の創り手となることができるようにすることが求められる」中学校学習指導要領(平成29年3月公示) 前文より抜粋
「持続可能な社会の創り手」を育てることが学校教育において大切なテーマになっています。でもSDGsの認知度が9割を超えたいま、先生たちからは地域で活動ができて、かつ個々のテーマを掘り下げた教材がほしいというニーズも聞くようになりました。
この本に出会ったことでさらに海のことを知りたくなる、海に行きたくなる!そんな気持ちが芽生えることを目指して、今、本づくりをしています。
本づくりは目的ではなく手段です。先生たち、生徒たちがこの先を考える問いとアクションも用意したいと思っています。具体的には授業カリキュラムの共有、教員研修や問題の現場でのフィールド授業、子どもたちの交流機会などです。支援者のみなさんが参加できる機会もつくりたいと思います。ぜひリアルな場にもお越しいただけると嬉しいです。
書籍のタイトルは『あおいほしのあおいうみ The blue oceans of the blue planet(仮)』です。B5変型サイズ、フルカラー、140ページほどの本です。Think the Earthはこれまでビジュアルブックにこだわって18冊の本をつくってきました。頭で理解することも大事ですが、それよりも感覚や感性を刺激し、好奇心に火を付け、学びの意欲をもってもらうことを大切にしています。
今回もイラストや写真など様々な表現方法で、情報とメッセージを伝える本にしたいと考えています。また、ポリシーとして、読者を子ども扱いせず、大人も入門書として読める本をつくります。
本の制作はすでに佳境を迎えており、多くの素晴らしいクリエイターに参加いただいて制作が進んでいます。
まずイントロダクションには谷川俊太郎さんから詩を提供いただくことになりました。導入から優しく海の世界に誘ってくれます。
また海の魅力や課題をビジュアルでお伝えするために、多くの力のあるイラストレーターに参加いただいています。お名前をここにご紹介させていただきます。どの方がどのページを担当するかは、本ができあがってからのお楽しみとさせてください!
参加イラストレーター(50音順)
加藤休ミさん 木内達朗さん きのしたちひろさん 田渕周平さん 友永たろさん 原田俊二さん parayu(パラユ)さん 吉野由起子さん ワタナベケンイチさん
編集はこれまでもThink the Earthの本を一緒に作ってきた江口絵理さん、小泉淳子さん、須賀智子さん、松本麻美さんに。テキストは左記編集担当のほかに岩井光子さん、勝木美穂さん、佐藤恵菜さん、佐藤由佳さん、鈴木ゆう子さん、中根敬子さんに参加してもらっています。写真は平川雄一朗さん(対馬)と平井慶祐さん(石巻)に、アートディレクションとデザインは、これまでに数々の海のビジュアルブックを手がけてこられた松本嘉子さん、浅野悠さんにお引き受けいただきました。また海洋教育とデザインのプロジェクトを行なっている一般社団法人3710Lab(みなとラボ)や国際環境NGOのコンサベーション・インターナショナル・ジャパンにも協力をいただいています。
ビジュアルがメインの書籍ですが、要所要所に専門家の視点も入ります。JAXA宇宙航空研究開発機構の矢野創さん、国立科学博物館の松浦啓一さん、コンサベーション・インターナショナル・ジャパン代表のジュール・アメリアさん、ブルーカーボンネットワークを立ち上げた環境ジャーナリストの枝廣淳子さん、3710Lab代表で東京大学海洋教育センターの田口康大さん。宇宙や海洋について科学的な視点での監修には国立天文台の縣秀彦さん、海洋研究開発機構(JAMSTEC)の大河内直彦さんにお願いしました。総勢30名以上の方の力をあわせて本づくりをしています。
監修の縣秀彦さん、大河内直彦さんから応援メッセージをいただきました!
世界中の天文学者はいま、地球以外の「海のある星」を一生懸命探している。でも、ほとんど見つからないんだ。まさに奇跡の星・地球。宇宙からの視点で地球を見てみよう。海の大切さがきっとすべての人に伝わることだろう(縣秀彦 国立天文台)
海は(今のところ)宇宙最大の水たまりだ。そんな海の中では、地球が誕生してからいろんな事件が起きてきたし、まだほとんど知られていない生き物も暮らしているぞ。この本を読んで、みんなで海のことを一緒に考えてみない?(大河内直彦 海洋研究開発機構)
(とある日の制作ミーティング。松本嘉子さん、友永たろさん、江口絵理さんと)
本の構成は以下のような内容を予定しています。宇宙誕生から毎日の食卓まで、多様な視点で海と人のかかわりを切り取ります。長崎県対馬からのリポートや、未来と向き合うかっこいい大人たちの活動も紹介します!(どんなビジュアルになるか、どんな活動が紹介されるか、ぜひ完成を楽しみにお待ちください)
(※掲載しているお名前や写真はご本人より掲載許可を得ています)
本書は、紀伊國屋書店を通じて一般の書店で販売されるほか、BOFを通じて関連する自治体の小中高等校への寄贈、特定非営利活動法人ゼリ・ジャパンを通じて大阪・関西万博に出展予定の「ブルーオーシャンドーム」でも販売される予定です。
このクラウドファンディングでは、この本を全国の学校に寄贈するために最低限必要な印刷費や送料などにかかる経費として120万円をファーストゴールに設定しました。
学校への寄贈プログラムは9月頃にThink the EarthのWEBページにて公開し、全国の小・中・高等学校や専門学校、大学などの教育機関から公募予定です。早ければ年内に、遅くとも2025年3月までには応募いただいた学校へ書籍を届けます。2025年4月には支援してくださったみなさんに活動報告を行います。
まずは100校に届けることを目標にしますが、目標金額を超える資金が集まれば、セカンドゴールを設定します。届ける学校を増やせるだけでなく、英語版の制作や、カリキュラム開発費、教員研修やフィールド授業など、先生や生徒たちのアクションを充実させる費用に充当していきたいと考えています。
この本は、海をテーマに「持続可能な未来」をつくるために、先生に託すバトンです。ぜひ支援者として、そのバトンを手渡す人になって欲しい、というのが私たちからのお願いです。 どの支援コースも、完成した本を支援者ご本人に届けると共に、学校にも本を届ける仕組みにしました(選択した支援コースによって学校に届く書籍の数が異なります)。つまり支援してくれたみなさん自身が子どもたちに本を届け、ともに未来づくりに参加するアクターになります。
これからの未来を生きるのは、まぎれもなく今の子どもたちです。日本人にとって身近な海に親しみ、この海を未来に残していくきっかけづくりに、ぜひご参加ください。本プロジェクトに共感・賛同いただけたら、ぜひ支援いただけるとうれしいです。
どうぞよろしくお願いします。
上田壮一(一般社団法人Think the Earth 理事/「あおいほしのあおいうみ」編集ディレクター)
- プロジェクト実行責任者:
- 上田壮一(シンク・ジ・アース)
- プロジェクト実施完了日:
- 2025年4月30日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
書籍を制作・発行し、希望する学校へ書籍を寄贈します。支援者様へのリターン発送を完了させます。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 目標金額に達しなかった場合は、自己資金で対応します。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
一般社団法人Think the Earth理事/プロデューサー
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
3,000円+システム利用料
お気持ち応援コース(リターン不要な方向け)
(1)心からのお礼メールを送ります。
(2)2025年4月に1年間のSDGsforschoolの活動報告(PDF版)をメールで送ります。
※いただいた支援金は学校寄贈に必要な発送費に当てさせていただきます
- 申込数
- 7
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年4月
7,000円+システム利用料
届ける人になろう!完成した書籍1冊をあなたへ、学校にも1冊寄贈
(1)心からのお礼メールを送ります。
(2)2025年4月に1年間のSDGsforschoolの活動報告(PDF版)をメールで送ります。
(3)完成した書籍2冊を届けます。1冊は支援者ご本人へ、1冊は学校へ届け、子どもたちが授業で使います。
※学校は指定できません。送付先住所には支援者さまへのお届け先住所を記入ください。
- 申込数
- 53
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年4月
3,000円+システム利用料
お気持ち応援コース(リターン不要な方向け)
(1)心からのお礼メールを送ります。
(2)2025年4月に1年間のSDGsforschoolの活動報告(PDF版)をメールで送ります。
※いただいた支援金は学校寄贈に必要な発送費に当てさせていただきます
- 申込数
- 7
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年4月
7,000円+システム利用料
届ける人になろう!完成した書籍1冊をあなたへ、学校にも1冊寄贈
(1)心からのお礼メールを送ります。
(2)2025年4月に1年間のSDGsforschoolの活動報告(PDF版)をメールで送ります。
(3)完成した書籍2冊を届けます。1冊は支援者ご本人へ、1冊は学校へ届け、子どもたちが授業で使います。
※学校は指定できません。送付先住所には支援者さまへのお届け先住所を記入ください。
- 申込数
- 53
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年4月
プロフィール
一般社団法人Think the Earth理事/プロデューサー