白い森「おぐに」の『ひみつきちプロジェクト』

[2021年12月17日追記：達成御礼！ネクストゴールを設定いたしました。]

12月8日より スタートした本クラウドファンディングですが、8日目に目標金額である20万円を達成しました。ご支援くださいました皆様に心より感謝申し上げます。

コメントやメッセージなどで、ページに書いてあるようなお言葉に励まされ、大変寒い中ですが改装作業を進めることが出来ております。本当にありがとうございます。

今回、改装費用に加えて薪ストーブの導入費用である30万円を加算し、ネクストゴールを50万円に設定させていただきました。皆様からのご支援を無駄にしないよう努めてまいりますので、残りの期間引き続きご支援・ご協力、そして拡散・後方のご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

▼白い森『おぐに』に、みんなの遊び場「ひみつきち」を創りたい！

 小国高生が作成した『ひみつきち』のロゴ

　家で暇している若人も。わちゃわちゃしたいおじちゃんおばちゃんも。育児にお仕事に疲れた親御さんも。言葉が通じなくて悩んでいる外国人の方も。小国町の高校生が中心となって、空き家を改装して、みんなの遊び場『ひみつきち』を創ります！

▼シネマはねえ！本屋もねえ！人はずいぶんあったけえ！

　山形県南部にある小国町は、春は石楠花（シャクナゲ）、夏は白と緑のブナ林、秋は紅葉、冬には雪に囲まれる、色鮮やかな地域です。「四季の移ろい、まじで綺麗なんだよなぁ。」っておい！遊ぶ場所全然ないじゃないか！とついついツッコんでしまう人が大勢いる町でもあります。昔は沢山遊ぶ場所があったと言うけれど、果たして、、？そんな『今』に対して遊び場を作り居場所を作ろうとするのがこの企画です。この企画は、1人のアイディアから始まりました。いつの間にか居場所が欲しい高校生、地域の方など、様々な方が仲間になっています。（by小国町唯一の県立高校の生徒会長）

▼批評家と高校生が教えてくれた「人生の知恵」

　「自分の本当の姿が見附けたかったら、自分というものを一切見失うまで、自己解析をつづける事。中途で止めるなら、初めからしない方が有益である。途中で見附ける自分の姿はみんな影に過ぎない……。そして、自分というものを一切見失う点、ここに確定的な線がひかれている様に思う。こちら側には何物もない、向こう側には他人だけがいる。」（小林秀雄著『手帖Ⅰ』より抜粋）

　ページをご覧いただきありがとうございます。ひみつきち制作・運営委員会代表の坂口裕紀です。上記の言葉は、人生の目的探しに疲れた20歳の私がうつ病の時に出会った言葉です。3ヶ月ほど、一人暮らしの自宅で空を眺めて暮らしていたとき、小林秀雄先生の書籍に出会いました。人生は終わりのない自分探しだ。いろんな人と対話して、仮の答えを見つけて、それを持って前に進もう。私はそう考えるようになりました。そこで私は高校生と一緒に自分探しをしたいと思い、探究学習のカリキュラム設計に携わることの出来る現在に至りました。

　小説が好きな子、ゲームが好きな子、運動が好きな子、音楽が好きな子、映画が好きな子。生徒たちは口をそろえてこう言います。『楽しいから楽しいんじゃん。特に理由なんてないよ。』高校生と一緒に悩み、泣いたり笑ったりする半年間を経て、私が一番生きていて楽しいと感じる時は、今のところ遊ぶときだと気付き、みんなの遊び場「ひみつきち」を創ることを決意しました。

▼『大変じゃないの…..？』私たちが私たちの手でひみつきちを創るワケ

　改装という活動自体が、私たちの居場所となると思っているからです。ひみつきちのコンセプト、内装外装、ひみつきちで何をしたいかなど、全てのアイディアは小国町の高校生が現在進行形で考えています。空き家の改装、それに関する情報発信も高校生が中心となって、地域の方々と一緒に行っています。ひみつきちの改装メンバーに、どうして自分たちでわざわざ創っているのか聞いてみました。『暇だからかな、こんな暑い中くるなんてよほど暇じゃないと来ないよ（笑）』『これといってすることないからなあ…』『楽しいからですかね、やっぱ』『わくわくしたいからですね(*’▽’)』『進学先の志望動機のためですね、自己ＰＲになるし』『家壊せるなんて、なかなかできないよ』『単純に形に残るものっていいですよね( -`д-´)ｷﾘｯ』十人十色の理由で改装しているようでした。居場所になれているようでなによりです。

▼みんなの遊び場「ひみつきち」を一緒に創りませんか？　

　改装の方法から資金の調達、改装後の運営体制に至るまで、様々な壁を越えて(物理)

カメルーンとカナダからのスケットも迎えて

近くのおばあちゃんからきゅうりを貰って

小国町で古民家を解体されている方から木材も頂き

その木材を再利用して改装を進めています。今後、薪ストーブの導入も予定しており、環境に優しいひみつきちを創ります。

◆ひみつきちでできること

※その他、こどもたちがやりたいことによって順次揃える予定です。

￭地域住民イチオシの映画・本紹介＆鑑賞会

￭みんなでご飯

￭ボードゲーム、ゲーム大会

￭ちょこっとライブ

￭山の幸ＢＢＱ

￭体力の限界へチャレンジ！薪割り大会

ひみつきちの隣家の方から頂いた小説

ゲーム大会

今この文章を読んでくれている皆さんも、みんなの遊び場『ひみつきち』を創る仲間です。一緒に『ひみつきち』を創りませんか？