コラム⑤『NICU・GCUで働くスタッフ紹介「臨床工学技士」』

赤ちゃんの治療を専門とする特別な病室「新生児集中治療室（NICU）」や「新生児回復室（GCU）」で、私たちは「臨床工学技士（りんしょうこうがくぎし）」として、医療機器の専門家として働いています。
主な仕事は、医療機器を安全に使うための準備と管理です。

【医療機器の点検・保守】

新生児専用救急車に搭載されている医療機器、病棟にある35台の人工呼吸器、32台の保育器、心拍モニターなどの医療機器が正常に作動するように使用中や使用前後で点検を行い、医療の安全を守っています。

特別な治療にも深く関わっています。

【専門的な治療のサポート】

一酸化窒素ガスを使った治療や、赤ちゃんの脳を守るための体温を下げる治療など、特殊な治療を行う際にも、私たちは機器の操作や管理で積極的に参加しています。

【医療安全の要】

医療機器が安全に作動して、赤ちゃんの治療が安全に行われるように医師や看護師と連携しています。