プロジェクト概要

 阪神大震災後に河原に突如現れた「生」の文字。

今年は再生可能エネルギーでライトアップをします!

 

こんにちは。「再生可能エネルギーでまちづくり」をコンセプトに環境活動している井上保子と申します。以前から目にする機会が多くなってきた河川敷の「生」という文字のライトアップを担当することになりました。
下記の写真にありますように初代のモニュメントが出現したのは2005年のことでした。

「生」は2005年1月、阪神淡路大震災から10年目、街と人の再生を願い震災追悼モニュメントとして、美術家大野良平が宝塚市武庫川の中州に河原の石を積んで制作しました。

 

2013年10月14日にミニソーラーシステムの手作りワークショップとからめた、ライトアップイベントを行います。ますます「生」が生き生きと輝き続けるように、私たちも努力するつもりです。どうぞご支援、よろしくお願いいたします。

 

(河原に現れた「生」の文字)

 

1年半後には自然消滅しましたが、2008年小説家有川浩著「阪急電車」で「生」が復活。映画化にも伴い多くのボランティアに支えられて2代目「生」が誕生。

その後も自然の力による消滅を繰り返しながらも再生してきました。

ライトアップも行われるようになってきた近年、2011年3月11日、東日本大震災が起こりました。「生きる力に祈りを込めて」ライトアップを行ってきましたが、消失、再生を繰り返す「生」の持つスピリッツがより人々の記憶に残るプロジェクトとなったのです。何度流されても蘇る「生」のモニュメントにいつしか注目が集まるようになってきました。以下はyoutubeにアップされている「生」を巡る人々の、それぞれの思いです。

 

(小説「阪急電車」で有名になった宝塚市の「生」復活!2011年)

 

今回、今までと違うやり方を考えるきっかけとなったのは、昨年のライトアップのときに私たちの活動「NPO法人新エネルギーをすすめる宝塚の会」のメンバーが、点灯のお手伝いに行ったことです。あまりにも多くの電池が捨てられている現状を見て、これは何か別の方法をとったほうがいいのではないかと考えました。                

「再生可能エネルギー」というものに多くの人の関心が寄せられるようになり、環境面への配慮をする必要性が出てきた頃でもあります。そこで、電池を使ってのライトアップよりも電源そのものが再生可能エネルギーであればなお良い、ライトも電球ではなくLEDで、という案が浮上しました。これが、今回の再生可能エネルギーを使ったライトアップにつながります。

 

(呼びかけに応えたボランティアのみなさんが現場の草刈りや清掃をします)

 

制作者の大野良平さんの言葉です。

「このオブジェを初めて作ったのは、震災から10年目にあたる2005年1月。自然と街が共存している場所に、街へ飛び出すアートを作ろうと考えました。誰かが見ているかもしれないが、誰も見ていないかもしれないそんなアートを提示したかった。私の心のメッセージを宝塚中心市街地のヘソ的な場所から発信できることにワクワク感を持って制作しました。それが、自然消滅して1年半後の2008年に小説の中で再生されていると知り、こんなところで蘇っていることに不思議な感じがしました。「生」は記憶の中に刻まれればよい作品だと考えていましたが、映画化という波に乗って多くの人と関わり、再現することが宿命だったのかもしれません。そしてみんなが生きていく力のメッセージとして宝塚に根付いてほしいです。

 

(「生」の作者現代美術作家の大野良平さん )

            
 阪神淡路大震災を経験した私たちには、言葉に出せないつらさがありました。この「生」というオブジェがどうしてここまで人に愛されるようになったのか。
「蘇る」ということに対して人がみな願いを込め、再生させる努力しているからということを、関わり始めてあらためて思い知らされました。今まで行ってきたライトアップは懐中電灯によるもので、たくさんの電池も必要でした。それは数にして500個。それが毎回完全消費される訳でもなく、中途半端に残っていたりしてかえって使いにくくなるという悪循環を生み出していました。置き場にも困るし、何より環境に悪すぎるということで制作者も頭を悩ましていました。そこへ「再生可能エネルギーを使ってLEDでライトアップ」を持ちかけたところ、手放しで喜んでいただきました。「再生」と本当は書きたかったという「生」。字数の多さであきらめたけれど、こんなところで再生という言葉を使えることになった。本来の意味に近くなってうれしいと周囲の人も喜んでいます。


(どんな石をどこに置くか、それは人それぞれの感性です。

思いを込めて石を積んでいきます。)

 

今夏、初めての試みのライトアップが実施されました。考えているのとやるのとでは大違いで、トラブルの連続です。当日、ライトアップが始まってからも現場では四苦八苦しながら作業していました。太陽の光で充電した電気でライトアップするのですから、少しのロスももったいなく感じます。

それでも橋の上から見ていた人たちの間からは感嘆の声が上がりました。わずか2時間ほどの点灯にすぎませんでしたが、終わりには橋上に集った人たちから拍手も起こりました。

 

次回のライトアップを2013年10月14日に再生可能エネルギーとの結びつきを強くするために、ミニソーラーシステムの手作りワークショップとからめた、ライトアップイベントにします。ますます「生」が生き生きと輝き続けるように、私たちも努力するつもりです。どうぞご支援、よろしくお願いいたします。

 

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今回、ご支援いただいた方へのお礼の形を考える上で、当然のことながら「生」にまつわるもの。「宝塚市」にまつわるもの。「再生可能エネルギー」にまつわるもの、という3段階で考えました。

 

まず、「生」がどんなものであるのかを知っていただくために、ポストカードを用意しました。初代の「生」を写したもの、たくさんの人が石を積んで完成させた「生」の前で勢揃いしたもの、ライトアップされた「生」の三種類です。

 

              2005年、初代の「生」
 

        懐中電灯によるライトアップの様子

 


       「生」再現に力を尽くした方々とともに

 

乾燥糸こんにゃく「ぷるんぷあん

宝塚市にあるトレテスはインドネシアの残留日系人の「インドネシアと日本の架け橋になりたい」という思いをかなえるために1995年に設立された会社です。乾燥糸こんにゃく「ぷるんぷあん」(インドネシア語で「女性」という意味)は栽培から製造まで、インドネシアの女性たちが手作業で行っています。日本の食卓がインドネシアの暮らしの工場につながることをめざし企業活動を続けています。この「ぷるんぷあん」の3個入りをご用意しています。

 

防水型LEDソーラーランタンLUCI

膨らませて使うソーラーパネルつきのランタン。場所をとらず、使うときに膨らませるので便利です。点灯モードも3段階になっており、省電力、通常、点滅と使い方に幅を持たせています。本体は113グラムという軽さなのでどこへでも持っていくことができます。また、明るさにおいてはかなりの照度があるので不安なく使うことができます。

 


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