台湾への恩返しを胸に すずりの里から立ち上げる人間再生のドラマ!
支援総額
目標金額 2,500,000円
- 支援者
- 13人
- 募集終了日
- 2023年5月8日
神戸朝高創立75周年記念公演を成功させたい!
#地域文化
- 現在
- 244,000円
- 支援者
- 27人
- 残り
- 15日
文化をつなぐ|芸能芸術支援-芸団協マンスリーサポーター
#地域文化
- 総計
- 3人
新渡戸記念館再生へ|稲造の遺した武士道の精神、日本の心を未来へ
#地域文化
- 現在
- 6,440,000円
- 支援者
- 200人
- 残り
- 37日
緊急:パレスチナの劇場・映画館アルカサバシアターの存続危機を救おう
#国際協力
- 現在
- 4,034,000円
- 支援者
- 241人
- 残り
- 24日
大谷美術館|貴重な文化財を守り活かすためにご寄付を。
#地域文化
- 現在
- 1,197,000円
- 寄付者
- 41人
- 残り
- 44日
「ちいさな音楽家サポーター」プログラム マンスリー(毎月寄付)会員
#子ども・教育
- 総計
- 73人
紛争による難民・避難民、自然災害の被災者をご支援ください!
#国際協力
- 総計
- 3人
プロジェクト本文
▼自己紹介
ふるさとの物語制作委員会は、宮城県仙台市に拠点を置き、復興コンサートやオリジナルの音楽劇を制作している団体です。震災時に物心両面において世界最大級の支援を寄せてくれた台湾への恩返しと、台湾有事の回避に特に注力しています。
この曲「これからも。ありがとう」は私たちの心を表すチーム・ソングとも言える歌です。お聴き下さい。
あなたと繋がっていたい なぜなんて聞かないで わけなんてほんとうにないのだから
あなたと笑顔でいたい なぜなんて聞かないで わけなんてほんとうにないのだから
あなたと生きていたい なぜなんて聞かないで わけなんてほんとうにないのだから
時を共にしたあなたに まだ顔も知らないあなたに ありがとう これからも ありがとう
この詩は、我らの初期メンバーだった作詞家おのりく君が残した白鳥の歌であり、2015年台湾への返礼歌として作曲され、台北市の国父記念館において初演されました。
私たちは東日本大震災のあった2011年7月に活動を開始。「逆境に負けず被災地からのルネッサンス(文芸復興)を」という旗印を掲げ、プロ・アマの境界を越えて俳優や音楽家、舞踊家らが集まり、12年間に20を超える様々な舞台作品を制作・上演しています。
この動画についてはYUCAT及び大日プロダクションの掲載許諾取得済み。
世界情勢の遷移を受けて、2018年以降、活動の主旨に「平和と自由を愛し、人権・人道を守る」も加え、「歌の架け橋となって」と題した国際親善のコンサートを日本だけでなくニューヨークや台湾各地でも上演しています。
▼そして始まる新たなプロジェクト
コロナ禍を乗り越えて今年3~4月に、日本の明治初年を描いた歴史劇「石に刻んだ赤心」を5年ぶりに再演いたします。赤心とは純な心、真心を指します。
この物語では、西南戦争の敗戦によって国事犯という汚名を着せられた旧士族の男たちが、人権というものに目覚め、どん底から立ち上がっていく姿が描かれます。
「石に刻んだ赤心」は単なる時代劇ではなく、人権を唱道する物語なのです。
▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ
戦争は最大の人権侵害と言われます。戊辰戦争、西南戦争という国内戦争においても多くの人生が狂わされ、人権が侵害されました。まして国際戦争においてはなおさらのこと。東アジアがキナ臭い昨今、我々は歴史から学び、心の奥にある羅針盤をもう一度“平和の星”に合わせるべきではないか、それがこの芝居の再演を決意した理由です。
世界の平和が揺らいでいます、それは誰もが感じていることでしょう。戦争が始まってからではもう遅い。転ばぬ先の杖となるようなことが、今わたしたちにできないかを考えたいと思うのです。犬や猫は病気になっても「痛い」「苦しい」「つらい」と周囲に訴えることができません。そのため病気の発見が遅れ、治る病気も治らなくなってしまう。ウクライナとロシアの関係も戦争が起こるまで気づかなかった人が大多数ではないでしょうか。国際社会がもっと早く気づいていれば、戦争が起こる前に何かしら手を打つことができたかもしれません。東アジアに住む我々は戦争が起こる前に声をあげて世界に訴えるべきだと思うのです。我々は自由と平和を希求しているということを。そしてそれを訴えるには、心の琴線に触れ得る「文化芸術の力」が最もふさわしい。
この120年前の日本を描いた歴史劇を、これからの世を担う世界中の若者に見てもらいたい。そして、昔この世界に生きていた人々に思いを馳(は)せてもらいたい。なぜなら、亡くなった人を大切に思うことは他者への思いやりに通じ、それがとりもなおさず人権尊重の礎石となって、その上に世界平和の法城が築かれるのですから。
▼プロジェクトの内容
全国の7都市で開催。西南戦争の激戦地となった鹿児島、熊本、大分県竹田市では慰霊公演として、そして東北の沿岸部の石巻と気仙沼では東日本大震災13回忌追善興行として、いずれも入場無料で上演いたします。
【公演スケジュール】
鹿児島市 みなみホール〈南日本新聞会館〉3/25(土) 昼の部14:30/夜の部18:30~
熊本市 熊本市健軍文化ホール 3/27(月) 夜の部18:30~
竹田市 グランツたけた廉太郎ホール 3/29(水) 夜の部18:30~
東京都 自由学園明日館講堂〈池袋〉 4/6(木) 昼の部13:30~/夜の部18:30~
石巻市 マルホンまきあーとテラス 4/9(日) 昼の部13:30~
気仙沼市 気仙沼中央公民館 4/11(火) 夜の部18:30~
仙台市 太白区文化センター楽楽楽ホール 4/13(木) 19:00〜 4/14(金) 13:30~
●東京公演は全自由席3,000円〈当日は500円増し〉
●仙台公演は全指定席2,000円〈当日は500円増し〉藤崎、仙台三越のプレイガイドで取扱い中。
有料公演〈東京と仙台〉のチケットのご予約は、0120-240-540 カンフェティチケットセンターまで。〈平日10-18時〉
【出演者】大山大輔 飯沼由和 小仁所伴紀 川内悠 島田江利子 矢内久美子 檀上太郎 大日琳太郎 若生智彦〈ギター〉
【スタッフ】濱田一郎〈音響〉松崎太郎〈照明〉永沼セツ〈衣装縫製〉中原達彦〈編曲〉
【後援】石巻市 気仙沼市教育委員会 宮城県芸術協会 南日本新聞社 河北新報社 熊本日日新聞社 石巻日日新聞社 三陸新報社
【主催】ふるさとの物語制作委員会
【共催】竹田市〈竹田
▼プロジェクトの展望・ビジョン ~二つのドリーム~
【伝統工芸と演劇のコラボレーション】
この史劇の舞台である宮城県雄勝の伝統工芸品「すずり」に光を当てたいと考えています。
雄勝は玄昌石の特産地であり、室町時代からのすずりの里。全盛期には国内のすずりの9割を生産したそうです。が、明治の初め、衰退した時がありました。それを救ったのが西郷軍兵士らだったのです。そして、彼らの中にひとり彫刻の名人がいて、芸術品としてのすずりを残したという伝聞があります。
雄勝は2011年の大津波により壊滅的な打撃を受け、人口は1/4に激減。町の存続も危ぶまれ、硯産業は高齢化とも相まって再び深刻な状況にあります。
この危機を乗り越える一策として、彫刻硯の継承者遠藤弘行さんに、物語に合わせた特製「不忘朝恩のすずり」を創作していただきます。「不忘朝恩」とは「命を救ってくださった天皇陛下の御恩を忘れない」という意味で、兵士らが宮城県に提出した嘆願書に書かれている言葉です。ですから、この特製硯には皇室を象徴する菊花が彫刻されます。
すずり以外にも、雄勝船越地区の天然とろろ昆布と、被災住民が立ち上げた雄勝ローズファクトリーガーデンが作っているアロマグッズもリターングッズとして紹介してまいります。演劇をもっての町おこしとなれば望外の喜びです。
この動画については、大日プロダクションに掲載許諾取得済み。
【二つ目のビジョン 台湾でオリンピック芸術部門の復活開催を!】
古代ギリシア時代のオリンピックにはスポーツだけでなく詩を吟じる競技もあったそうです。また、オリンピックの期間中とその前後はギリシアの各国とも休戦を定められていたそうです。古代オリンピックはまさしく平和を尊重する人間の祭典でした。
1912年のストックホルム大会から48年ロンドン大会までの近代五輪にも「芸術競技」があり、36年のベルリン五輪作曲部門において東洋人でただ一人入選の快挙を成し遂げた江文也(Koh Bunya)は、日本統治下の台湾人音楽家でした。(下の写真)彼は日本で音楽を学んだのです。入選曲「台湾舞曲」が、2022年11月に87年目にしてようやく、コンサート「歌の架け橋となって」の中でピアニスト蔡翰平くんによって日本初演がなされました。リターングッズの中でこの曲を聴くことができます。
2019年から私たちが日本と台湾の各地、そしてニューヨークで行ってきた国際親善コンサート「歌の架け橋となって」は、音楽をもって国と国、人と人とをつなぎ、我らが平和と自由を希求していることを世界に訴えようというものです。これを近い将来、国連のステージ上で東アジアの国々から音楽家たちを集めて開催できないものかと考えています。
もしくは、このコンサート「歌の架け橋となって」をオリンピック芸術部門の復活開催にまで推し進めることができないものかと考えています。そして、第一回目の開催地は台湾こそがふさわしい。
もしそこまでたどり着くことができれば、文による武の抑止も夢ではないかもしれない。やってみなければわからない。最初からあきらめていては何もしないも同じこと。私たちは、文化の力によって“平和を願う大きな波”を起こせるかどうか賭けてみたいのです。
【最後に】
ここまで読んでくださいましてありがとうございます。「人は石垣 人は城」という戦国武将武田信玄の名言通り、大きな企画を支える一番の力は人の力であり、皆様からのご寄付は城の石垣に匹敵します。一かけらの石でも構いません。東アジアの平和と自由のために我らと共に積んでいただけませんでしょうか。この史劇「石に刻んだ赤心」は一つの通過点であり、目指すゴールはまだまだ先にあります。
12年前の震災時、傷ついた日本に心を寄せてくれた台湾。一被災地から始まった平和と自由を希求する波が世界に遍く広がれば、それが台湾への一番の恩返しとなる。そう念じて日々の活動を続けています。皆様のご賛同とご支援を心からお願い申し上げます。
【台湾からの応援メッセージ】
衷心感謝所有心繫台灣的日本朋友們,謝謝您的支持與關心,我也誠摯的盼望我們都能永遠的享受在一個和諧、自由的世界中,願世界和平長存。 台灣星之會 音樂部門 男中音 陳集安
台湾への関心を寄せてくださる日本の皆様に心から感謝を申し上げます。ご後援、ご関心をお寄せいただき、感謝に堪えません。日台両国の人々の自由が守られますように。そして、世界の平和がいつまでも、いつまでも続きますように!台灣星之會 音学部門 バリトン 陳集安
同為東亞島國的台灣與日本,有著超越國家境界深遠的互信與友誼,更是世上難能可貴稀有的兄弟之邦,誠摯敬謝長久以來為台日友好無私奉獻的朋友們,讓我們以音符與藝術交流為台日情誼譜出下一個樂章,願和平遞向全世界、讓平安喜樂滿人間,更期望台日友好的火炬、這份足以誇耀全世界的堅實情誼,源遠流長世代傳承直到永遠。 台灣星之會 王子軒
同じ東アジアにある台湾と日本は国交一層よりお互いに深い信頼と友好関係を持つ国、これほどの友情を築いてきた両国は世界中で非常に珍しいと言っても過言すぎません。 今まで日台の友好関係に貢献していただいた皆様、誠に感謝の意を申し上げ、これからも音楽と芸術交流でその友好関係を新たな扉へと共に高めて行きましょう! 平和の願いを世界へ広げ、人類の幸福がこの世に末永く創り出し続けます。そして、世界に誇らせる仲間である両国の日台友好の聖火が永遠に目を輝かさせますように心より願っております! 台湾星の会 王子軒
●プロジェクト成立後、天災やコロナ禍などやむを得ない事情により公演開催ができなかった場合、公演を延期いたします。
- プロジェクト実行責任者:
- 日本(ふるさと)の物語制作委員会
- プロジェクト実施完了日:
- 2023年4月14日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
鹿児島市、熊本市、大分県竹田市、宮城県石巻市、気仙沼市において、「史劇 石に刻んだ赤心」の巡業公演を入場無料で行います。させに、東京公演、仙台公演は有料にて開催されます。 募集開始日は3月中旬→3/13~22東京にてリハーサル→3/25~30まで九州三都市〈鹿児島・熊本・大分竹田〉の巡業公演→4/6東京公演→4/8~11石巻・気仙沼巡業公演→4/13&14仙台公演。プロジェクト実施完了日は4月14日(金) 募集終了日は5月8日(月)。→5/9~石製品の製作開始→製品がそろい次第発送。 ここで集められた資金は、五か所の無料公演の費用のうち、劇場費・稽古場37万円、移動費・宿泊費122万円、印刷費(チラシとパンフレット)30万、記録映像撮影編集費15万円などに充当します。
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プロフィール
仙台市生まれ。仙台一高、東北大学卒。俳優・劇作家・演出家・作曲家。1988年、神奈川県芸術祭作曲コンクールに入選、以後、東京で自作の舞台作品や英語狂言などを披露、俳優、朗読家、演出家として活動する。2009年12月より仙台を拠点に演劇やコンサートの制作を開始、2011年の東日本大震災を機にふるさとの物語制作委員会を立ち上げ復興記念の舞台に取り組み、東京、宇和島、鹿児島、台湾、ニューヨー クなどで公演、好評を博す。劇作の代表作は、「星空のコンチェルティーノお琴」「天の赦すところ」「花山寺」「What a wonderful world」「石に刻んだ赤心」 俳優としての代表作は、ひとり芝居「親鸞大いなるみ手に抱かれて」が上げられる。
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リターン
2,500円+システム利用料
感謝のメール & 雄勝法印神楽の写真絵ハガキ5枚セット
●感謝のメール
●写真絵ハガキセット 雄勝の法印神楽を撮影した特製ポストカード5枚組です。ただし、コロナにより春祭が中止になった場合は、雄勝の風景写真に変わります。
- 申込数
- 1
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年6月
3,000円+システム利用料
感謝のメール & 高橋さんちのとろろ昆布3袋
●感謝のメールをお送りします ●雄勝の写真絵葉書1枚
●震災後も雄勝船越地区に残り昆布業を営む高橋照雄さん自慢の天然とろろ昆布25g入り×3袋。
- 申込数
- 4
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年6月
2,500円+システム利用料
感謝のメール & 雄勝法印神楽の写真絵ハガキ5枚セット
●感謝のメール
●写真絵ハガキセット 雄勝の法印神楽を撮影した特製ポストカード5枚組です。ただし、コロナにより春祭が中止になった場合は、雄勝の風景写真に変わります。
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- 2023年6月
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感謝のメール & 高橋さんちのとろろ昆布3袋
●感謝のメールをお送りします ●雄勝の写真絵葉書1枚
●震災後も雄勝船越地区に残り昆布業を営む高橋照雄さん自慢の天然とろろ昆布25g入り×3袋。
- 申込数
- 4
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年6月
プロフィール
仙台市生まれ。仙台一高、東北大学卒。俳優・劇作家・演出家・作曲家。1988年、神奈川県芸術祭作曲コンクールに入選、以後、東京で自作の舞台作品や英語狂言などを披露、俳優、朗読家、演出家として活動する。2009年12月より仙台を拠点に演劇やコンサートの制作を開始、2011年の東日本大震災を機にふるさとの物語制作委員会を立ち上げ復興記念の舞台に取り組み、東京、宇和島、鹿児島、台湾、ニューヨー クなどで公演、好評を博す。劇作の代表作は、「星空のコンチェルティーノお琴」「天の赦すところ」「花山寺」「What a wonderful world」「石に刻んだ赤心」 俳優としての代表作は、ひとり芝居「親鸞大いなるみ手に抱かれて」が上げられる。