「泉州アートサミット」プロジェクト終了のご報告
2019年12月、皆さまにご支援いただきプロジェクトが成立した「泉州アートサミット」の継続実施ですが、コロナ感染症の影響で2020年に実現できず、延期させていただいておりました。
このたび11月20日にオンラインの形式で実施することができましたので、プロジェクト完了のご報告をさせていただきます。
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「泉州アートサミット2021」
令和3年11月20日 15時20分〜17時
登壇者:
・[泉大津市]辻西さやか(泉大津市教育委員会 生涯学習課)
・[阪南市]上甲誠(阪南市議会議員)、岡田一(阪南市教育委員会事務局 生涯学習推進室)、佐渡千嘉子(ぽれぽれ広場代表)
・[泉南市]河田泰之(泉南市埋蔵文化財センター)
・寺浦薫(甲南女子大学メディア表現学科准教授)
・進行:忽那裕樹(enocoプラットフォーム部門チーフディレクター/株式会社E-DESIGN 代表取締役)
※「泉州アートサミット2021」は府立江之子島文化芸術創造センター(enoco)が主催する「enocoのバンパク」というオンライン配信イベントの中に時間を設けて実施されました。
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【収支報告】
支援金は、2020年度から2021年度にかけて泉州アートサミットの継続実施を検討、企画する事務費、「泉州アートサミット2021」オンライン配信技術費用、一部の登壇者の謝礼として活用させていただきました。本当にありがとうございました。
【サミットの内容】
1 過去の泉州アートサミットの報告と現在の取り組み
泉大津市の辻西さんからは第1回泉州アートサミットのふりかえりと、現在、力を入れているダンスの取り組みについて紹介いただきました。市内ではキッズダンスが盛んで、近隣のダンスチームが一堂に集まるダンスサミットも毎年盛況。また600年前から続く大津おどりを次世代に継承するため「REIWA★盆ダンス」を創作・普及に努めるなど、次世代育成を進める方法のひとつとして文化を活用する取り組みが紹介されました。
阪南市の岡田さんからは第2回泉州アートサミットのふりかえり、佐渡さんからは阪南市をひとつの企業にみたて経済、教育、子育て、防災、歴史の継承をひとつにまとめ、地域のプレイヤーと魅力ある阪南市をつくりあげる「ぽれぽれ広場」という活動の紹介がありました。また上甲さんからは堺以南の9市4町のプレイヤーが集まって泉州の未来を語る「センミラ会議(泉州の未来をつくるみんなの会議)という活動体にて、人と人がつながることを軸に会社や事業、ラボなどをたちあげる等の取り組みが進んでいる状況を共有いただきました。
泉南市の河田さんからはコロナ感染症の影響で第3回泉州アートサミットが実施できない状況のなか、泉州の古民家や歴史的な建造物等をめぐる御財印めぐりを実施するなど創意工夫した取り組みを通じ、来場者ではなく協力者を増やすことが大切である、といった気づきについて語っていただきました。
また第1回、2回に連続で基調講義とワークショップに来ていただいた平田オリザさんの身体的文化資本についの概要を寺浦さんが紹介し、小さいときから教育と文化をひとつにした文化施策を行政が打ち出すことの重要性について共有しました。
泉州アートサミットのもともとのメンバーである岬町職員の新保太基さんにも飛び入り参加いただき、コロナ感染症で中断しているものの、泉州アートサミット等で培った関係性を活かし、関係人口を増やす取り組みを復活させたいとお話いただきました。
また今回のクラウドファンディングでもご支援いただいた井上稔氏(阪南市職員)が会場にお越しいただいていましたので、一言いただきました。「文化やまちづくりは行政が支援しにくい分野になっていくので、民間のプラットフォームが広がっていけば行政が持てるリソースで支援できるようになるので重要な活動である」と語っていただきました。
進行役の忽那さんからは、SDGsという大きな目標が掲げられるなか、海など環境を大切にしようというテーマは誰もが賛同してくれるため、9市4町が同時につながれるテーマを設定し、各議会が同時に発議するなど、行政界を超えたつながりを形にできると面白くなる、というアイデアをお話いただきました。
2 今後について
辻西さんからは、アートは言語なしでつながれるので共通言語になりうるため、誰ひとり取り残さないというSDGsの目標にも合致する。泉州一体で考えていきたいと語っていただきました。
岡田さんからはこれからの活動に向けて、いろんな方がどんなことを考えて活動しているのかについて、地道なリサーチとそれらをつなぐ役割を考えていきたいという意思表明がありました。
佐渡さんからは、大きなことではなく小さな成功体験を重ねていくことの大切さと、泉州の地域が“いなかもん”と言われることがあるが、それをパワーに変える活動ができたらいいということを語っていただきました。
上甲さんは、今はコロナで元気がないが、まち歩きなどを復活させ、バトンを次に渡していきたい、そのためにも情報発信が大切であること、第1回泉州アートサミットで招聘した豊岡市の大交流課のように、横串をさし情報発信できるよう、皆で力を合わせてもっとがんばりたいという思いを共有いただきました。
河田さんには、考えるよりまず活動することの大切さ、またしょいこむのではなく相談が重要で、協働できる人のつながりを泉州アートサミットの活動で得られたことの喜びを語っていただきました。
最後に忽那さんからは、泉州アートサミットとしての活動はこれでひと区切りとなるが、今後も具体的な戦略会議をしていきたいこと、また芸術文化とまちづくりをつなぐNPO Be Creativeをたちあげたので、協働・応援しあえる仕組みとして活用してほしいという思いとともにサミットを締めくくっていただきました。
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長引く新型コロナウイルスの影響で、残念ながら、支援者のみなさまと直接顔を合わせることが叶いませんでしたが、ここからつながる泉州の未来にご期待をお寄せいただくとともに、ぜひ関わり合いをお持ちいただければ嬉しく思います。
【「泉州アートサミット2021」動画公開について】
このたびの「泉州アートサミット2021」について、ご支援いただいた皆さま限定で、Youtubeにて動画を公開しております(2022年3月31日まで)。
こちらからご覧ください:https://youtu.be/i_khIYlLUSo



















