
支援総額
目標金額 3,000,000円
- 支援者
- 279人
- 募集終了日
- 2025年9月5日

聖武天皇が建立し日本武尊を祀る礒崎神社本殿の修復にご支援ください!
#地域文化
- 現在
- 669,000円
- 支援者
- 119人
- 残り
- 1日

地域に息づく宝を次世代へ!鞆淵八幡神社の修復にご協力ください
#地域文化
- 現在
- 3,710,000円
- 支援者
- 206人
- 残り
- 23日

愛知 普門寺|国重要文化財 仏像を守る「仏像館」改修工事にご支援を
#地域文化
- 現在
- 7,055,000円
- 支援者
- 106人
- 残り
- 27日

東京国立博物館|価値ある文化財を救い出す。源氏物語図屏風、修理へ
#伝統文化
- 現在
- 59,305,000円
- 寄付者
- 2,842人
- 残り
- 30日

ぬるぬるのお引越|万博・落合陽一 null²パビリオン次なる場所へ
#ものづくり
- 現在
- 216,672,000円
- 支援者
- 12,279人
- 残り
- 30日

【第二弾】法隆寺金堂、火災で失った色彩|「鈴木空如」模写絵を未来へ
#地域文化
- 現在
- 1,400,000円
- 寄付者
- 60人
- 残り
- 30日

坂本龍馬ゆかりの御神木、倒壊。京都・武信稲荷神社「希望の再建」へ
#地域文化
- 現在
- 6,425,000円
- 支援者
- 337人
- 残り
- 47日
プロジェクト本文
【梅の名所を次の20年へ守り継承したい】
この度は、当山初のチャレンジにご支援・情報拡散いただき、ありがとうございます。
全国の皆様からの温かいご支援により、8月17日にネクストゴールの目標金額500万円を達成いたしました。
クラウドファンディングを公開するまでは、私たちは「この取組みに広くご賛同いただけるのだろうか、ご支援をいただけるのだろうか」、先が見えない手探りな中で準備を重ねてまいりました。
そうした中、第一目標、ネクストゴールともに、想定を上回るスピードで目標を達成することができましたのは、ひとえにご支援や応援コメントをいただいた皆様、そしてこの取組みの意義を受け止め、様々な形で多くの方々にお知らせくださった皆様のお力添えのおかげであり、心より感謝を申し上げます。いただいたご寄付は梅の保全等を中心とする境内のさらなる環境整備等で大切に活用させていただきます。
クラウドファンディングは9月5日(金)23時まで続きます。残り18日を残して境内のさらなる環境整備に必要な「ネクストゴール」を達成させていただいた今、皆様からの応援コメントも拝見しながら、「専称寺」の価値をより確かな形で未来に引き継ぐために何ができるか、改めて考えを深めてまいりました。
こうした背景を踏まえ、今回新たに「サードゴール」として、「700万円」を設定させていただきます。追加でいただくご支援は、 境内のさらなる環境整備の一部(石段の入れ替え・御朱印等販売所の整備・ 境内の塀の修繕・管理棟の修繕・歴代住職墓所の修繕) に充てさせていただきます。
改めてになりますが、クラウドファンディングは、単なる資金調達ではありません。賛同したい、支援したいという想いに加え、専称寺の未来を一緒に作ってくださる仲間を一人でも多く募ることを目指して、最終日まで取り組んでまいります。
どうぞ最後までご支援・応援いただければ幸いです。
宗教法人 専称寺
代表役員・住職 遠藤 弘道
(令和7年8月18日追記)
梅の名所を皆さまとともに守り、継承したい
福島県いわき市にある浄土宗のお寺「専称寺」。
およそ630年前の応永2年(1395年)に開山し、かつては浄土宗名越派の惣本山として、僧侶の修行も行われていました。
また専称寺は「梅の名所」として多くの方から親しまれております。創建のころより敷地内に梅の木はあったと思われますが、現在のような数になったのは昭和に入ってから。
専称寺の600年以上の歴史の中で、国指定重要文化財(建造物)に指定された本堂等、東日本大震災の影響を受けるなどして荒廃した箇所の修復を幾度と繰り返してきましたが、現在様々な箇所に限界がきており、さらなる修繕・改修の必要性に迫られております。
その事業にかかる総額は概算とはなりますが、4億円~6億円以上であり、大変大きな改修事業となります。
我々にとってももちろん、多くの方々から愛されているこの場所を綺麗に整備し、約20年後、開山650年を安心して迎えられるように。
そしてよりたくさんの方から愛される「梅の名所」とするために。
皆さまの温かいご支援を、どうかお願いいたします。

|専称寺の歴史と魅力
ページをご覧いただきありがとうございます。福島県いわき市にございます「専称寺」の第77代目の住職を務めております遠藤弘道(えんどうこうどう)と申します。
専称寺は梅福山報恩院と号し、いわき市の東部、夏井川南岸に所在する浄土宗寺院です。
また、山号「梅福山」の名の通り、県内有数の梅の名所として古くより親しまれておりました。
お檀家さんからの寄進により、現在では約500本の紅梅・白梅があり、毎年3月中旬~下旬には境内の梅が見ごろを迎えます。その景観が評価され、昭和62年(1987年)に福島県重要文化財(史跡・名勝)の指定を受けております。
|専称寺を後世にー。幾度と重なる荒廃や災害があっても、諦めずに乗り越えてきました。
当山第76世・遠藤顕道上人が当山住職を拝命したのは昭和60年(1985年)のことででしたが、その当時から、専称寺は浄土宗名越派の惣本山として隆盛を極めた姿は見る影もなく、荒廃の一途を辿っておりました。その姿を憂い、どうにか復興の足掛かりを掴もうと顕道上人は生涯をかけて力を尽くしてまいりました。
昭和62年には「専称寺境域」が県指定重要文化財(史跡・名勝)、平成14年(2002年)には、「専称寺文書」が県指定重要文化財(古文書)に指定され、平成16年(2004年)には「本堂・総門・庫裡」が国指定重要文化財(建造物)に指定されるなど、所轄官庁や檀信徒さん、地域の皆さまの理解をいただきながら、専称寺の歴史的・文化的価値を高め、専称寺を後世へ伝えることの重要性を訴え続けてまいりました。
しかしながら当山の経済的事由等により、なかなか復興は進まず、本堂・総門等の荒廃はさらに進み、本堂に至っては、本堂裏手よりワイヤーロープで倒壊しないように保全するのが精いっぱいでありました。

そのような最中、平成23年(2011年)東日本大震災が発災。毎日のように余震が続く中、本堂・総門は「全壊」、庫裡は「一部損壊」判定と予断を許さない状況でありました。
顕道上人は、先立つものはなかったにせよ、後世にこの専称寺を残すために、一念発起し文化財の災害復旧に踏み切ったのです。檀信徒の皆さまはじめ、地域の皆さまのご協力のおかげで、国指定重要文化財の災害復旧並びに保存修理事業として6年半もの長い年月をかけて、本堂・総門を修復いたしました。
さらには、現代の防災技術を駆使した防災設備等整備事業にも着手し、文化財を災害等から守る環境も整えました。
令和元年(2019年)10月には落慶法要が行われる予定でしたが、令和元年東日本台風の発災により、いわき市も甚大な被害を受けたことで、延期という苦渋の決断をいたしました。
その後、令和2年(2020年)4月に顕道上人がお亡くなりになり、新型コロナウイルス感染症の流行等もあり、落慶法要を行うことがなかなかできませんでしたが、昨年令和6年(2024年)の浄土宗開宗850年の勝縁の年に合わせて、ようやく落慶法要を行うことができました。
|イベントを通じて地域に開かれた専称寺の取り組み
令和7年(2025年)からは梅の名所で眠ることができる樹木葬「梅福苑」の建立や梅のライトアップイベントなど、少しずつ足を運んでいただける機会を増やすことができました。
初の試みとなったライトアップでは、5日間開催しましたが、多い日は約200名以上の方にご来場いただくことができました。
専称寺は、梅だけでなく松竹梅すべてそろった素晴らしい景観も魅力です。梅のライトアップ期間中では地域の方々に専称寺を知り、楽しんでいただくため、さまざまなイベントを行いました。
イベントの一つとして、NPO法人いわき竹プロジェクトの皆さまのご協力の元、竹の伐採を行い、その竹を活用して梅のライトアップに花を添える竹灯籠の製作を行いました。
また、浜通り雅楽会の皆さまによる「雅楽の調べ」では、本堂に美しい音色が響き、幻想的な雰囲気に包まれました。
専称寺は元々「檀林」(僧侶の養成所・修行寺)であった由来から、住職といっしょにお念仏を称える「トワイライト念仏」も実施しました。老若男女、国籍も豊かな皆さまで、木魚をたたきながら「南無阿弥陀仏」とお念仏をお唱えしました。
イベントに参加いただいた方からのお声
- とても幻想的な雰囲気を持った環境で、本堂が素晴らしいです。仏様も美しくずっと観ていたい気持ちになります。今後も梅の見事なお寺として専称寺の名が知られて、歴史的にも素晴らしい事を伝えて頂きたいと思います。
- 夜の静かな時間が流れる重要文化財【専称寺】の本堂の中で、お経を唱えながら木魚をたたくとても良い経験ができました。家族一同で参加したのですが、皆で感激して帰宅しました。ありがとうございました。
- 鐘撞堂から見たライトアップがとてもきれいでした。住職さんもやさしく色々説明をしてもらえて、とても楽しかったです。

本堂・総門が修復されたことで、かつての輝きを取り戻しつつありますが、恥ずかしながら当山にはまだまだ課題が山積みです。
専称寺の600年以上の歴史の中で修復等を幾度と繰り返してきましたが、現在様々な箇所に限界がきており、修繕・改修の必要性に迫られております。そして、物理的な面だけではなく、管理人や僧職をはじめ、運営体制の強化も必要です。
また、時代の変化とともにお檀家さんも減少し、お檀家さんたちと一緒に維持をしていくには限界が生じつつあります。そのため、寺院の運営・経営もとても苦しい状況で、各所修繕・改修も思うように進められていないのが現状です。
お檀家さんや檀信徒さんのみならず、さまざまな方々の知恵と御支援をいただきながら、長い時間をかけて解決していかねばなりません。
専称寺は、兼務住職状態が100年以上続き、財政的にもひっ迫したお寺です。全国には同じように維持と保存に苦慮している文化財所有者や神社仏閣が多く存在します。
後世に継承していくには、従来の檀家制度だけに頼るのではなく、地域の方々により親しんでもらい、お支えいただけるよう、さまざまな施策と仕組みづくりが必要です。
専称寺の歴史、文化や場所の魅力等を知っていただき、応援してくださる方々と共に、専称寺を次世代に継承していきたい。その第一歩として、今回は「梅の名所」としての専称寺の復活を一緒に作ってくださる仲間を募り、皆さまとともに次世代に継承していくきっかけづくりをしたいと考えます。

今回のプロジェクトでは主に2つのことに注力していきたいと思います。
①梅林の保全 梅の入れ替え・維持管理の一部
②境内の環境整備の一部
国指定重要文化財「庫裡」やいわき市指定文化財「開山堂」は、国・県・市の予算等、長い年月をかけて関係各所との調整が必要で、将来的に別の機会でクラウドファンディングに挑戦したいと考えております。
まず、第1弾として、地域の皆さまから身近に親しんでいただいている「梅」の保全と、多くの方にご参拝いただけるように、境内の環境整備の一部に使わせていただきたいと思います。
< 目標金額 >
300万円
< 資金使途 >
➀梅の入れ替え・環境保全 ※県指定重要文化財(史跡・名勝)
②境内の環境整備
石段の入れ替え
御朱印等販売所の整備
境内の塀の修繕
管理棟の修繕
歴代住職墓所の修繕

専称寺は今から約20年後の2044年に、開山650年を迎えます。
平成6年(1994年)開山600年の際には、東北中の浄土宗寺院の皆さまや檀信徒の皆さまにご協力いただき、盛大に慶讃法要を執り行いました。
開山650年までには、庫裡・開山堂はじめ、堂宇の保存修理を進めるとともに、梅林を中心とした境内の環境整備を行ってまいります。また、管理人や僧侶の常駐が叶うように、財務状況の改善、仕組みづくりにも同時に取り組んでまいります。そして、開山600年の際と同様に、皆さまとともに盛大に慶讃法要を行いたいと思います。
最初の10年は、梅林の整備や庫裡・開山堂の保存修理等、荒廃が進んでいる文化財の保存を進めてまいります。梅の環境保全を通じて、東北の梅の名所としての輝きを取り戻し、観光や地域振興に役立てたいと考えます。
国指定重要文化財・専称寺「総門・本堂・庫裡」や福島県史跡・名勝「専称寺境域」をはじめ、国・県・市指定の多くを有し、これらを地域の宝として後世に継承するとともに、地域の歴史・魅力をより一層引き出すような「発信」「活用」が今後重要となります。
そこで専称寺の文化財の保存を進めるとともに、皆さまに親しんでいただけるような活用を進めていきたいと思っております。具体的には、今年から開始した「梅のライトアップ」の更なる発展と梅のオーナー制度の推進を進めてまいります。
さらには、御朱印の発行、梅を活用した商品開発や国指定重要文化財に泊まれる宿坊計画など、専称寺の歴史や文化を活かしながら、地域の方々や観光の方が楽しみ、集える場を創出してまいります。
歴史、伝統を更に後世に伝え残していくためにも、皆さまのご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。

遠藤弘道
宗教法人 専称寺 代表役員・住職
専称寺は、さまざまな課題はありますが、「浄土宗旧名越派の惣本山」「名越檀林」「勅願所」「梅の名所」など、ここにしかない歴史・文化が詰まったロマン溢れるお寺です。また、梅の時期はもちろんのこと、晴れた日は海まで見渡せて、四季折々の風景を楽しめます。このクラウドファンディングを通じて、まずは専称寺を知っていただき、足をお運びいただくことで、その魅力を知っていただけると幸いです。どうか、あたたかいご支援を何卒よろしくお願いいたします。

四家麻未さん
認定 NPO 法人みどりの杜福祉会 いわきワイナリー マネージャー
遠藤住職より、専称寺の梅を使ったワインを作れないかとご相談いただき、この素晴らしい梅の名所を守りたい一心で、喜んでお引き受けさせていただきました。今回のクラファンでのお届けは難しいですが、今後一連の専称寺の復興事業でなんらかの形で皆さまにお届けしたいと思います。
専称寺は、昔から梅の名所として多くのいわき市民に愛されてきました。特に、鐘楼堂から見下ろす梅林の可憐な花々とどこまでも広がるのどかな風景は、心に深く染み入る郷愁を呼び起こし、日々の喧騒を忘れさせてくれ、初めて訪問した時から変わらずお気に入りの場所です。
このかけがえのない文化財を守り、未来へ継承していくこと。それは、私たちいわき市民にとっての誇りであり、未来の子どもたちへの大切な贈り物だと信じています。どうか、一人でも多くの方にこの支援の輪にご参加いただき、いわき市が誇る大切な梅の名所を、一緒に未来へ残していきましょう。
小黒澤和常さん
曹洞宗 松岩寺 副住職
専称寺様は梅の名所として知られる地域のお寺であり、多くの名僧を輩出し、浄土宗の歴史を支えてきたお寺です。また、多くの文化財を有し、日本国民にとってもかけがえのない財産です。そのお寺が現在、存続の危機に瀕しています。今回のクラウドファンディングは、第一弾となる、梅の名所・境内の環境整備の為の、大切な第一歩となります。
これからの歴史・文化を後世に伝えるためにも、今回の取り組みを心より応援致します。
小松理虔さん
地域活動家
専称寺というと「梅の名所」を思い浮かべますが、私にとって専称寺の最大の魅力は、寺院の歴史と、その歴史を今に伝える文化財の数々です。かつて「浄土宗名越派」の惣本山だった専称寺。琉球に仏教を広めた袋中上人など、歴史に名を残す僧侶たちがここで育っています。この里山の景色を見ながら修行したんだな、自分たちは、偉大な先達の築き上げてきたもの、そのあゆみの上に生きているんだなあと思うと、なんだか不思議と謙虚な気持ちになってきます。偉大な僧侶たちと時空を超えた関係を築くことができる場所。それはやっぱり、私たちみんなの財産だと思うのです。この場所が、未来のいわき人にとっても心の拠り所として残っていくように。どうぞみなさんのお力もお貸しください!

※第一目標金額達成後の返金やキャンセルは、ご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。
※支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。
※本プロジェクトのリターンのうち、有効期限を設けている体験型のリターンについて、有効期限内にやむを得ない事情によりご案内が困難になった場合には、有効期間について個別に調整させていただくこととし、ご返金は致しかねますのでご了承ください。
※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「支援契約」の中にある「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。
- プロジェクト実行責任者:
- 遠藤弘道(宗教法人専称寺)
- プロジェクト実施完了日:
- 2026年8月28日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
いただくご支援金は①梅林の保全 梅の入れ替え・維持管理の一部②境内の環境整備の一部に充てさせていただきます。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
5,000円+システム利用料

5千円|グッズコース
●お礼のメール
●いわきひとまち百景 専称寺絵葉書
- 申込数
- 20
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年3月
5,000円+システム利用料

5千円|全力応援コース
●お礼のメール
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)
- 申込数
- 21
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年10月
5,000円+システム利用料

5千円|グッズコース
●お礼のメール
●いわきひとまち百景 専称寺絵葉書
- 申込数
- 20
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年3月
5,000円+システム利用料

5千円|全力応援コース
●お礼のメール
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)
- 申込数
- 21
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2025年10月



















