様々な理由で行き場を失っている妊婦さんの居場所を岡山に！

 

私たちのページを見てくださって、ありがとうございます

 

 

１．自己紹介

 

私たちは、2022年2月に設立した「NPO法人 妊娠しぇるとSOS」です。

中四国で初めて「妊婦が生活の心配をせず、安心して母と子の未来を考えられる居場所」

を開設するために、クラウドファンディングに挑戦します。

 

思いがけない妊娠で困っていたり、育てることができるか悩んでいる方の相談を受けてきた助産師・保健師・社会福祉士・精神保健福祉士・公認心理師・弁護士などのメンバーが集まり、相談支援のできる法人を設立しました。

 

現在は、思いがけない妊娠をした女性の電話相談、メール相談を365日行っています。

病院での受診が必要であれば、同行支援をしています。

またケースによっては、行政への橋渡しをしながら連携を図り、相談者の方が安心して今後の生活をしていけるよう支援を行います。

相談をされる方の、どうしたいかを大切にし、寄り添いながら一緒に考えます。

 

 

（参考）2022年６月相談窓口開設～10月に受付けた相談状況

 

 

 

 

 

 

 

２．プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

これまでメンバーの総力をあげて、思いがけない妊娠に葛藤している方の相談を受けてきました。妊娠に至る背景は様々で、誰にも相談することができずに不安の中にいる方が多くいます。

　

その中に、妊娠が判明して自分で産んで育てたいが、住む所がないというAさんの相談を受けました。何度もやり取りをし、行政と連携でき、医療へも繋がって、Aさんの希望に沿う支援が得られるだろうと思われたケースだったのですが、後に、彼女が県外の施設に入所し、出産をされていたことが分かりました。

岡山県には、相談を受けても、妊婦さんに特化した一時的に避難できる居場所がありません。もし県内に妊婦の居場所があったならば、Aさんも住み慣れた地域で、安心して出産をし、子育てのスタートをきれたのではないかと思うと歯がゆい思いにかられました。

　

Aさんのケースを通して、

妊娠し居場所が無くて困っている妊婦さんのための一時宿泊施設を岡山県にもつくりたい！！！

と強く思いました。

 

 

3．厚生労働省 子ども虐待による死亡事例等の検証結果等について(第18次報告)

　　　　　　

 

 

報告の課題と提言より・・・

実母が妊娠期・周産期に抱えていた問題

　　「妊婦健康診査未受診」38.8％

　　「予期しない妊娠／計画していない妊娠」28.6％

　　「母子健康手帳の未発行」「出生時の退院の遅れによる母子分離」26.5％

　　「遺棄」 24.5％

提言

・妊娠期に支援が届けられる工夫としてＳＮＳ等を活用した相談体制の整備

・妊娠した実母の生活圏においてアウトリーチ型の支援等の展開

・令和４年児童福祉法等改正法では、家庭生活に支障が生じた妊産婦に安心して生活することができる居住の場を提供し、日常生活の支援や養育に関する相談・助言、関係機関との連絡調整を行う妊産婦等生活援助事業（令和６年４月施行）の着実な実施に向けて準備

 

これらは、私たちしぇるとが目指している方向と一致しています。

 

 

※ InstagramやTwitterで呼びかけ、立ちすくんでいる人の目にとまるように…

 

 

４．ご支援で実現したいこと

 

『様々な理由で行き場を失っている妊婦さんの居場所を岡山に！』

安心して母と子の未来を考えられる居場所

緊急時の一時宿泊施設『しぇるとのおうち』

 

お母さんも赤ちゃんも助けたい

涙する妊婦さんが、笑顔を取り戻せるように・・・

 

 

５．物件探しに四苦八苦…ここに決めた理由！？

 

　私たちは妊婦さんの気持ちがホッと落ち着くような物件を、NPO法人を立ち上げて以来半年間ずっと探してきました。毎日、毎日、住宅情報を見て「古民家をリフォームしようか、これから先10年20年と使用できる物件か・・・リフォームするにもコロナで資材が品薄で高額・・」知り合いの工務店さんも協力したいとおっしゃってくださり、お忙しい時間を縫って物件の見学に付添ってくださいました。

・妊婦さんの体調管理が出来る医療機関に近い場所

・これから先も事業を継続していける場所

・立ち寄りたいという気持ちになる場所

そんな場所を探すために足を運び、スタッフで何度も話し合いました。

 

～見つけた！しぇるとのおうち～

　落ち着いた住宅街にある、明るい光が入る家です。見学した時、スタッフが玄関を入ってすぐに「わぁ☆彡」と笑顔になりました。大きな窓から光が差し込むリビング・食事を一緒に作れるキッチン・2階には個室もあります。以前にお住まいだった方は、とても綺麗にご使用されていました。

そしてなにより「よければ使ってください」とベッドとベビーチェアが残されていたことには、運命的な出会いを感じて、とても嬉しかったです。

 

 

６．「おかやま妊娠SOSしぇると」の居場所の紹介

 

 

 

 

 

７．クラウドファンディングへの挑戦

 

 　物件購入には公的な助成金もいただいていますが、なお1300万円が不足しています。

　今回のクラウドファンディングによる皆様からのご寄付の資金使途は、

目標額の1000万円のうち、READYFORへの手数料 150万円と税15万円を除いた835万円全額を、居場所物件の購入資金に充当させていただきます。

　もしもそれを超えた金額をお寄せいただいた場合には、さらに不足している居場所物件の購入資金に充当するとともに、経済的に困窮している妊産婦の食料や衣服などの生活支援費や、まだ揃っていない生活家電製品（冷蔵庫、洗濯機、掃除機、電子レンジなど）を購入させていただきたいと思っています。どうぞ、ご支援をよろしくお願いいたします。

 

 

８．プロジェクトの展望・ビジョン『予期しない妊娠による虐待死を防ぐ』

 

　

 

 

今回のクラウドファンディングで、皆様のお力を借りて実現する「しぇるとのおうち」は、

誰にも言えない妊娠に悩む、居場所がない女性が、

少しでも身体を休ませることができる場所

となります。

 

　安全に安心して過ごせる場所があることで、

「産めない、育てられない」と思い悩む女性が、産むという選択をすることができます。

また、妊娠に気づくのが遅く、産むしかない状況にある女性も

安心して出産のときを迎えることができます。

赤ちゃんを育てられない場合も特別養子縁組など、

育ててくださる方へ委ねる方法についてご相談できます。

 

これから先の未来を、力強く生きていけるように、

一緒に考える居場所です。　

 

 

 

 

 

　　　　　注意事項　　　　　

 

●このたびのクラウドファンディングでのご支援は、寄附控除にはなりませんのでご注意ください。 

 

●支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトの支援獲得のPRや、『2022プロジェクト報告』のために利用させていただく場合があります。 

 

●本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件の詳細については、READYFOR利用規約の「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。

 

 

最後まで読んで下さり、本当にありがとうございました。  

ご支援をどうぞよろしくお願いいたします