余命3年と宣告されて、2年が経過。“私が生きた証”を遺したい。

 

＼目標達成とネクストゴール挑戦のお知らせ／

 

皆様本当にありがとうございました。おかげさまで目標額100万円を達成することができました。

 

達成するまでの1ヶ月間は、ただただ達成できるのか不安で。人様にご支援のお願いをすることが怖く、スタートしてしばらくは不安で押しつぶされそうでしたが。しかし、皆さまからいただいた応援コメントにたくさん励まされ、なんとかここまでくることができました。感謝の気持ちでいっぱいです。

 

皆様のお気持ちを胸に最後まで挑戦することを決意し、今回ネクストゴールとして130万円を設定いたしました。6月28日（金）23:00までの残りの期間に集まったご支援は、引き続きブラジャーの制作費に充てさせていただきます。どうか最後まで応援をよろしくお願いいたします。

 

 

※ネクストゴール設定当初、カラー展開（予定：ブルーorベージュ）をご案内しておりましたが誤りがございました。今後、カラー展開も視野に進めていく予定ですが、今回クラウドファンディングでご支援いただいた方へのリターンはピンク一色となります。ご了承くださいませ。

 

- - - - - - - - - - 

 

 

 

ページをご覧いただきありがとうございます、28歳の白血病患者のしちゃんです。

 

私は20歳の時に親元を離れ美容師をしていました。しかし、26歳で病気が発覚し、医師の方から「余命3年です。」と、伝えられました。

 

最初はただただ辛い日々でしたが家族含め、色々な方からお支えいただき、本来の自分に戻っていきました。

 

それから「3年で何ができるか」と、考えた時、少しでも人のためになることをしようと考えました。

 

自身の経験を振り返った時、特に治療中の脱ぎ着に関して「下着」に一番苦労しました。脱ぎ着のしやすく、かわいい・使いやすいと思えるものがないのです。

 

そこで私は治療中の女性の方でもオシャレを楽しめるように、かわいい下着を作ることにしました。それが私の「生きた証」になり、私だからできることだと思っています。

 

今回、そんな思いから「下着プロジェクト」を立ち上げました。どうか応援していただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。

 

白血病の始まり

 

私は20歳から美容師をはじめ、女性は一生女性であり、ずっとかわいいのだ。そう考えて生きてきました。

 

しかし、26歳の時に病気が発覚し、大好きな仕事も辞めることになり、暗い日々を過ごすことになりました。そして、私に追い討ちをかけるように、医師の方から「余命3年です。」と、伝えられたのです。

 

30歳までも生きられない…。どうして私が…。ただ普通に生きていけたらよかったのに、なんで私なんだろう。

 

まさに絶望に陥りました。全てをマイナスに捉えてしまう日々を送っていました。

 

職業柄、人一倍、髪の毛のオシャレには気を遣っていたにもかかわらず、抗がん剤で髪の毛を失い、併用して投与しないといけないステロイドにより、身体も顔もむくみ、自分ではない姿になりました。日に日に醜くなる自分の姿は、本当に耐えがたいものでした。

 

それでも多くの方からお支えいただき、「人を笑顔にするのが好き」な本来の自分に戻っていきました。

 

私が笑顔なだけで周りの人も笑顔になってくれる。こんなに幸せなことはない。なにより病気になったからって、私は生き方を変えたくない。そう思えたのです。

 

そこで、「この3年で何ができるか」と自分に問い、少しでも人のためになることをしようという答えが出ました。

 

 

第二の人生の始まり

 

私は白血病で無菌室での生活だったので、楽しみは着替えでした。しかし、治療中に適している脱ぎ着のしやすいかわいい下着は、いくら探してもありませんでした。

 

たくさんの女性の可愛いや美しいに寄り添いたい。それを達成するために美容師になったと言っても過言ではありません。

 

私にできることが、少しずつ明確になっていきました。

 

それは治療中の女性の方でもオシャレを楽しめるように、かわいい下着を作ることです。今はまだ白血病治療中で、美容師に復帰は出来ていません。それでも皆さんに寄り添いたい気持ちは変わっていなかったようです☺︎♡*°

 

そして、それを私の「生きた証」にしたいと思うようになりました。

 

同じように苦しんでいる方々の気持ちがわかるからこそ、出せた答え。病気を患っている方の日々に少しでも元気を届けられたら、これ以上嬉しいことはありません。

 

そして実行のチャンスが今まさに巡ってきています。どうか応援していただけると嬉しいです。

 

 

介護や看護･治療に悩む方へ
元気が湧いてくるような医療用ブラジャーを制作

 

今回のプロジェクトでは、皆さまからいただいたご支援で、医療用の前開きブラジャーを製作します。

 

長期治療の際に使用する点滴は、腕からカテーテルを入れる物、首の中心静脈からカテーテルを入れる物、など様々な方法がありますが、今回のプロジェクトに関しては後者のための下着です。首周りに常に点滴が繋がっていると、上下の脱ぎ着が難しいため、前開きのブラジャーにしました。

 

そうすることにより、腕が空いていれば簡単に脱ぎ着ができるため、患者様への負担軽減となります。

 

 

 

楽しく「治療」するために
全ての患者様の笑顔の源になりたい

 

このプロジェクトを通して、患者様の治療を少しでも有意義なお時間にするお手伝いができるのではないかと考えています。

 

治療する際も、通常の日々も、やっぱり笑顔でいてほしい。そして、もっと治療に前向きになれるような環境を、まずは女性目線から伝えていきたいです。

 

もしこのプロジェクトが達成したら、次は、キッズ用やシニア用、男性用など、幅を広げると同時に、皆さまの笑顔を増やしていければ嬉しいです。

 

自分が病気になったこと・治療がうまく進んでいること。すべてに何か意味があると思っています。経験したことをもとに、いずれは病院などで講演会などにも挑戦したいと考えています。

 

とにかく！病気になってもできることは必ずあるし、幸せに生きることを諦めないでほしいんです。皆さまが笑顔で前向きに治療していけるよう、どのような形でも良いので、携わっていけたら幸いです。

 

それが今は「下着」なだけで、先の未来は変わっているかもしれませんが、「みんなに笑顔・元気を届けたい」というコンセプトは変わらないと思います。

 

どうか最初の一歩を、応援よろしくお願いいたします。