寄付総額
目標金額 4,000,000円
- 寄付者
- 124人
- 募集終了日
- 2024年6月30日
島根大学|循環器診療の基盤を整え、心不全パンデミックに立ち向かう!
#医療・福祉
- 現在
- 5,671,000円
- 寄付者
- 149人
- 残り
- 5日
山陰の肝移植再開プロジェクト!―若手医療者・外科医育成―
#子ども・教育
- 現在
- 2,278,000円
- 寄付者
- 59人
- 残り
- 43日
英霊の「みこころ」とご事蹟を後世へ|靖國神社遊就館改修にご支援を
#地域文化
- 現在
- 23,103,000円
- 支援者
- 873人
- 残り
- 57日
進行を止めにくい「糖尿病性腎臓病」 治療薬開発に向けた研究の加速へ
#医療・福祉
- 現在
- 14,639,000円
- 寄付者
- 775人
- 残り
- 16日
岡山県 別格本山 木山寺|白蛇の幸運を皆様に届け、人が集うお寺に。
#地域文化
- 現在
- 1,508,000円
- 支援者
- 25人
- 残り
- 42日
能登半島地震|大野湊神社「寺中神事能の能舞台」修繕のためご支援を
#地域文化
- 現在
- 2,175,000円
- 支援者
- 72人
- 残り
- 37日
貧困のこどもたちに美味しいごちそうをクリスマスプレゼントしたい
#まちづくり
- 現在
- 3,212,000円
- 支援者
- 210人
- 残り
- 4日
プロジェクト本文
目標金 額 達成の御礼と、今後いただくご寄付について
6月
24日の時点で100件以上の ご寄付をいただき、第二 目標の600万円を達成したことを報告申し上げます。多くのご寄付をいただき、心より御礼申し上げます。
「今後、島根県におけ る 呼吸器診療の何をどれだけ前進させたか、その結果を示す」という本プロジェクトの目標に向かい、必ずや皆さまのご期 待に沿えるよう、一歩一歩の実績を積み重ねてまいります。
終了日の6月30日 (金)まで残り4日となりまし た。さらに積み重なった ご寄付は、引き続き生涯教育と情報提供のために、 活用いたし ます。進捗や新着情報は適 宜更新してまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
(2024年
6月26日追記)先進医療管理センター セ
呼吸器・化学療法内科 診 療科長 ンター長
礒部 威
島根県の呼吸器診療の基盤を整え、県民の健康増進に寄与したい。
島根大学医学部附属病院の呼吸器内科教授、礒部 威(いそべ たけし)と申します。プロジェクトを代表して、皆様にご挨拶させていただきます。
肺炎、気管支喘息、肺気腫、肺がんなど、呼吸器疾患を診療する機会が増加しています。島根大学では「内科全般の知識を有する呼吸器専門医」を目標に人材育成に取り組んでまいりましたが、県内に呼吸器専門医及び呼吸器専門のメディカルスタッフが不足し、同時に医師の極端な偏在が生じ、県央、県西部では専門医・専門メディカルスタッフ、専門的な治療が可能な医療機関が少なくなっています。
今後は、呼吸器診療において、持続可能な開発目標(SDGs : Sustainable Development Goals)を掲げ、人々が健康で安全な生活を送ることが可能な医療体制を構築する必要があるため、「島根県の呼吸器診療の基盤を整え、県民の健康増進に寄与したい。」という目標を掲げ、クラウドファンディングを立ち上げる決心をいたしました。
クラウドファンディングでいただいた資金により、若手医師、メディカルスタッフの生涯教育に必要な勉強会開催、研修の支援を行い、ホームページを作成し、呼吸器疾患の理解を深めるコンテンツを提供し、また、市民公開講座を開催し、呼吸疾患の啓発活動を行います。
私たちのクラウドファンディングにご賛同いただける方々のあたたかいご寄付を、ぜひお願いいたします。どうぞよろしくお願いいたします。
先進医療管理センター センター長
呼吸器・化学療法内科 診療科長
礒部 威
ページをご覧いただきありがとうございます。プロジェクトリーダーの礒部 威(島根大学)です。島根大学で呼吸器内科診療を開始して20年になりました。
高齢化が進んでいる島根県において、呼吸器診療の基盤を整えることは急務です。高齢者は免疫機能が低下しているため、感染症にかかりやすく、また、呼吸器疾患の発症率も高いとされています。そのため、高齢者に特有の疾患や合併症に対応することが求められます。
しかしながら、呼吸器診療の基盤はまだ整っているとは言えない状況であり、解決すべき課題が多くあります。そこで私たちは呼吸器診療の基盤を整えるべく、「呼吸器専門医・呼吸器専門メディカルスタッフの育成」「非専門医への呼吸器疾患の情報共有」「一般の方向けの啓発活動」の主に3つの活動を進めてまいります。
そして、活動を進めるにあたり様々な費用が必要です。すべてを私たちの負担のみで賄うことは難しく、今回は活動費の一部をクラウドファンディングにて集めることを決意いたしました。
今回のプロジェクトを実現させ、呼吸器診療の基盤を整えることで島根県の皆様が末長く健康に暮らせる未来を創っていきたいと考えています。皆様からの温かいご寄付をお待ちしております。
|島根県では呼吸器専門医の不足と、医師の極端な偏在が生じています。
島根県内では「呼吸器専門医」が不足しており、「呼吸器専門医」への育成に必要な「呼吸器指導医」も全県的に不足してます。さらに医師の極端な偏在が生じており、特に出雲、松江の医療圏に局在しています(図1)。
現在、島根大学の呼吸器内科には若手医師が集まってきていますが、一方で間もなく定年退職を迎える教授を除く呼吸器内科を構成するメンバーは最長でも卒後20年未満で、多くは卒後10年未満の若手医師の集まりです。そのため、今後も継続して「呼吸器専門医」の人材の育成が不可欠です。
このまま地域の「呼吸器専門医」が不在の状態が続くと、専門医を中心とした呼吸器診療体制が形成できないため、早期診断、疾患予防の輪が広がりにくくなってしまいます。
また、高齢者は複数の慢性疾患を抱えていることが多いため、呼吸器疾患と他の疾患との関連性を考慮しながら診断や治療を行う必要があります。さらに、高齢者は薬物の代謝や排泄が低下していることが多いため、薬物療法の適切な選択と調整を行い、生活機能が低下していることが多いことからも、リハビリテーションや在宅医療、介護などと連携し、総合的な医療を提供することが求められます。
そこで私たちが最終的に目指しているのは「内科全般の知識を有する呼吸器専門医」の育成です。実際に取得する専門医資格としては内科専門医、呼吸器専門医となります。
呼吸器内科で診療する病気は、呼吸器感染症、肺がん、気管支喘息、タバコ病としての慢性閉塞性肺疾患(COPD)、間質性肺炎、睡眠時無呼吸症候群、高齢者呼吸器疾患など多岐に及び、専門性の維持、向上のためには、がん薬物療法専門医、老年科専門医、アレルギー専門医、感染症専門医、気管支鏡専門医、結核・抗酸菌症指導医など多くの専門資格の取得を目指してキャリアを積んでいく必要があります。
だからこそ、一人前の呼吸器専門医を育てることは難易度が高く、そのサポートとして、より多く優秀な呼吸器専門医を育てることで、島根県の医療を更に支えていきたいと考えています。
|呼吸器専門医が育ちにくい、現在の状況。
呼吸器専門医とは、3年間の内科専攻研修を終えて内科専門医を取得したのちに、呼吸器に関する高度な知識と技術を持った医師を指します。この研修は非常に厳しく、多くの症例や技術の経験、課題の習得や筆記試験を経て、呼吸器の専門的な知識と技術を身につけます。
そして、呼吸関連の専門医資格取得のためには、自学・研修・学会への参加などが必要となりますが、これらは基本的に自己研鑽の範疇となります。多くの学会が関東や近畿地区で開催されるため、移動、滞在のため時間的、金銭的な負担が大きいです。
また、少ない人員で呼吸器診療を行っている場合は、参加することすらできないといった状況が発生します。県内外の医療機関での実地研修が必須となり、金銭的な負担はさらに大きくなります。非常に忙しい普段の診療の合間に、時間も費用も大きな負担がありながら、資格を取得することは非常に難しいです。
そこで、この問題を解決するために、県内の呼吸器研修医、指導医が簡単にアクセス可能なICT(WEB会議や研修)を用いた双方向性の講習会、セミナー、症例検討会などを開催することを目指しています。
このような活動を通じ「県内すべての地域でまんべんなく」呼吸器診療を行うために呼吸器専門医を増やし、その結果、充実した健康な生活を送ることができるようにしたいと考えています。
|認定看護師育成の重要性
また、医師だけではなく呼吸器に関わる専門のメディカルスタッフも育成していく必要があります。呼吸器疾患を抱える患者を医師だけで支えることは不可能であり、特にケアという面では呼吸器の専門知識を持つ看護師の育成が重要です。
特定の看護分野における熟練した看護技術及び知識を有し、質の高い看護を実践できる資格を持つ看護師を「認定看護師」と呼び、呼吸器疾患の分野では感染管理認定看護師や呼吸器疾患看護認定看護師が該当します。現在、島根県内の感染管理認定看護師は23名、呼吸器疾患認定看護師に至っては3名(うち2名は慢性呼吸器疾患看護認定看護師)しかおらず、県内の多くの施設で呼吸器専門的な看護を提供することが困難な状況です。
認定看護師になるにはカリキュラムに準じた長期間にわたる研修や資格試験の受験が必要で、医師と同様に時間的・金銭的な負担が大きいです。そのため、メディカルスタッフの資格取得を補助し、呼吸器疾患を抱える患者さんをチームで支える体制を確立したいと考えます。
呼吸器疾患は早期発見が重要とされているものが多いです。早期発見のためには呼吸器専門医の育成だけでなく、非専門医の医師との連携が重要であると考えています。そのため非専門医の呼吸器疾患に対応する能力の向上にも努めていきたいと考えています。呼吸器疾患の診断、治療内容は日々進歩しており、その情報を追いきれていない医師が多いのが現状です。
普段の診療も忙しい中で、各所で発信されている呼吸器疾患に関する情報をすべてキャッチすることは大変難しいです。そこで私たちは、呼吸器疾患に関するHPの作成をし、最新の呼吸器疾患に関する情報の発信をしていきます。
様々な情報が溢れる現代だからこそ、呼吸器診療に関する情報を集約し「呼吸器疾患の最新の情報はここを見ればわかる」という状態を目指します。
呼吸器疾患は禁煙、ワクチン、検診などの予防が効果的です。そのためには一般の方が予防医学について学んでいただくことが大切だと思っています。しかしながら、呼吸器疾患とその予防について学ぶ機会は多くはありません。
また、高齢化が進む島根県においては、適正な医療を提供し、生活や健康の質を向上させるために重要なツールとなる「高齢者機能評価」の普及が重要です。
一般の方の「呼吸器疾患の予防医学」や「高齢者機能評価の必要性」についての知識を得る機会を増やすため、市民公開講座などの啓発活動もクラウドファンディングで集まった費用を使って積極的に行っていきたいと考えています。
呼吸器診療の体制を整えるべく、様々な活動を考えておりますが、それぞれを実現するためには多くの費用がかかります。しかしながら、私たちだけでその費用をすべて負担することは難しく、今回クラウドファンディングへの挑戦を決意いたしました。
■資金使途
目標金額:400万円
・生涯教育支援費用
・広報用HP作成、Zoom使用料
・啓発活動
・事務局人件費・運営費
・クラウドファンディング手数料 など
このクラウドファンディングへの挑戦は、私たちが愛する島根県で、地域の患者さんを支え続ける基盤を作り、「SDGs:持続可能な開発目標」を掲げ、呼吸器診療の活性化と発展へ繋げるための第一歩です。皆さまのあたたかいご寄付を、よろしくお願いいたします。
天野 芳宏 先生
島根大学医学部附属病院 呼吸器・化学療法内科 助教
島根大学医学部附属病院 呼吸器・化学療法内科の天野芳宏と申します。現在、病棟医長をつとめています。私はおもに気管支喘息の治療、肺がんの診断のための気管支鏡検査、つらい症状や不安を和らげる緩和医療を中心に日々診療にあたっております。
実家は広島ですが、幼い頃は大田市仁摩町にある母方の祖父母の家に集まり、毎年従兄弟らと海水浴をしていたものです。現在、島根県で過ごした時間の方が人生のうち半分以上を占めるようになりました。最先端の内視鏡技術や新薬による治療を学び、島根県民の皆様に還元できることを嬉しく思っております。
一方で、上記の修得や習学のためには学会参加や国内外への留学、交流、論文の投稿等が欠かせませんが、金銭的負担については一部自腹を切っている現状です。ご寄付いただいた暁には、島根の呼吸器診療をより良くするために活用させていただきます。皆様の温かいお力添えを、どうぞよろしくお願いいたします。
河野 謙人 先生
国立病院機構浜田医療センター 呼吸器内科 助教
島根大学医学部附属病院 呼吸器・化学療法内科の河野謙人と申します。現在は国立病院機構浜田医療センターで研修を行っています。当科では日々の患者様の診療だけでなく、研究活動や学術活動にも積極的に取り組んでいます。非結核性抗酸菌症や気管支鏡検査、肺癌など様々な領域において、御高名な先生からハイレベルな教育を受けることができます。地方の医局ではありますが、島根大学だからこそできる研究や島根県でしかできない活動は多くあります。
私自身もヒト肺癌細胞を用いた抗癌剤の耐性化に関する基礎研究を現在も行っています。当科ではこの領域で既に多くの論文を発表しており、今後もより重要なものに発展させていきたいと考えます。癌細胞を用いた基礎研究では、日々の試薬や実験器具など多くの資材を必要とします。また、将来的に我々の研究成果を世界に向けて発信していくためにも皆様に援助をお願いさせていただこうと思います。
島根県から世界に向けて医学の発展に貢献する重要な発信をしていきたいと思います。私たちの活動に皆様のお力を貸していただきますよう、どうぞよろしくお願い致します。
田中聖子 先生
島根大学医学部附属病院 呼吸器・化学療法内科 医員
島根大学医学部附属病院呼吸器・化学療法内科の田中聖子と申します。現在後期研修医として、研鑽を積む日々を送っています。島根県松江市生まれで島根大学医学部を卒業しました。人のあたたかみのある島根の地が大好きで、地元の皆様のために尽力したいと思っています。
経験豊かな上級医の先生、学びをともに深めることのできる同僚に恵まれ、2度の産休育休を経て、家庭と両立しながらの研修ができています。色々な背景を持つ医師がいれば、その分患者様の様々な疾患やそれ以外の背景、お気持ちに寄り添えることができると信じています。たくさんの呼吸器内科医の仲間がこの島根県で活躍できると嬉しいです。今後の呼吸器内科医師の発展、育成のためにご寄付を宜しくお願いします。
掘江 美香 先生
島根大学医学部附属病院 呼吸器・化学療法内科 医員
島根大学医学部附属病院 呼吸器・化学療法内科、後期研修医の掘江美香と申します。呼吸器内科の代表的な疾患には、肺癌、間質性肺炎、慢性閉塞性肺疾患、気管支喘息などがあります。肺疾患は咳や息苦しさが目立つため、特に患者さんの苦痛が強い疾患群です。また完治できる病気は少なく、長く付き合っていくものが多いです。肺疾患を患っている島根県の患者さんの苦しさを少しでも取り除けるよう努めています。皆様方のご厚意、ご寄付のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
津田洸旬 先生
島根大学医学部附属病院 呼吸器・化学療法内科 医員
はじめまして、島根大学医学部附属病院呼吸器・化学療法内科の津田洸旬と申します。島根県松江市出身で島根大学医学部を卒業し、2023年度より呼吸器内科医として働かせて頂いております。地元かつ母校で勤務できることを誇りに、日々邁進中です。
呼吸器内科は「肺と気道」を専門とする内科です。「肺は病気の窓」と形容されることもある程、幅広い疾患を専門とします。具体的には細菌性肺炎などの感染症、肺が徐々に硬くなってしまう難治性の間質性肺炎、日本人の癌死亡数の内最大を占める原発性肺癌、アレルギー機序と関連の深い気管支喘息など、まだまだ挙げていくと枚挙に暇がありません。その幅広さ故に、呼吸器疾患に苦しむ患者さんもとても多くいらっしゃいます。
しかしながら、呼吸器内科医の数は全国的にみても、島根県という視点でみても決して充足しているとは言えない現状があります。そこで、将来の呼吸器内科医を育成することを目的に当科主導でクラウドファンディングを発足することに致しました。HPをご覧になって少しでも興味を持って下さった皆様、どうか寄付にご協力をお願いさせて頂けますでしょうか。何卒よろしくお願い申し上げます。
竹谷 健 先生
島根大学医学部小児科 教授
私は小児科医として、日々子どもたちの健康を支える仕事に従事しています。小児科の呼吸器疾患の多くは、気管支喘息や肺炎などですので、成人の代表的疾患である、慢性呼吸器疾患、肺癌などを診療する機会はありません。しかし、子どもたちを支援してくださっている大人が重篤な呼吸器疾患になると、子どもたちの生活にも深刻な影響を及ぼすことがあります。
そのため、このプロジェクトが目指す「呼吸器専門医の育成」や「市民への啓蒙活動」は、地域全体の健康を向上させるために非常に大切だと思っております。私たち医療従事者は、患者さん一人ひとりに最適な治療を提供するために、専門知識の向上とリソースの強化が必要です。島根大学呼吸器内科チームの取り組みは、これらの課題に対して真摯に対応して患者さんのための医療を実装されることで、多くの患者さんやその家族に希望を与えるものです。
みなさんのご寄付が、この地域に住むすべての人々の幸せにつながると信じております。ぜひ、この重要な取り組みに対して、温かいご寄付をお願いいたします。みなさんの小さな寄付が、大きな変化を生み出す一歩となります。
長尾大志 先生
島根大学医学部地域医療教育学講座 教授
島根大学医学部 地域医療教育学講座の長尾大志と申します。元々私は呼吸器内科医で、滋賀県の滋賀医科大学で呼吸器内科医をしておりまして、滋賀県において臨床現場における呼吸器内科領域の知識が絶対的に不足していることから、「滋賀県での呼吸器内科医を増やさなければならない」という使命感を持って、主に呼吸器の教育に力を入れておりました。
これがとあるきっかけで、「医学教育 全体」を見渡す機会を得まして、その後は主に大学医学部における医学教育全般の改革、および最適化を考えております。医学部における教育をよりしっかり考えたい、というところから2020年より島根県で医学教育を実践する役職に就かせていただいております。
島根県にやってきてからは、島根県の圧倒的な高齢化率、それに地域における過疎の問題、医療格差の問題、限界集落や地域の問題などを目の当たりにし、抜本的な改革が待ったなしで求められているということを日々実感しております。医療はそのような地域の現場にあって極めて重要な位置を占めており、かなり広い視野での取り組みが必要であろうと考えます。専門を持った総合内科医として、呼吸器内科医にご理解を賜りますと幸いに存じます。
野村岳志 先生
医療法人徳洲会 周術期医療地域支援室 室長
日本大学医学部付属板橋病院麻酔科 臨床教授
横浜市立大学医学部麻酔科・聖マリアンナ医科大学救急科 客員教授
益田市出身で、礒部威教授とは大学同窓の野村岳志です。専門は麻酔と集中治療です。関東の大学勤務を経て、今は全国の徳洲会病院の僻地・離島医療、そして手術に関する医療を担当しております。
全国の徳洲会病院の医療体制を考える時、故郷、島根県の医療が頭をよぎらない時はありません。島根の医療で懸念されるのは、肺炎等の呼吸器の病気の増加です。呼吸という命を保つ体の働きにより、空気からの感染は常に生じています。それを自身の身体が対応して正常化していますが、免疫力が対応できなくなった時には病気として現れます新型コロナウイルス感染を考えればすぐに理解できると思います。そのため高齢者が増加する島根には地域の呼吸器診療を支える体制の拡充が必要です。故郷島根の呼吸器診療を強靭にする第一歩として、このプロジェクトを強く応援いたします。
粟屋 幸一 先生
イムスリハビリテーションセンター東京葛飾病院 病院長
多疾患併存下降期にある高齢者がますます増加していく我が国にとって、慢性呼吸器疾患は最重要課題の1つです。また、いつやって来るやも知れない新たな感染症パンデミックに備えるためにも、内科総合力を持つ呼吸器専門医の育成は急務です。
この度、礒部 威 教授が蛮勇を奮って立ち上げられた、このクラウドファンディングは、ひとつ島根県のみならず、日本の呼吸器診療にとってこの上ない意義を持つものと確信いたします。私が礒部先生と知り合って四十年近い年月が経ちました。礒部先生の、呼吸器内科学教授としての総仕上げとも言えるこの事業に、心から賛同し、微力を尽くして協力したいと思います。どうか同志の皆様、是非このクラウドファンド目標達成のため、ご協力宜しくお願い申し上げます。
野坂 誠士 先生
岩国みなみ病院 理事長
現在日本では、肺癌、肺炎、誤嚥性肺炎、慢性閉塞性肺疾患で亡くなる方が増えています。一方で呼吸器診療に従事する医者は少なく、専門医数で比べると、消化器の1/3以下、循環器の1/2以下となっています。呼吸器専門医がいかに過酷な勤務をしているか想像にかたくないと思います。
専門医を取得、維持するためには費用と時間が必要ですが、本文に書いてある通り、島根県ではそれを確保するのが容易ではありません。本プロジェクトは「島根県の呼吸器診療の基盤を整え、県民の健康増進に寄与したい。」という主旨のもと、呼吸器専門医や専門看護師の育成、勉強会や市民公開講座の開催など、県民の皆様が恩恵を受けられる内容となっています。是非ともこのクラウドファンディングへのご協力をお願い申し上げます。
▽ご寄付の前に、利用規約(https://legal.readyfor.jp/guidelines/others/terms_of_service/)を必ずご一読ください。
▽第一目標達成後の返金やキャンセルは、ご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。
▽ご寄付完了後のお届け先の変更はできません、お間違いのないようご注意ください。
▽ご寄付完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。
▽ご寄付に関するご質問はこちらをご覧ください。
▽本プロジェクトのギフトのうち、【●命名権、メッセージの掲載その他これに類するギフト】に関するギフトの条件詳細については、こちらのページをご確認ください。
皆様の温かいご寄付のおかげで目標達成できました!
島根県の呼吸器診療の未来を支えるためにNEXT GOALに挑戦します!
2024年5月13日にスタートした我々のプロジェクトは、80人以上の方々から温かいご寄付をいただき、6月13日の時点で目標金額の400万円を達成することができました。スタート直後からの皆様の心温まる応援メッセージが添えられたご支援をいただき、本当にありがとうございました。
我々のプロジェクトはSDGs(持続可能な開発目標)をかかげ、島根県の呼吸器診療の基盤を整えるための医療人育成を継続的に行い、ひいては県民の健康増進に寄与することが大きな目的であり、社会貢献につながるプロジェクトとなるように今後は鋭意取り組んでまいります。そこで、NEXTGOAL 600万円に挑戦する決意をしました。
特に呼吸器診療のレベルアップのために国内外のオピニオンリーダーを招聘し、最先端技術を学び、導入する企画をたてたいと思います。ネクストゴールで集まった資金はかかる費用に充てさせていただきます。
皆様のご寄付を無駄にせず、『島根県の呼吸器診療の未来を支える』という使命を果たしたいと思っています。最終日の2024年6月30日までどうぞよろしくお願いします。
(6月14日追記)
先進医療管理センター センター長
呼吸器・化学療法内科 診療科長
礒部 威
- プロジェクト実行責任者:
- 礒部威(島根大学医学部内科学講座 呼吸器・臨床腫瘍学)
- プロジェクト実施完了日:
- 2027年3月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
市民公開講座の開講 呼吸器専門医及び呼吸器専門メディカルスタッフ育成のための講習費 呼吸器診療の最新情報を発信するためのHP作成、WEB環境整備
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プロフィール
島根大学医学部内科学講座 呼吸器・臨床腫瘍学 島根大学医学部附属病院 呼吸器・化学療法内科 教授
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ギフト
3,000円+システム利用料
応援コース|3,000円
・寄付金領収書
・感謝のメッセージ
※領収書の宛名はギフトお届け先にご登録いただいたお名前となります。領収書に記載される日付は島根大学に入金がある2024年8月の日付となります。寄付金領収書の発送は2024年9月となります。
- 申込数
- 16
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年9月
10,000円+システム利用料
応援コース|10,000円
・寄付金領収書
・感謝のメッセージ
・PICTURES HPにてお名前掲載(希望者のみ)
※領収書の宛名はギフトお届け先にご登録いただいたお名前となります。領収書に記載される日付は島根大学に入金がある2024年8月の日付となります。寄付金領収書の発送は2024年9月となります。
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プロフィール
島根大学医学部内科学講座 呼吸器・臨床腫瘍学 島根大学医学部附属病院 呼吸器・化学療法内科 教授