緊急レスキューに行ってきました

みなさま、あたたかい応援本当にありがとうございます！！

おかげさまで早くも５０％に到達いたしました！！

最後まで頑張りますので、引き続きよろしくお願いいたします。

 

さて、本日はしっぽのおうちの直接の活動ではありませんが、

盛岡から高速で片道２時間の久慈市よりSOSが入り緊急レスキューへ行ってまいりました。

 

ご相談者さんは飼い主の方の義理の妹さん。

飼い主さんは高齢で施設に入りましたが、そのおうちには飼いねこやえさやりをしていたねこたち約１０匹ほどが取り残されてしまっているというのです。

 

本来もりねこでは、ご相談者の方にワクチンやウイルスの検査、避妊去勢手術、検疫などを行っていただいた上で有償での引取りをさせていただいているのですが、飼い主さんは生活に余裕のある方ではないということで、交通費を含め、保護にかかる費用は全額もりねこが負担しなければレスキューすることができませんでした。

 

貧乏くじとわかっていながらも、自らそれを引きにいかなければならないのがこの活動です。

 

お電話では、妊娠していると思われるねこが１匹いるということでしたが、現場ですぐに他の２匹も妊娠ねこであるということが見て取れました。

 

予定では検疫も兼ねて一度保健所に引取りをお願いし、その後もりねこが引き出すという流れで進めていくはずだったのですが妊娠ねこは保健所からの引き出しを待っていては間に合わない可能性が高いため、急遽本日すぐに連れて帰ることにいたしました。

 

 

そのほか、久慈保健所に先に収容されていたねこ２匹の引き出しをし、計４匹を連れ帰ってまいりました。

 

本日現場で捕獲したねこと、捕獲しそこねた子たち約８匹は久慈保健所に一度保護していただき、その後順次もりねこで引き取る予定です。

 

心残りなのは、もう１匹いるはずの妊娠ねこが本日は捕獲できなかったこと。

もしかしたらどこかで出産をしているのかもしれません。

最後までしっかり保護できるよう働きかけていきます。

 

ご相談者さんは、もともとご自分のねこではないですし関係ないといえばそうではあるのですが、わたしたちが捕獲作業や妊娠ねこをどうするか慌てて調整している間もどこか他人ごとのような雰囲気で、、、

 

決して感謝されたいとか、謝ってほしいというわけではないのですが、身銭を切って必死にやっている自分たちが何だか虚しいようなもやもやとした気持ちが残ります。

 

 

そんな気持ちを抱えながら帰りも高速を飛ばすこと２時間、ねこたちを一時預かりボランティアさんのおうちへお届けし、もりねこで今後のスケジュール確認や片付けを終えてほっと一息、、、と思ったのも束の間、ボランティアさんから先ほど預けたねこが出産を始めた！！と連絡が、、、

 

慌ててボランティアさんのおうちに戻り、出産を見守りながら落ち着いて子育てができるよう環境を整えてまいりました。

おうちで出産することを受け入れてくれた預かりボランティアさんにも本当に感謝です！！

 

若いねこでしたが、無事に４匹の赤ちゃんねこを出産いたしました。

後産を終え上手にこねこたちを舐めておっぱいを飲ませ始めたのを確認し、ようやく長い1日を終えたのでした。

 

 

安心して眠る姿に疲れも吹っ飛びます。

 

何はともあれ、カルビちゃん（お母さんねこの名前）ご出産おめでとうございます！！