岡山の白菊酒造が造る「割って飲む日本酒」にご支援を

支援総額

1,295,000

目標金額 1,000,000円

支援者
111人
募集終了日
2022年5月30日

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プロジェクト本文

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 ▼目標達成の御礼      

この度は、私どものクラウドファンディングにご支援を賜り、誠にありがとうございます。

おかげをもちまして本日5月10日時点で当初の目標額100万円を達成することができました。

大変ありがたく厚く御礼申し上げます。

 

ご支援くださった方々からの温かい応援コメントが、何よりの励みとなりました。

今回の「割って飲む日本酒」が、若い方だけでなく広く大勢の方々に「おいしい」と言っていただけるよう、一層力を入れて醸造に取り組む所存です。

 

 ▼ネクストゴールに向けて      

今回のクラウドファンディングは、5月30日まで支援を募ります。

そこでネクストゴール(第2目標)を設定することにいたしました。

次に目指す到達額は150万円で、第1目標を越えてお寄せいただいたご支援も、製造費に充てさせていただきます。

支援募集最終日の5月30日まで、皆様から温かいご支援を賜りますよう、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

 

仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合、ご支援いただいた資金内にて、実施はさせていただく予定でおりますが、皆様からの多くのご支援いただけますと幸いです。

 

引続き最終日まであたたかい応援を頂けますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。  

 

2022年5月10日 追記

 

 

 

 

 造り酒屋6代目の挑戦      

 

 私は、白菊酒造株式会社(岡山県高梁市成羽町)を営む渡邉秀造と申します。白菊酒造は明治19年(1886年)に創業し、日本酒「大典白菊」を手掛ける酒蔵です。今回、クラウドファンディングに挑戦したのは「割って飲む日本酒」を新たに造り、そのお酒を多くの方々に知っていただこうと考えたからです。日本酒の飲み方は熱かんや冷やといったイメージだけでなく、飲み方の幅を広げ、日本酒をもっと楽しく、面白く、自由にしたいと思います。岡山の片田舎の造り酒屋の志にご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

 

渡邉(法被姿)と蔵人たちです。どうぞよろしくお願いします。

 

 日本酒離れに悩む日々      

 

 「割って飲む日本酒を造る」と聞き、不思議に思われた方もいらっしゃるでしょう。造るきっかけは、日本酒を取り巻く環境の厳しさです。

 

 特に若い方にとって日本酒は、縁遠い存在です。

 

 「悪酔いする」「においが苦手」「銘柄や製法などの『理屈』が多く、とっつきにくい」…。一言で言えば「難しいお酒」と受け止められているようです。ビールやハイボール、チューハイなど気軽に楽しめるお酒はたくさんあるだけに、日本酒が若い人に食い込むのは至難の業です。

 

 こうした状況にどうすればよいのか…。私自身日々、迷い、悩み続けてきました。

 

 白菊酒造は明治19年(1886年)に初代渡邉廣太郎が創業して以来、最も大事にしている理念があります。それは「地の米、地の水、備中杜氏(とうじ)の技の三位一体で、岡山の豊かな風土を映した真の地酒を醸す」。そうは申しましても、片田舎の酒蔵にとって、理念と伝統を守り続けるのは容易なことではありません。新しい何かに挑むには、大きな力が必要です。

 

 

 日本全体を見渡すと、人口減少が急激に進み、若者世代もこれから減り続けると言われています。

 

 日本酒はどちらかと言えば、年齢を重ねたベテラン世代に好まれています。今、若者世代に日本酒の魅力を知ってもらわなければ、この先、日本酒ファンは大きく減ってしまいます。若者に日本酒を好きになってもらうことは、実は日本酒業界全体の課題なのです。

 

 しかも、近年の新型コロナウイルス禍でさらに販売不振が続き、在庫を抱えて頭を悩ませている酒蔵は珍しくありません。

 

 ある日、岡山県内の企業関係者からこんな言葉を頂きました。「ハイボールやチューハイのように『割る』ことができたら、飲み方のバリエーションが広がりますよね」

 

 確かに、日本酒の飲み方は、冷やか熱かんが一般的です。しかし、私たちはこうした飲み方にとらわれすぎてはいなかっただろうか、楽しく、遊んだ、気楽な飲み方があってもいいのではないだろうか…。考えた末、「割って飲む日本酒」の開発と商品化を目指すプロジェクトに挑むことにしました。

 

 

 「もっと気軽に、もっと自由に」 

 

 「日本酒をもっと気軽に、もっと自由に」。これが「割って飲む日本酒」のコンセプトです。

 

 今、炭酸系のお酒が幅広く飲まれています。甘すぎずシュワッとした爽快感が、きっと好まれているのでしょう。

 

 白菊酒造が今回手掛けるお酒は、例えばハイボールのように炭酸水で割って召し上がっていただくことを念頭に置いています。ミネラルウォーターやジュースで割ってみても構いませんし、ロックやストレートでもお楽しみいただこうと考えています。もちろん、自由な飲み方に耐えるだけの酒質を目指して醸します。

 

 醸造法は、一般的なお酒造りと同様に、蒸した米と水と麹(こうじ)を酒母(しゅぼ)と共に仕込み、麹と酵母の力でじっくりと発酵させます。できた「もろみ」を搾ると、お酒が出来上がります。

 

 今回のプロジェクトで造ったお酒の特徴は、アルコール度数が高いことです。一般的に日本酒は15度前後が多いのですが、今回は割って飲むことを前提としているため、アルコール度数は18度~19度ほどになります。

 

 使う酒米は、精米歩合60%にした岡山県特産「朝日」の予定です。酒米に良し、食米に良しの優れた品種です。水は蔵の井戸でくみ上げた地元・成羽川の伏流水です。この川は水量が豊かで、上流部に石灰岩台地を擁している関係からミネラル分をほどよく含んでいます。

 

 

 販売開始は10月予定      

 

 「割って飲む日本酒」を造るプロジェクトは、すでに動いています。1月下旬、試験醸造としての仕込みを始めました。

 

 静まりかえった蔵の中で、蔵人があわただしく動きます。酒米の準備や麹作り、「三段仕込み」と呼ぶ発酵…。こうした作業を経て仕上がったお酒は、どのような味わいなのか。私も蔵人も今からわくわくしています。試験醸造を終えると、次は本製造です。販売開始は今年10月を予定しています。

 

 酒造りは生き物です。米や水、麹はそれぞれ、どれ一つとして同じものはありません。

 

 今年の米は去年のそれとは違います。蔵ごとの井戸水は他にない水です。そして小さな生き物である麹や酵母も、それぞれの性質が異なっています。そういったさまざまな条件の中で、お酒の品質を保つことは並大抵ではありません。

 

 お飲み頂いているお客さまには、常に安定して美味しいお酒を提供することが大前提ですので、白菊酒造は日々、細心の注意と緊張感を持って醸しています。それだけに、お客さまの「おいしい」の一言は最高の喜びです。

 

 今回の「割って飲む日本酒」が、若い方だけでなく広く大勢の方々に「おいしい」と言っていただけるよう、良酒醸造と品質向上に邁進する所存です。

 

 

 リターン多彩にご用意      

 

 今回のクラウドファンディングで寄せていただいた支援金は、商品化のための本製造の費用と、クラウドファンディング手数料として使わせていただきます。

 

 

 ご支援を賜った方へのリターンとして、「割って飲む日本酒」の商品のほか、試験醸造で生産したプロトタイプ版、トートバッグなどをご用意いたしました。現在販売中の商品も取りそろえておりますので、ぜひ新商品との飲み比べを楽しんでいただきたいと思います。詳しくは、リターンの紹介コーナーをご覧ください。

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 お酒が含まれているリターンは、20歳以上の方に限りご支援頂けます。

 

 【酒類販売管理者標識】

 酒類販売場の名称及び所在地 白菊酒造株式会社 高梁市成羽町下日名163ー1外13筆

 酒類販売管理者の氏名 渡邉酵造

 酒類販売管理研修受講年月日 令和3年11月11日

 次回研修の受講期限 令和6年11月10日

 研修実施団体名 高梁小売酒販組合

 

 皆様、この「割って飲む日本酒」の商品化に力をお貸しください。そして、このお酒が暮らしに彩りを添える存在になるよう、押し上げてやってください。心からお願い申し上げます。

プロジェクト実行責任者:
白菊酒造株式会社(渡邉秀造)
プロジェクト実施完了日:
2023年5月30日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

「割って飲む日本酒」の醸造と商品販売開始のほか、本支援募集プロジェクト成立時のリターン発送を白菊酒造株式会社が行います。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額と目標金額の差額は自己資金にて補填いたします。万が一、自己資金でも確保できなかった場合は、プロジェクトが大きく変わらない範囲で規模を縮小するなどして対応し、返金はいたしかねます。

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プロフィール

創業は明治19年(1886年)。初代渡邉廣太郎が岡山県川上郡成羽村(当時)で造り酒屋を創業し、酒名を「白菊」としました。現在の「大典白菊」は130有余年の歴史を誇ります。「大典」は昭和天皇の御大典(即位式)が行われた昭和3年(1928年)に、全国清酒品評会で優等賞に輝いたのを記念に付しました▼白菊酒造の理念は「地の米・地の水・備中杜氏の技の三位一体の造りで、岡山の豊かな風土を映した真の地酒を醸す」。岡山県は気候風土に恵まれ、品質の良い米が安定的に収穫されています。地元を流れる成羽川の上流には石灰岩台地が広がり、大地から湧き出る豊富で清らかな伏流水は酒造りに必要なミネラル分をバランス良く含みます。さらに地元成羽は、伝統ある岡山の杜氏集団「備中杜氏」のふるさとの一つです▼岡山の豊饒なる恵みをお酒にして全国へ、世界へ岡山地酒を発信してまいります。

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リターン

3,000+システム利用料


お礼状&トートバッグ

お礼状&トートバッグ

御礼のメールとトートバッグ1点をお送りします。

発送元は白菊酒造株式会社です。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年6月

5,000+システム利用料


新商品「割って飲む日本酒」2本セット

新商品「割って飲む日本酒」2本セット

新商品「割って飲む日本酒」(1本500ml)を2本セットでお送りします。新しい味をぜひ、お試しください。

本リターンの対象年齢は20歳以上です。
発送元は白菊酒造株式会社です。

支援者
12人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年9月

5,000+システム利用料


【飲み比べAセット】新商品「割って飲む日本酒」&プロトタイプ「X-77」

【飲み比べAセット】新商品「割って飲む日本酒」&プロトタイプ「X-77」

新商品「割って飲む日本酒」と試験用に限定醸造したプロトタイプ「Xー77」の各1本を、セットでお送りします。飲み比べをぜひ、お楽しみください。

1本500mlです。

本リターンの対象年齢は20歳以上です。
発送元は白菊酒造株式会社です。

支援者
41人
在庫数
9
発送完了予定月
2022年9月

10,000+システム利用料


【飲み比べBセット】新商品「割って飲む日本酒」&プロトタイプ「Xー77」&トートバッグ

【飲み比べBセット】新商品「割って飲む日本酒」&プロトタイプ「Xー77」&トートバッグ

新商品「割って飲む日本酒」2本と試験用に限定醸造したプロトタイプ「Xー77」2本を、セットでお送りします。飲み比べをぜひ、お楽しみください。トートバッグ1点もお付けします。

1本500mlです。

本リターンの対象年齢は20歳以上です。
発送元は白菊酒造株式会社です。

支援者
35人
在庫数
15
発送完了予定月
2022年9月

10,000+システム利用料


【飲み比べCセット】新商品「割って飲む日本酒」&純米吟醸「備州」&トートバッグ

【飲み比べCセット】新商品「割って飲む日本酒」&純米吟醸「備州」&トートバッグ

新商品「割って飲む日本酒」2本と、多くの方に親しまれている純米吟醸 備州1本を、セットでお送りします。味の競演をどうぞ、お楽しみください。トートバッグ1点もお付けします。

「割って飲む日本酒」は1本500ml、備州は1本720mlです。

本リターンの対象年齢は20歳以上です。
発送元は白菊酒造株式会社です。

支援者
10人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年9月

30,000+システム利用料


【飲み比べDセット】新商品「割って飲む日本酒」&プロトタイプ「X-77」&白菊酒造のお酒&トートバッグ

【飲み比べDセット】新商品「割って飲む日本酒」&プロトタイプ「X-77」&白菊酒造のお酒&トートバッグ

新商品「割って飲む日本酒」と試験用に限定醸造したプロトタイプ「X-77」を各2本に加え、白菊酒造の自社製品(お酒)1万円相当を、セットでお送りします。味の競演を、存分にお楽しみください。トートバッグ1点もお付けします。

「割って飲む日本酒」と「X-77」は1本500ml。
1万円相当のお酒は、白菊酒造でセレクトさせていただきます。

本リターンの対象年齢は20歳以上です。
発送元は白菊酒造株式会社です。

支援者
6人
在庫数
9
発送完了予定月
2022年9月

50,000+システム利用料


【飲み比べEセット】新商品「割って飲む日本酒」&プロトタイプ「X-77」&白菊酒造のお酒(2万円相当)&トートバッグ

【飲み比べEセット】新商品「割って飲む日本酒」&プロトタイプ「X-77」&白菊酒造のお酒(2万円相当)&トートバッグ

新商品「割って飲む日本酒」と、試験用に限定醸造した「X-77」の各2本に加え、白菊酒造の自社製品(お酒)2万円相当を、セットでお送りします。味の競演を、心行くまでお楽しみください。トートバッグ1点もお付けします。

「割って飲む日本酒」と「X-77」は1本500ml。
2万円相当のお酒は、白菊酒造でセレクトさせていただきます。

本リターンの対象年齢は20歳以上です。
発送元は白菊酒造株式会社です。

支援者
7人
在庫数
7
発送完了予定月
2022年9月

プロフィール

創業は明治19年(1886年)。初代渡邉廣太郎が岡山県川上郡成羽村(当時)で造り酒屋を創業し、酒名を「白菊」としました。現在の「大典白菊」は130有余年の歴史を誇ります。「大典」は昭和天皇の御大典(即位式)が行われた昭和3年(1928年)に、全国清酒品評会で優等賞に輝いたのを記念に付しました▼白菊酒造の理念は「地の米・地の水・備中杜氏の技の三位一体の造りで、岡山の豊かな風土を映した真の地酒を醸す」。岡山県は気候風土に恵まれ、品質の良い米が安定的に収穫されています。地元を流れる成羽川の上流には石灰岩台地が広がり、大地から湧き出る豊富で清らかな伏流水は酒造りに必要なミネラル分をバランス良く含みます。さらに地元成羽は、伝統ある岡山の杜氏集団「備中杜氏」のふるさとの一つです▼岡山の豊饒なる恵みをお酒にして全国へ、世界へ岡山地酒を発信してまいります。

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