歴史を未来に繋ぐ。旧荘内藩藩主酒井家墓所を整備して一般公開へ

支援総額

3,265,000

目標金額 2,000,000円

支援者
214人
募集終了日
2020年1月31日

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プロジェクト本文

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達成の御礼とネクストゴールに向けて

 

皆様の温かいご支援により、無事目標金額の200万円を達成することができました。
ご賛同、ご協力をいただいた多くの皆様、ご心配をおかけした皆様に心から感謝を申し上げます。

 

これからやるべきことの大きさに、身の引き締まる思いです。皆様にはこれからのプロジェクトの推移を温かく見守っていただき、今後ともお力添え・ご指導をいただければ幸いに存じます。そして、皆様とともに歴史と文化を未来へ継承していきたいと強く願っております。

 

この機会に山形県、庄内地方、そして城下町鶴岡を、庄内藩酒井家の歴史を、「旧荘内藩藩主酒井家墓所」を、広く全国の皆様に知っていただければ本当に嬉しいです。

 

残りわずかな期間ではありますが、プロジェクトの諸経費(クラウドファンディング手数料、返礼品送料等)としてネクストゴールを250万円に設定させていただこうと思います。必ずや皆様に「あのとき応援してよかった」と思っていただけるように、2022年の酒井家墓所の公開に向けて、着々と準備を進めて参ります。

 

皆様には引き続き、情報のシェアなど、ご協力・応援をいただけますと幸いです。最後まで何卒よろしくお願い申し上げます。

2020年1月27日追記
一般社団法人荘内酒井歴史文化振興会 代表理事 酒井 忠順

 

 

 

庄内を治めていた酒井家の歴代藩主が眠る、2203坪の広大な墓所。

 

酒井家庄内入部400年の記念の年である

 

2022年の一般公開を目指します。

 

城下町鶴岡の新たなシンボル、

 

地域住民の誇りとなるような特別な場所にするべく、

 

保存、整備を進めます。

 

皆さま、ぜひお力添えのほどよろしくお願いいたしします。

 

 

 

大好きな庄内のために、
今私ができることは何だろう?

 


はじめまして!旧庄内藩酒井家19代、酒井忠順(さかいただより)です。

 

 

大学・大学院を卒業し、東京信用保証協会に5年勤務後、故郷である山形・鶴岡に戻り荘内銀行に3年勤務。平成21年に両親が経営していた会社を引き継ぎました。

 

 

現在は、株式会社荘内藩の代表取締役として、特産品の企画販売や出版、観光に関わる事業に携わり、公益財団法人致道博物館の副館長も兼務しています。東北公益文科大学、本間美術館、羽黒高等学校、城南幼稚園の評議員も拝命しており、地元庄内に根差して日々活動しています。

 

 

プライベートでは3児(7歳・4歳・1歳)の父として、妻とともに子育てにも奮闘する毎日です。

 

 

そんな私が後を嗣ぐ酒井家と庄内の繋がりは深く、江戸時代まで遡ります。

 

 

元和8(1622)年、酒井家3代忠勝のときに信州松代から出羽庄内に入部して以来、酒井家は一度の転封(領地替え)もなく、戊辰戦争の敗戦も乗り越えて、明治維新後もここ庄内に留まりました。

 

 

これまで多くの方々に守られて、支えられて、酒井家は今日まで続いています。

本当にありがたいことだと思っています。


 

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荘内大祭宵祭では第3代酒井忠勝公役を務める

 

 

初代 酒井忠次

 狩野秀信筆 徳川十六将図(致道博物館所蔵)

 

酒井家の初代である忠次は徳川四天王の筆頭、徳川家康の重臣でした。

徳川家康の叔母碓井姫が嫁いでおり、家康からみたら15歳年長の叔父にあたります。家康幼少の頃の今川家への人質時代もともにすごし、武勇はもちろんのこと、智謀にも優れており、家康の主な戦いには全て参戦し、特に武田信玄と戦った三方ヶ原の戦い、武田勝頼と戦った長篠の戦いでは大きな武功を挙げています。

 

 

酒井家は初代忠次、2代家次とそれ以降も徳川家に仕えて、三州吉田3万石、下総碓井3万石、越後高田10万石、信州松代10万石を経て、3代忠勝のときに出羽庄内に13万8千石で入部しました。

 

 

庄内は酒田、鶴岡の両城があり越後、出羽の間の沿海で軍事上重要な地。武門の誉れのある酒井家を時の将軍徳川秀忠が特に指名したものといわれています。

 

 

 

酒井家が庄内に入部してから廃藩置県に至る明治4(1871)年までの約250年間で、転封(領地替え)の危機は幾度かありました。その中でも大きな危機は天保11(1840)年の世にいう「三方領地替え」による長岡への転封命令と、明治2(1869)年の戊辰戦争後の会津若松・磐城平への転封命令です。

 

 

どちらも庄内の領民による反対運動が起こり、転封は撤回されます。酒井家の歴代藩主は農政に力を入れており、領民に優しい領主だったと推測されます。

 

 

歴史を鑑みると、やはり酒井家は地域の多くの方々に守られて今日まで続いているのです。

 

 

大好きな庄内のために恩返しがしたい。先祖代々守り大切にしてきた郷土の歴史・文化を次代に継承していくことこそ、私の大きな役割であり、使命です。

 

 

致道博物館と鶴ヶ岡城址を望む風景

 

 

2203坪の広大な酒井家墓所を保存していくために

 


酒井家初代酒井忠次、2代家次、3代忠勝をはじめ、17代忠明(祖父)までの歴代藩主・当主が眠る広大な「旧荘内藩藩主酒井家墓所」

 

 

これまで酒井家当主の個人所有ということで、酒井家個人で責任を持って管理し、年に何回かボランティア・有志の方々のご奉仕によって草刈・清掃が行われてきました。

 


しかし、個人・ボランティアによる保存管理には限界がありました。

 

 

広大すぎる敷地(約7270㎡=2203坪)ということもあり、1年を通して見栄えの良い状態を保持するのはとても大変で困難なことです。

 


私は祖父、そして父が酒井家墓所の保存管理に苦労している姿を側でずっとみてきました。酒井家が抱える長年の課題であったといっても過言ではありません。これまでその課題の解決策をずっと考えてきました。何か方法があるはずだ、地域の皆さま、ご賛同いただける皆さまとともに、地域の歴史や文化を継続安定的に守っていく仕組み・方法はないものか?と。

 


そして、ついにある結論、決断に至りました。
 

 

2019年9月25日、一般社団法人荘内酒井歴史文化振興会を設立。酒井家18代当主である父・酒井忠久が名誉会長、私(酒井忠順)が代表理事として実務を担当することに。私を長年支えてくださっている方々の後押しもありました。

 

 

弊会を中心として、この酒井家墓所を今後整備し、皆さまにお参りいただけるように一般公開を目指していきたいと考えています。

 

2203坪の広大な酒井家墓所

 

墓所配置図

 

墓所一覧(歴代藩主等の名前・配置番号)

 

資金使途と今後のスケジュール

 

 

このたびのクラウドファンディングで皆さまからご支援をいただき、墓所の整備を進めていきたいと考えています。

 

 

酒井家の他に徳川四天王と呼ばれる本多家・榊原家・井伊家の墓所はもとより、日本国内有数の藩主家の墓所はいずれも、国指定史跡になっていたり、公開されています。

 


酒井家墓所もより多くの皆さまにお参りいただけるように整備したいのです。先人・先祖の偉業に敬意を表するとともに、城下町鶴岡の新たなシンボル、地域住民の誇りとなるような特別な場所を目指して広く一般に公開し、歴史・文化を次代に継承していくための保存体制を構築したいと願っています。

 

 

資金使途

 

(1)墓所清掃・草刈 :75万円

(2)樹 木 剪 定 :45万円

(3)墓石・石畳の修復:80万円

        合計:200万円

 

 

保存管理事業スケジュール

 

✔︎第一工程

期間:2019年11月〜2020年3月

内容:公式Webサイト開設、Webサイト英文対応

 

✔︎第二工程

期間:2020年度内に着工・完了

内容:墓所清掃・草刈、樹木剪定、墓石・石畳の修復

 

※今回のクラウドファンディングでは第二工程の墓所清掃・草刈、樹木剪定、

 墓石・石畳の修復に係る資金を募ります。

 

✔︎第三工程

期間:2021年度内に着工・完了

内容:墓所清掃・草刈、樹木剪定、看板・案内板の設置、防犯カメラ設置

 

✔︎その後

期間:2022年度以降も定期的に実施予定

内容:墓所清掃・草刈、樹木剪定

 

 

歴代藩主の墓石の一部には中国古来の四神「玄武」に由来する台座が用いられている

 

 

墓所を後世へ伝え残したい

 

 

来る2022年、酒井家庄内入部400年の記念の年を迎えるにあたり、次代へ、未来へ、地域の歴史・文化をつなげていきたい。そのためには苦楽をともにしていただける仲間が、賛同者が、まだまだ本当に必要なのです。

 

 

ご支援いただけましたら、酒井家の歴史についてより一層の調査と研究を進めて、その成果を会報やホームページ等で随時お伝えしていきたいと考えています。

また、2022年の一般公開の際はご支援いただいた皆さまを一番にご案内したいと思っています。

 


今回のプロジェクトは、地域の歴史と文化を未来につなげるための第一歩なのです。

 

 

歴史を改めて見つめ直し地方から全国へ発信していく本プロジェクトを通して、明るい未来に向かってともに歩んでいただけませんか?

 

 

一般公開後のイメージ図 

 

> 酒井家の歴史をもう少し詳しく知りたい方はこちらへ <

 

ーーーーー
※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

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プロフィール

旧庄内藩酒井家19代。1974年山形県鶴岡市生まれ。獨協大学大学院経済学研究科修士課程修了。東京信用保証協会勤務、荘内銀行勤務を経て…一般社団法人荘内酒井歴史文化振興会代表理事、株式会社荘内藩代表取締役、公益財団法人致道博物館理事副館長、学校法人東北公益文科大学評議員、公益財団法人本間美術館評議員、学校法人羽黒学園評議員、学校法人鶴岡城南学園評議員、日本美術刀剣保存協会庄内支部支部長。地域の歴史・文化の次代への継承を目的に活動している。

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リターン

5,000


【庄内藩の歴史を学んで応援】コース

【庄内藩の歴史を学んで応援】コース

■御礼状(感謝の気持ちを込めて)

■冊子「故きを温ねて」 1冊
(A5判冊子・カラー37ページ)
※酒井家家系図・庄内藩略年表付
この1冊で庄内藩の歴史が分かります。

支援者
39人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年2月

10,000


【庄内藩の歴史を学んで味わって応援】コース

【庄内藩の歴史を学んで味わって応援】コース

■御礼状(感謝の気持ちを込めて)

■冊子「故きを温ねて」 1冊
(A5判冊子・カラー37ページ)
※酒井家家系図・庄内藩略年表付
この1冊で庄内藩の歴史が分かります。

■荘内藩おこわ(2合入)
 だだちゃ豆×十穀のおこわ 3個
(鶴岡特産のだだちゃ豆と十穀のモチモチふっくらおこわ)

支援者
21人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年2月

10,000


【個人・特別賛助会員】歴史を未来へ!全力継続応援コース

【個人・特別賛助会員】歴史を未来へ!全力継続応援コース

■御礼状(感謝の気持ちを込めて)

■会報・ホームページにご芳名掲載(任意)

■会報をお届け(4月)

■2020年度特別賛助会員(2020.4.1-2021.3.31)にご入会いただきます。次年度については特別賛助会員(年会費1万円)の継続のお願いとご案内を年度末にお送りします

■特別賛助会員特典
・庄内藩酒井家家紋「かたばみ」ピンバッチ
・荘内藩おこわ1個
・荘内藩和三盆1個
・冊子「故きを温ねて」1冊

支援者
28人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年2月

20,000


【法人・特別賛助会員】歴史を未来へ!全力継続応援コース

【法人・特別賛助会員】歴史を未来へ!全力継続応援コース

■御礼状(感謝の気持ちを込めて)

■会報・ホームページにご芳名掲載(任意)

■会報をお届け(4月)

■2020年度特別賛助会員(2020.4.1-2021.3.31)にご入会いただきます。次年度については特別賛助会員(年会費2万円)の継続のお願いとご案内を年度末にお送りします

■特別賛助会員特典
・庄内藩酒井家家紋「かたばみ」ピンバッチ
・荘内藩おこわ1個
・荘内藩和三盆1個
・冊子「故きを温ねて」1冊

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年2月

5,000


<リターン不要の方向け>歴史を未来へ!全力応援コース

<リターン不要の方向け>歴史を未来へ!全力応援コース

■御礼状(感謝の気持ちを込めて)

※このコースは、リターン費用がかからない分、いただいたご支援金はサービス手数料を除いたすべてを活動内容に充当させていただきます。
※税制上の優遇処置対象ではありません

支援者
29人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年2月

10,000


<リターン不要の方向け>歴史を未来へ!全力応援コース

<リターン不要の方向け>歴史を未来へ!全力応援コース

■御礼状(感謝の気持ちを込めて)

■会報をお届け(4月)

※このコースは、リターン費用がかからない分、いただいたご支援金はサービス手数料を除いたすべてを活動内容に充当させていただきます。
※税制上の優遇処置対象ではありません。

支援者
63人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年2月

30,000


<リターン不要の方向け>歴史を未来へ!全力応援コース

<リターン不要の方向け>歴史を未来へ!全力応援コース

■御礼状(感謝の気持ちを込めて)

■会報・ホームページにご芳名掲載(任意)

■会報をお届け(4月)

※このコースは、リターン費用がかからない分、いただいたご支援金はサービス手数料を除いたすべてを活動内容に充当させていただきます。
※税制上の優遇処置対象ではありません。

支援者
20人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年2月

50,000


<リターン不要の方向け>歴史を未来へ!全力応援コース

<リターン不要の方向け>歴史を未来へ!全力応援コース

■御礼状(感謝の気持ちを込めて)

■会報・ホームページにご芳名掲載(任意)

■会報をお届け(4月)

※このコースは、リターン費用がかからない分、いただいたご支援金はサービス手数料を除いたすべてを活動内容に充当させていただきます。
※税制上の優遇処置対象ではありません。

支援者
12人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年2月

100,000


<リターン不要の方向け>歴史を未来へ!全力応援コース

<リターン不要の方向け>歴史を未来へ!全力応援コース

■御礼状(感謝の気持ちを込めて)

■会報・ホームページにご芳名掲載(任意)

■会報をお届け(4月)

※このコースは、リターン費用がかからない分、いただいたご支援金はサービス手数料を除いたすべてを活動内容に充当させていただきます。
※税制上の優遇処置対象ではありません。

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年2月

プロフィール

旧庄内藩酒井家19代。1974年山形県鶴岡市生まれ。獨協大学大学院経済学研究科修士課程修了。東京信用保証協会勤務、荘内銀行勤務を経て…一般社団法人荘内酒井歴史文化振興会代表理事、株式会社荘内藩代表取締役、公益財団法人致道博物館理事副館長、学校法人東北公益文科大学評議員、公益財団法人本間美術館評議員、学校法人羽黒学園評議員、学校法人鶴岡城南学園評議員、日本美術刀剣保存協会庄内支部支部長。地域の歴史・文化の次代への継承を目的に活動している。

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