ボランティアの胸のうち　Hさん

今回は里親になったボランティアHの声です。

レーベンがテレビ取材を受けて番組に出たものを視聴しました。一般の家庭で元保護犬たちが家庭犬になっていることを紹介している映像を見て、"保護団体のシェルターで生活して慣れれば、譲渡されて新しく行くお家でもあまり戸惑うことなく暮らしていけるんだ。この保護施設すごいなぁ"と思って、湘南1レーベンに興味を持ちました。

先住犬が虹の橋を渡って10年余り、一大決心をしてレーベンでのボランティアを始めました。
1番大切だと思っている毎日のお掃除。消毒スプレーと雑巾を持って全ての部屋を回りますがすぐに汗びっしょりです。
きれいにしたばかりのトイレシートにわざわざトイレしに来る子、拭いている雑巾をさっと取っておもちゃにしてしまう子、私のスリッパを引っ張る子…。気が抜けません(笑)

そしてふと見ると床や壁に新たな穴や壁紙のめくれが❗️プラ段ボールで隠したりつい立てを立てて進入禁止にしたり人間も工夫しますが、犬たちの賢さもハンパなく、隠した上から更にベリベリとめくってくれて。常に知恵比べです。
一般の家庭で初めは小さく始まった保護活動がこれだけ大きな規模になってくると、問題点もたくさん出て来ました。1匹の犬が吠える声でもご近所迷惑だと言われている世の中。防音対策の必要性も感じます。
幅ひろい皆様のご理解ご協力があってこその保護活動だと思います。なかなか出口の見えないこの活動、やりかけて困難が増えても、簡単には縮小できません。

環境を今一度整えて、今後も活動が続けられますよう、温かいご支援をどうぞよろしくお願い致します。

あ、よくよく読んだら里親になってからの思いは書いてなかった。迎えてもらったわんこはマイペースな繁殖引退犬で、のんびりと家庭生活を満喫しているようです。