緑豊かな昭島に建設される巨大物流センターによる影響を可視化する。

昭島渋滞シミュレーション製作委員会

私たち昭島渋滞シミュレーション製作委員会は、東京都昭島市内に計画されている巨大物流センター・データセンターの建設による交通や環境への影響を把握するため、VRシミュレーションを用いた可視化に取り組む市民のグループで、令和5年１１月に活動を開始しました。昭島市民が中心ですが、建設の影響を心配する昭島市外の方も参加しています。VRシミュレーション技術については、NPO地域づくり工房に協力いただいています。

緑豊かな昭島に建設される巨大物流センターによる影響を可視化したい

東京都昭島市内のゴルフ場跡地に、巨大物流センター・データセンターが建設されるという計画の開示以降、交通や環境への影響を心配する昭島市民らが、各々環境や交通問題について調査・研究しながら学びを深めてきました。そんな中、NPO地域づくり工房の傘木代表のお話を聴いてVRシミュレーション技術の有効性を知る機会に恵まれました。昭島における巨大物流センター・データセンター建設の影響をこの技術を用いて可視化することによって、問題の理解を深める一助にしたいと思っています。

本来は、事業主体企業や行政が提示すべき手法です。建設計画開示後も各関係各所とやり取りを重ねてきましたが、可視化の予定は聞こえてきません。そのため市民でこのプロジェクトを立ち上げました。

こんな活動をしています

巨大物流センター・データセンター建設による影響について、昭島市民をはじめ近隣市民、その他多くの方々にこのテーマに関心を持っていただくことを目的として、次のような活動を行っています。

• 交通量の現状調査
• 道路などの幅や形状の計測
• 道路や建物の写真撮影

収集したデータをもとに、建設後の交通状況や街並みを、VRシミュレーションを用いて可視化し、それを用いて、物流センター・データセンター建設による影響について、昭島市民をはじめ関心のある方々にわかりやすく伝えることを目的としています。

VRシミュレーション動画完成後は、

• 啓発のためのワークショップ
• 街頭によるモニタリング

等に活用していく予定です。

よりよい未来を目指して

VRシミュレーションを用いたわかりやすい情報が、物流センター・データセンター問題について市民が考え、話し合うための一助となることを期待します。まちづくりについての市民の間の率直な話し合いを促進し、市民みんなで昭島の将来像を描く助けになれば、と考えています。さらに、そうした将来像を実現し、次世代に引き継いでいけることを望みます。

本委員会の最新の情報をご確認ください。

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