ひきこもり等の若者が安心して家出できる第２の家を作るプロジェクト

▼自己紹介

クラウドファンディングを開始して３０日、ネクストゴールの150万円も達成することが出来ました！

ご支援いただいた本当に多くの皆さま、久しぶりにご連絡をいただいた皆さまも多く、皆さまからいただいたメッセージだけでも本当にモチベーションになります。このサイトを通して支援を募れるのもあと1ヵ月、サードゴールの目標額は【第２の家】にちなんで222万円に設定させていただきます。

本サイトを通してご支援いただいた支援金は、全額【第２の家】の購入及び改修費に充てさせていただきますが、総額500万円ほどかかる予定で本サイト以外に直接の寄付を集めて実行します。仮にサードゴールの金額を達成できなかった場合も、直接の寄付金と必要に応じて借り入れ等を行って事業を実施します。

引き続き宜しくお願いします！！

 

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クラウドファンディングを開始して１５日、たくさんの皆さまに本プロジェクトへ賛同、ご支援いただき最初の目標額を達成することが出来ました。

改めてご支援いただいた皆さま、そしてこのサイトを訪れてくださったたくさんの皆さま、本当にありがとうございました。

「ひきこもり等の若者が安心して家出できる第２の家を作るプロジェクト」はハード面の整備と併せて、必要な方が継続して利用できるようにそのような制度を作ることも目的に様々な方を広く受け入れながら、その背景や効果も含めて検証し、提言していくところです。

 

本拠点を購入・改修するには総額500万円ほどがかかる予定で、直接寄付も集めておりますが、ネクストゴールを150万円に設定し、引き続き支援を募集しております。

仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合も、直接の寄付金と必要に応じて借り入れ等を行って事業は実施します。

引き続きどうぞ宜しくお願い致します。

 

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はじめまして。特定非営利活動法人Ｗｉｔｈ優　代表の白石祥和と申します。

 

15年前の春に自分の思いをチラシにして米沢市内約7,000軒を自転車で一軒一軒回り、地域の方に伝えました。

 

「学校に行けない、行かないことを選択した子ども達のもう一つの学校を立ち上げたい」

 

そして、賛同者と共にＷｉｔｈ優を立ち上げて一軒家を借り、学校に行けない、行かないことを選択した子ども達のもう一つの学校であるフリースクールを始めました。

 

 

それ以降、私自身の挫折や友人の自死、学校での勤務や海外でのボランティアといった経験を基に、地域のどんな子どもも大人も、居場所と出番を持てる地域社会を目指して、挑戦を続けています。

 

 

現在は、若者の就労支援事業を最も多くの方に利用いただいています。

一度も働いたことのない若者、就労へなかなか一歩を踏み出せない若者が、実践的なトレーニングを積み、夜は気軽に相談に来ることも出来る会員制の居酒屋や、同じ趣旨で日中帯にトレーニングできるカフェ、フリースクールの生徒が地域と繋がれるカフェレストラン等を展開し、地域全体を巻き込んで子どもや若者を支えて行ける地域社会を目指しています。

 

失敗を許す居酒屋「結」-『Ｎドキュポケット』

↑居酒屋ドキュメンタリー縮小版、４分程度の動画ですが是非ご覧ください。

 

 

 

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

「生活拠点、生活環境ゆえに自立する難しさを抱えている若者がいる」

 

10年以上にわたり、地域の若者の自立支援に携わる中で、その方の内面性ではなく、そもそもの生活環境が自立に大きく影響していることが分かりました。

特に私たちの地域は車社会であり、山間部にお住まいで困窮状態にある方は、車を持つことができず、公共の交通機関を使うのも難しい状況にあります。

 

 

「お金がなくて車の免許が取れないし、車を買えない・・」

「家族との関係も良くなくて家を出てみたいが、働く自信がなくて一人暮らしに踏み出せない・・」

「自宅からほとんど出る機会がない・・」

「自宅の近くに相談できる場所がない・・」

「近所の人の目が気になるので近所で働きたくない・・」

 

といった様々な課題がある一方で

 

「自分の家から少しでも離れて挑戦したい」

「家族と離れて生活してみたい」

「安心できる場所に家出したい」

「自分のことを知らない場所で挑戦したい」

 

というようなニーズもあります。

交通手段がないので継続してプログラムに参加できず、現在は月に１回１時間ほど最寄りのコミュニティセンターへ相談に行くのが精いっぱいというような方もいます。

 

様々な相談の背景には、ＤＶ等の課題に直面している方もおり、シェルターのような場に入るほどでなくとも、一時的な避難の場を求めている方もいます。

 

学齢期のお子さんに関しては、不登校への対応など親が家庭で疲弊しているケースもあり、子どもが、親や学校の先生以外の信頼できる大人と繋がれる場が必要とも考えています。

準備段階の今、小学校からの問い合わせが多いのは私たちも予想はしていなかったことです。

 

「第３の居場所（サードプレイス）」の考え方は全国的にも広がってきていると思いますが、私たちが今、必要だと思うのは子どもや若者が安心して過ごせる「第２の家」です。

 

 

地域に安心できる場所はいくらあってもいい。

そう思います。

 

 

 

▼プロジェクトの内容

 

当法人は令和４年１０月から令和５年３月まで独立行政法人福祉医療機構（WAM）の助成を受けて、市内の一軒家をお借りして引きこもり等の子どもや若者が”家出„できる「第２の家」を運営していく予定です。その準備を現在進めていますが、実際に「第２の家」が形になっていく中で子どもや若者からその必要性への期待もひしひしと感じます。そこで、令和５年４月以降も自主事業として「第２の家」を継続したく、市街地からアクセスの良い一軒家を購入して、様々な事情で短期間家を離れてみたい子どもや若者、その家族を応援したいと考えています。

 

今年の夏より「第２の家」で新たなスタートを切りたいと考えている方と一緒に、小屋を解体して改修を行い、気持ちよく使ってもらえるように掃除をしています。

 

 

築６０年以上のとても古い家ですが、前の方も大切に使われていたようです。居室も台所もピカピカにしてお待ちしています。

 

 

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 

「第２の家」があって、そこを利用したい方がいても、そもそも困窮している状況であれば、高額な利用料をいただくことは難しいと考えています。

そこで利用希望者には、行政からの補助のようなものも必要になるかと思いますが、それに関しては置賜地域内のひきこもり支援担当の方とも協議を進めています。

 

 

生活環境ゆえに自立する難しさを抱えている方、短期間でも家を離れることで家庭内の関係性が好転する可能性がある子どもや若者は多いと考えており、本プロジェクトがモデルケースとして全国に広がるよう、行政に対しても働きかけていきます。