絶滅してしまった隅田川の白魚を復活させるため、放流会を開催!
支援総額
目標金額 1,000,000円
- 支援者
- 20人
- 募集終了日
- 2019年11月5日
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- 現在
- 1,565,000円
- 支援者
- 61人
- 残り
- 48日
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- 総計
- 15人
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- 総計
- 22人
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- 現在
- 1,500,000円
- 支援者
- 78人
- 残り
- 50日
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- 現在
- 1,350,000円
- 支援者
- 103人
- 残り
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- 現在
- 1,400,000円
- 支援者
- 60人
- 残り
- 23日
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#地域文化
- 現在
- 580,000円
- 支援者
- 43人
- 残り
- 32日
プロジェクト本文
終了まで残り24時間を切りました。
本プロジェクトはAll or Nothingのため、
100万円に満たなければ1円も資金を受け取れません。
是非とも最後まで応援よろしくお願いいたします。
※銀行振込は本日15:00までとなりますので、ご注意ください。
白魚の活魚に取り組み30年。
全滅した隅田川に白魚復活されるため放流を行いたい!
はじめまして、NPO法人小川原湖しらうお研究会代表の蛯名正直と申します。私は、青森県東北町出身ですが、高校卒業後、横浜の老舗すき焼き店で料理人としての修行し、料理長まで務めました。いつかは、愛する故郷で自分の店を開き、白魚を提供できればと夢を温め続け、その後1980年に、故郷に戻り「居酒屋レストラン えびぞう」をオープンしました。
その後、店を軌道に乗せることができたため、次の挑戦として「町の名物を作ろう」と思い立ち、町が白魚漁獲量日本一であり、全国総漁獲量の7割を占める漁獲を誇る小川原湖の白魚に着目しました。(東北町HP:自然・レジャーより引用)さらに価値あるものにするため、こうして試行錯誤を何度も繰り返し、研究を初めてから約25年かけて、 「白魚の踊り食い」を可能にしました。
さらに、水揚げしたらすぐに死んでしまう白魚を、なんと約140日生存させることに成功したばかりか、さらには生きたまま都内まで運ぶことを実現し、「絶対に不可能」と言われていた白魚を生かす技術に成功しました。
その後も研究を重ね、活魚にするための取り組み初めてから、すでに30年がたちました。今回の挑戦では、活魚とすることができた白魚を、昭和20年代まで生息していたと言われる隅田川で放流を行い、白魚の復活に向けて第一歩を踏み出せればと思っています。
自己資金も検討しましたが、仕入れから運搬、放流会の実施のため、全体で200万円が必要となります。その一部となる100万円を皆様にご支援いただけないかと思い、クラウドファンディングに挑戦することにしました。どうかご支援のほど、よろしくお願いいたします。
無理だと言われ続けた、白魚を活魚にすることに成功!
白魚を活かす技術開発に取り組んだきっかけは、「地元の特産を活かした町づくりがしたい」という想いからでした。地元の高校に通っていた時、生物部の部長を務めていて、小川原湖の生態調査もしたことがあったため、白魚の存在を知っていました。
1997年に周囲の料理人と漁師さんに声をかけ、役場から助成金をいただき、「上北町活しらうお販売研究会」を設立し、とれた白魚を生かしておくための研究を始めました。
白魚の大半は網から揚げた瞬間、圧迫されて死んでしまうため、なるべく圧力を加えない採り方を考えました。すくいとった後も、工夫を凝らし、湖水の塩分濃度に着目し、どの塩分濃度なら長く生き延びるのか、細かく塩分濃度を分けた桶をいくつも用意し、白魚を入れて生存時間を分析しました。そうして20年くらいかけて、試行錯誤を重ねた結果、生存条件を特定することに成功しました。
最初の頃は、漁師からも「難しい魚だからできるわけない」と言われていました。しかし、「素魚は踊り食いできるんだから、白魚も大丈夫だろう」と軽く考えていたため、結局、何年もかかってしまいました。また、これまで白魚のために家が一軒建つほど(1,600万円ほど)お金を自己資金や借り入れをもとに使ってきたかと思います。
やっているうちに後に引けなくなって続けていましたが、現在は、お店にも白魚の活魚を目当てに、わざわざ遠方からやってくるお客様もいて、貴重な体験ができたと大変喜ばれています。その姿を見るとここまで頑張ってよかったなと思います。
現状、毎年白魚の研究費、啓蒙活動に年60万ほどかかりすでに30年以上続けていますが、活魚成功においてもまだ認知されず、また利用されていないのが現状です。また、年齢も70歳になり、借り入れは難しくなっています。それでも長年願ってきた隅田川の白魚復活を実現させることが諦めきれず、クラウドファンディングへの挑戦にいたりました。
市民団体からの依頼やしながわ水族館での展示など、白魚を東京に届けてきました。
2001年11月から「活魚」として白魚を提供できるようになり、不可能を可能にしたニュースとして多くのメディアに取り上げていただきました。
また、東京から首都圏までの道のりに白魚が耐えうる輸送方法の研究に邁進し、自ら「白魚を抱えて東京行きの深夜バスに乗り込んでみる」などの努力の結果、100匹程度の白魚を生きたまま宅配便で、首都圏に送り届けることに成功しました。
その後、隅田川の水質向上などに取り組んでいる東京の市民団体「墨田川市民交流実行委員会」から白魚を隅田川に放流できないかとの連絡を受けました。かつて隅田川でも採れた白魚は、実は頭の部分が「葵の御紋」に似ているとして、徳川家に献上されていた由緒正しき魚だったとで言われています。現在は料亭などでも提供されています。そこで、2012年11月23日に、隅田川の白魚を復活させようと、東京まで白魚を運び、隅田川市民交流委員会と屋形船から50匹を放流しました。
また、白魚を展示している水族館が日本全国で2つしかないと知って、自ら東京の水族館に売り込んで、しながわ水族館での展示に漕ぎつけました。現在は、地元の小中学校に白魚を提供し、透明な白魚は顕微鏡でのぞくと骨格などが良く見えるため、子どもたちに喜ばれているそうです。
隅田川に白魚を復活させたい方々と一緒に白魚を放流し、その放流した白魚が隅田川で産卵し、いつの日かかつてのように白魚を隅田川に復活できればと考えています。
隅田川に白魚を復活させるため、再び放流を行います。
今回の挑戦では、皆様からのご支援金をもとに、2019年12月1日に隅田川で放流会を実施します。
スーパーなどで販売されているものでなく、実際に生きている白魚は透き通るような神秘的な状態です。地元の皆様にも、隅田川の畔で放流を体験・目撃していただき、江戸文化の食材としての体験をしてもらいたいと思います。
■詳細(予定)
開催日時:2019年12月1日12時〜
実施場所:東京都隅田川吾妻橋屋形船あみ清近郊
主催者:NPO小川原湖しらうお研究会代表 蛯名 正直
協力:隅田川市民交流委員会
※しらうおの放流に必要な河川敷の使用許可については、現在申請中であり、2019年11月30日までに許可取得予定である。
青森県東北町から、白魚を全国へ!
今回のプロジェクトを、白魚を隅田川に復活させる第一歩とし、白魚を通して子どもたちにも食育にも繋げることで、未来への食文化の橋渡しのような存在にしていきたいと思います。
都内には白魚神社、白魚橋、白魚献上箱、江戸城など、白魚に関した史跡など数多くあります。徳川家との関わりのある歴史を知っていただく機会にもできればと思っています。
また、これを機会に白魚の主産地である青森県東北町から貴重な白魚が全国に知れわたって行くと嬉しいです。
本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
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プロフィール
私は青森県三沢高校卒業後横浜市の老舗牛鍋荒井屋に就職、調理の仕事に携わりその後 地元小川原湖の近くに料理店を開店、地元特産の白魚を全国から呼べるものにしたいと 活魚は不可能と言われていたことに挑戦、悪戦苦闘20年そして今70歳を迎える。 ようやく白魚踊り食いを提供できるようになる。活魚の活用として踊り食いのほかに 水族館展示(2か所のみ)が少ないことから東京都初の品川水族館展示、生存中は透明な魚体を生かした子供達の教材、そして白魚の復活の放流を行う。
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リターン
3,000円
お気持ちコース
■お礼のメッセージ
※いただいたご支援金は、リターン費用がかからない分、サービス手数料を除いて全て活動内容に活用させていただきます(寄付控除の対象にはなりません)
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年3月
10,000円
白魚冷凍品200g
■お礼のメッセージ
■白魚冷凍品120g×2
生食用白魚を瞬間冷凍したものを冷凍郵送します。
産地ならではの味をお楽しみください。
- 支援者
- 6人
- 在庫数
- 94
- 発送完了予定月
- 2020年3月
10,000円
蛯名正直応援コース
■お礼のメッセージ
■ブログにお名前掲載(小・任意)
※いただいたご支援金は、リターン費用がかからない分、サービス手数料を除いて全て活動内容に活用させていただきます(寄付控除の対象にはなりません)
- 支援者
- 4人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年3月
10,000円
しじみラーメン(4食分)
■お礼のメッセージ
■しじみラーメン(4食分)
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年3月
30,000円
蛯名正直全力応援コース
■お礼のメッセージ
■ブログにお名前掲載(中・任意)
※いただいたご支援金は、リターン費用がかからない分、サービス手数料を除いて全て活動内容に活用させていただきます(寄付控除の対象にはなりません)
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年3月
50,000円
蛯名正直全力応援コース
■お礼のメッセージ
■ブログにお名前掲載(大・任意)
※いただいたご支援金は、リターン費用がかからない分、サービス手数料を除いて全て活動内容に活用させていただきます(寄付控除の対象にはなりません)
- 支援者
- 5人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年3月
プロフィール
私は青森県三沢高校卒業後横浜市の老舗牛鍋荒井屋に就職、調理の仕事に携わりその後 地元小川原湖の近くに料理店を開店、地元特産の白魚を全国から呼べるものにしたいと 活魚は不可能と言われていたことに挑戦、悪戦苦闘20年そして今70歳を迎える。 ようやく白魚踊り食いを提供できるようになる。活魚の活用として踊り食いのほかに 水族館展示(2か所のみ)が少ないことから東京都初の品川水族館展示、生存中は透明な魚体を生かした子供達の教材、そして白魚の復活の放流を行う。