【農地再生】千葉県の空き農地をさつまいも畑でいっぱいにしたい!!

▼ごあいさつ

 

はじめまして。スカイアースファーム株式会社です。
スカイアースファームは、千葉県富里市を中心にさつまいもを育て、販売をしている会社です。
近年、農家の高齢化と後継者不足によって作物を育てる事が出来なくなってしまった空き農地(耕作放棄地)が増えています。空き農地が増えることにより、雑草や害虫の発生、食料自給率の低下につながります。そのような問題について地域の方々から相談を受けて、
スカイアースファームは、空き農地をお借りして、開墾を行い、さつまいも畑へと再生するプロジェクトを行っています。
スカイアースファームは、某有名少年漫画のように最初は数人しかいなかった仲間たちが、いろんな縁で徐々に集まり、農業未経験の若者や農業ベテランのおじさんや海外実習生など、様々な個性あふれる農業集団へと進化を遂げている会社です。

 

 

 

 

 

 

 

▼会社をはじめたきっかけ

スカイアースファーム株式会社は、2021年11月に設立されたばかりの会社です。

もともとは、電気工事業、土木工事業を生業とし、イルミネーション施工等で地域貢献してきた親会社がありました。

そんな仕事をする中で、地域の方々から耕作放棄地の問題についてのお話を聞く機会がありました。

耕作放棄地とは、農家の高齢化や後継者不足によって、作物が育てられなくなった土地が長期間放置されてできてしまう土地のことです。耕作放棄地が増えると、国内の農作物生産量が減少し、食料自給率低下につながります。また、通常の農地では、病害虫や雑草には入念な対策が行われていますが、耕作放棄地ではそのような手入れは行われることがないので、雑草が生い茂り、害虫が発生することがあります。これは、近隣の民家や農地にまで侵入した場合、周辺の景観を損なうだけでなく、地域農業全体に悪影響を及ぼす可能性があります。そのようなお話を聞き、我々の会社でもなにか協力できないかと考えたときに、農業法人を設立することを決意しました。

親会社の人員と地域の農家の方々の協力を得て、スカイアースファーム株式会社は設立されました。

社長を含め、親会社から入ってきた人員は農業未経験の人ばかりでしたが、さつまいも農業一筋50年の某さつまいも名人に師事いただきさつまいも農業を開始することができました。

耕作放棄地については、親会社のノウハウとキャリアを活かし、手つかずの荒れた農地を重機等により開墾し、再度農地として復活させています。

 

 

 

また、回送や運搬等のフットワークの軽さを武器に、管理する農地の広域化を実現し、より多くの方々に美味しいさつまいもを届ける事を目標としています。

スカイアースファームでは「シルクスイート」と「紅はるか」の2種類を栽培しています。

「シルクスイート」は、焼き芋にした時に絹のように滑らかな食感と甘さが特徴です。

「紅はるか」は、芳醇な香りと高糖度で、さつまいもの昔ながらのおいしさに、蜜を加えたような甘味と、しっとりなめらかな食感と豊富なビタミンが特徴です。

この2種類のさつまいもを土地の性質に合ったものを選び、育てております。

 

 

 

 

 

 

スカイアースファームでは、農業の衰退を防ぐために2つの取り組みを行っています。

1.若者の新規就農の支援

耕作放棄地が増えていることの根本的な原因は、「農家の高齢化と後継者不足」だと言われています。

その原因を解決するために、スカイアースファームでは積極的に若者の採用を行っています。

未経験の方でも農業に興味がある人は採用しています。

農業は家族経営等でやっているところが多く、農家になるにはどうしたらいいかわからないという若者をスカイアースファームでは支援しています。

 

2.外国人実習生の受け入れ

スカイアースファームでは、外国人実習生の受け入れとして、現在3人のカンボジア実習生を受け入れています。

カンボジアの実習生3人には、さつまいも農業の事や日本のお祭りなどの文化を教えたりしています。

カンボジアは農業が盛んな国で農業の技術を学びたいという実習生がたくさんいます。

農業の技術だけでなく、日本の文化や習慣も学んでいただく事でカンボジアと日本のかけ橋を作ることができます。

 

 

 

 

 

 

▼プロジェクトについて

昨年、初めてのさつまいもの収穫を終え、地域の市場やメルカリや食べチョクなどのECサイトにてさつまいもを販売することが出来ました。

初年度の収穫ではあるもののECサイトなどでは、好評のコメントをいただく事もあり、今年度はさらに多くのお客様にさつまいもが届くようにと、管理する農地の広域化と昨年の経験を活かしてより良いさつまいもの栽培を行っています。

空き農地を借りて畑を開墾する場合、管理する農地が様々な場所に点々と存在しており、すべての農地を合わせると16町(東京ドーム約3.5個分)の面積の農地をスカイアースファームでは管理しています。

今年のさつまいもの予定収穫量は「紅はるか」が約259(t)、「シルクスイート」が約163(t)収穫予定です。

また、今年からは楽天市場やふるさと納税での販売など、販売の幅も広げていく予定で、

より多くのお客様の手に届けたいと思っています。

千葉県はさつまいもの収穫量が鹿児島、茨城に次ぐ第三位です。

スカイアースファームでは、さつまいもに特化した農業を行うことで、千葉県のさつまいも収穫量に貢献していきたいと考えています。

近年、九州を中心にサツマイモ基腐病という感染病が流行しています。

サツマイモ基腐病は、発病するとつるや葉が枯れ、土中のイモが腐る病気です。これにより、サツマイモの収穫量が減少する問題が起こっています。

スカイアースファームでは、そういった社会問題の解決をサツマイモの収穫量を増やすという形で貢献していきたいと考えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼資金用途

農地の広域化に伴う開墾費(機材費など):20万円

農地の管理費:20万円

苗やマルチの費用:10万円

合計:50万円

 

すでに今年度の農地の開墾や苗植えは完了していますがそれにかかった費用に補填させていただきます。

また、余ったお金については来年度の苗代などに当てさせていただきます。

 

プロジェクトの活動報告については、さつまいもの成長の様子や、8月中旬から予定されている収穫の様子や出荷の様子を報告させていただく予定です。