群馬でいつでもスラックラインを楽しめる場所を！

▼自己紹介

大きな可能性を持ったスラックラインの普及。いつでも楽しく行える場所で安全に！

はじめまして、南岳人です。私は千葉県でパーソナルトレーニングジムのトレーナーとして勤務していましたが、現在は独立して地元群馬に戻りパーソナルトレーニングを提供しております。また、大学生の頃に出会い、日本オープン出場まで経験させていただいたスラックラインを県内の公園等に設置し、初心者や子どもに教える活動もしております。

 

 

私は千葉で勤務する前は群馬で公立中学校の教諭として勤務していました。教諭になった動機はスラックラインです。綱渡りのようなスポーツですから危険なものだと見られます。しかし綱渡りとは異なり低く設置できるので安全に楽しめること、簡単そうに見えてとても難しく、上で立つことすら最初はできなかったこと、そして小さい子どもから大人まで対等に楽しめることから「スラックラインを学校教育のカリキュラム内に取り入れたい」という想いで教員になりました。

 

しかし学校現場では次から次へと新しい(？)活動を取り入れても従来の内容は見直さずに継続したり、私がいくら「スラックラインは安全に行える」と理由を説明しようとしても「危険だ」の一点張りで聞いてもらえませんでした。生徒は空気を読んで教員に忖度して学校生活を送り、教員はブラック企業顔負けの勤務で、私が次第に擦り減っていくの感じていきました。

 

私は学生の頃から「健康」に興味があり、健康な人を増やす仕事に就こうと考え、トレーナーに転職しました。

 

トレーナーになったことで様々な身体に関する知識をつけていったところ

 

「スラックラインと筋トレの組み合わせが身体を作るのに理想形」

 

という考えに至りました。

 

群馬に戻ってからは地元である高崎市でスラックラインを教えたり個人で楽しんだりしながら、県内のイベント等に出店させていただいております。

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

スラックラインを群馬で広めることで「体幹の強い群馬県」にする

スラックラインはとても手軽でどこでも誰でも行えますが、難しい面もあります。

 

安全に設置する方法も知らなければ安全に行えませんし

公園で設置するなら、管理者から許可を得る必要があります。

 

そして安全に楽しむためにもその知識を持つ人が必要になります。

 

また、地面がぬかるんでいたり悪天候では安全に楽しく行うのがとても困難です。

同様に地面の安全を確保するためにもマット等の用意も必要です。

 

以上のことから、しっかり安全を確保してストレスなく楽しむなら

マットがあり、安全の確保された場所があるのが理想的です。

 

最近スラックラインは世界的に人口を増やしており、近々オリンピックの種目に追加される可能性がとても高いそうです。

 

国内を見るとお隣の長野県上高井郡小布施町に推進機構があり、町内でワールドカップが開かれました。

 

またお隣の栃木県ではワールドカップで優勝した方も出るなど様々な地域で盛り上がりが感じられます。

 

それに続けというわけではありませんが

人間は「楽しいことしか続けられない」ので

楽しく体を動かす習慣のある人を増やしたいという想いと

スラックラインをもっと良い環境で練習したいと思う人への練習施設の提供

そしてスラックラインをトレーニング種目の一つとして提案したいという思いから

今回プロジェクトを立ち上げました。

 

▼プロジェクトの内容

 

皆様から頂いたご支援で倉庫等屋根のある広いスペースを借り、マットを購入して誰でも安全にスラックラインを楽しめる場所を提供したいと考えております。

 

今回のプロジェクトでは、頂いたご支援から賃貸の倉庫を借りるうえで契約に必要な資金に充てます。倉庫の広さは300㎡程度で、トイレ等水回りの使える鉄骨式のものとなります。

 

また、倉庫の床はコンクリートですのでそのままでは危険です。今回のご支援から必要最小限のマットも購入いたします。

 

この倉庫をスラックラインジムとして活用し、倉庫の維持費は利用料から支払っていこうと考えております。

 

また、ジムと併設し、貸スペースも設置します。

この貸スペースでは様々な団体様の活動場所として利用していただけるようにします。

社会のために活動されている団体へ、このジムが少しでもお役に立てればと思います。

 

維持していくために、利用料をいただくことはご容赦ください。

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 

スラックラインを通して、日常のパフォーマンス向上を！

悪天候でも思いっきり身体を動かせる施設を！

 

 

スラックラインは不安定な足場でバランスをコントロールする必要があるので、体幹を鍛えられます。一般的な体幹トレーニングだと腰の怪我へのリスクがあったり苦行のような内容であったりするものが多いです。スラックラインなら楽しく行えますし、マットがしっかり用意されていれば安全に楽しめます。

バランス能力を高めることによってつまずいても転ばない身体になり、けがを未然に防ぐことができます。

何よりも「楽しく身体を動かす」ことによって運動不足な人を減らしていきます。

 

そしてスラックラインは教育での課題の一つを解消できるものだと信じています。

現在、小中学校での体育は「話し合い活動」がメインになってしまったことと

専門的な知識を有する教員が少なくなってしまったことで、

子どもたちは学校だけでは十分な運動経験が得られません。感覚機能が最も伸びる「ゴールデンエイジ」の期間にこれでは本当にもったいないです。

そして「危険だから」という理由で、諸活動が十数年前に比べ激減しています。

運動経験が乏しいのに「考えさせる」ことを重視しても、そこで発想が生まれるはずがありません。出てくる発想は空気を読んだ無難なものだけでしょう。

スラックラインで最初に必要な要素は

「考えるな、感じろ」

問い感覚です。この感覚こそ現代の子どもたちに必要なものです！

 

また、群馬県は自然豊かな地域ですので晴天時は楽しめるスポットばかりです。

しかし雨天等悪天候時に身体を思い切り動かせるスポットはあまり多くないように感じます。

このジムを設立することで、

その課題を少しでも解決できればと考えております。

 

家族でジムに行き、家族みんなで身体を思い切り動かせる

このスラックラインジムがそんなところになれたらと考えております。

 

そしてスラックラインは「体幹トレーニング」として他競技の方には活用していただきたいです。

一般に出回っている体幹トレーニングは苦行のようなものが多く、

楽しめるようなものではありません。

「楽しく遊んでいたら体幹が強化され、安定してきた」と感じられるはずです。

 

スキージャンプのレジェンド葛西選手をはじめ、オリンピックのアスリートも

スラックライン をトレーニング種目に取り入れています。

 

群馬のトップアスリートはスラックラインで体幹を鍛えている

だから群馬のアスリートは強い

そんなことも、このジムをすれば実現できるかもしれません。

 

私は

「筋トレとスラックラインが理想の身体にする」

と考えております。筋トレで身体のポテンシャルを上げ、スラックライン で反応や出力を鍛えるのが体づくりで最も効率良いのではないかと常日頃から考えておりました。

これはいわゆる「ボディメイク」にも応用できるはずです。

 

全年齢対象で身体つくりができるスラックラインはこれからの時代に必要なスポーツです。

 

そんな可能性しか感じられないスラックライン を、皆様とともに盛り上げていきたいです。

よろしくお願いします。

 

 

 

 

【プロジェクト終了要項】

 

オープン完了予定日    
2021年2月19日

 

建築・改修場所    
群馬県北群馬郡榛東村広馬場2123-3

 

建築・改修後の用途    
スラックラインジムとして利用

 

その他    
着手開始日：2020年11月4日