八幡平スマートファーム～フレッシュ温泉バジル～沢山の笑顔のために～

 

はじめに・ご挨拶

 

はじめまして。私たち八幡平スマートファームは、雪深い岩手県八幡平市で、商用稼働している松川地熱発電所から流れ出る温泉を活用した熱水ハウスで、IoT技術を使い、通年で「温泉バジル」を栽培しております。

 

 

2019年1月に「株式会社八幡平スマートファーム」として会社を設立。もともと八幡平市では、40年ほど前に温泉熱を利用した農業を農業組合として実施していた背景があったものの、高齢化や担い手不足で農業組合は解散に近い状態でした。50棟もの耕作放棄されたビニールハウスがぼろぼろの状況のまま放置され、八幡平市の課題となっておりました。

 

 

それを解決すべく2019年1月、八幡平市や地元の金融機関などからも協力を得ながら、会社組織として農業を再び復活し、地域の雇用創出を実現。現在12棟のハウスを稼働しております。

 

 

最先端の農業技術を使うことで「農業経験者でなくても出来る農業」を目指し、農業の高齢化問題、農業のイメージ向上と担い手不足解消を進めてきました。

 

 

今回のプロジェクトで実現したいこと

 

地域の資源「温泉」を利用した「温泉バジル」を多くの人々にお届けしたい。 過疎地域である八幡平市において地域の魅力を再発見し、それを活かすことで、八幡平市に貢献し、世の中のためになる事業を続けていきたい。 地熱発電を利用した再生可能エネルギーを活用することによって、環境にもやさしいCO2フリー農業を推進いたします。

 

今回クラウドファンディングを立ち上げた理由は、

• 八幡平スマートファームの事業を続けていき、温泉バジルを通して日本の農業に貢献したいという強い気持ちがあるため
• 温泉バジルをもっと世に流通させ、温泉バジルの存在・その良さを、今回のクラウドファンディングを通して一人でも多くの方に知ってもらうため
• 温泉バジルの事をより多くの方に知ってもらう事で、温泉バジルをもっと身近に感じてほしいと思ったため
• 八幡平スマートファームの温泉バジルを存続させる事で、大好きな八幡平市の活性化の一助となりたいという気持ちが強いため
  
  です。

弊社の事業にご賛同・ご支援頂きました資金は、何よりもまず温泉バジルの存続のために使わせて頂きたいと思っております。

 

 

 

 

温泉バジルとは？

 

 

八幡平スマートファームの温泉バジルはとても肉厚で香り高く、葉が大きく、甘みがあります。料理に添えると一段と料理が美しく見えます。温泉バジルは、料理を彩る名脇役と言えるでしょう。
 

ペースト状にすればバジルの香り高さ・甘さを五感で感じる事が出来ます。例えばジェノベーゼパスタは、温泉バジルをペースト状にしたものを加え、仕上げに温泉バジルを乗せると、見て華やか、美味しい一品に仕上がります。

 

 

作物をバジルにした理由として、以下の2つが大きなポイントでした。

 

①不可能なものへのチャレンジ。バジルは岩手では前例がない作物で、インド・熱帯アジア原産のバジルを雪国で一年を通して栽培することはできないというのが通例。

 

②誰でもできる農業を目指すため、農業経験を必要とする土耕栽培ではなく水耕栽培装置でできる作物であること。  

 

立ち上げ当初は、皆農業初心者であり、岩手でバジルを通年を通して栽培してきた前例がないことから、栽培の過程で発生する害虫や病気対策において試行錯誤の連続、季節の変わり目や冬場には計画通りに栽培が出来ない時期もありました。  

 

 

特に、冬場は夏場のような日照がないため、温泉熱でビニールハウス内の温度をバジルの適温（20～30℃）にキープすることが可能であっても、夏場のような日照を補うための対策が試行錯誤で、出荷量の変動が発生する事態に…。

 

そのような苦難もなんとか乗り越えながら、私たち八幡平スマートファームは、日々温泉バジルを真心込めて育てております。温泉バジルはとても香り高く、鮮度も良く、色鮮やかで、品質が良いとお声をいただくまでになりました。

 

普段から食卓でバジルを使用したピザやパスタなどを食べる機会が多くなっていることや、バジルのアロマ効果やハーブ効果が注目される機会も増えていることで、バジルの世の中の需要も高まっており、私たちの栽培の特徴であるCO2フリー農業・ＳＤＧｓ・循環型農業の取り組みにご期待いただく声も多くなってきております。    

 

 

大好きな八幡平市を盛り上げていきたい！

 

八幡平市は、若年層の人口流出の増加と人材不足という大きな課題がありますが、八幡平スマートファームの温泉バジルの事業が続く事により、新たな雇用を生み出し、また、農業活性化に向けた動きも更に出来る様になります。

 

今まで八幡平スマートファームは事業を行う事により、沢山の雇用を生み出して参りました。私たち八幡平スマートファームは、雇用を生み出し、八幡平市の農業、日本の農業を活性化させるという強い使命感がございます。

 

そして、事業を続ける事により、八幡平市の農業、日本の農業にもより貢献出来る様になるという良い循環が生まれます。

 

 

 

温泉バジル存続のため、お力を貸していただけませんか

 

このように日々懸命に取り組んできた私たちですが、現在、私たち八幡平スマートファームの温泉バジルの存続が危機的な状況となっております。  

 

今年も冬場の試行錯誤に悩み、2022年の強烈な寒波や温泉供給量の変化によって、今冬の栽培量が思ったように増えず、売上に伸び悩み、事業の存続が危うい状況です。  

 

例えば2022年12月の温泉バジルの収穫量は、目標収穫量の4割程度にとどまってしまっており、売り上げに伸び悩みました。

 

 

このプロジェクトでご協力いただいた資金は、以下に活かしたいと考えております。

①まずは事業継続のための資金にあてたい

②冬場の安定供給に向けてのバジル品種の研究費用にあてたい

③ハウスの設備面に投資し機械に任せる部分を増やすことで、バジルにもっと向き合う時間を増やしたい

④温泉バジルを使った商品開発費用にあてたい

 

上記の様な資金の使い方をしたいと考えておりますが、何よりもまず、ご協力頂きました資金は事業継続のために充て、八幡平市、そして、日本の農業を活性化させる一助であり続けられる様、努力して参りたいと思います。

 

弊社代表：兒玉則浩

 

このプロジェクト達成により、より多くの食卓に、岩手県八幡平市産温泉バジルが並ぶようになれば、私たちは心より嬉しく思います。どうか八幡平スマートファーム温泉バジル存続のため、あなたの力をほんの少し貸して頂けないでしょうか。　

 

私たち八幡平スマートファームのスタッフは皆、温泉バジルの事が大好きです。大好きな温泉バジルだからこそ、一人でも多くの方に知って頂き、笑顔になっていただきたいという強い想いがあります。温泉バジルを通して地域を興し活性化するのみならず、これからの世界に必要な農業モデルとして、皆で大きくしていきたい。そう強く願う所存です。  

 

 

将来的には、もっと沢山の温泉バジルを作り日本全国の需要にお応えしたい。外国産のバジルに頼らなくても自前で栽培したものが食卓に並ぶような日本にしたい。そのような農業大国日本にしたいと考えております。 

 

また、バジル以外の作物も育てることで、CO2フリーでつくる農作物を増やしていきたいと考えており、熱水ハウスの増設をしたいという希望もあります。現在、「地熱えだまめ」の試験栽培も実施しており、他の作物にも挑戦したいと考えております。  

 

これまでの活動紹介

 

私たち八幡平スマートファームの活動は、八幡平市の皆様をはじめ、多くの方々からお問合せいただき、JAL様の農業留学（ワーキングホリデー）、修学旅行生、企業研修受け入れ等、視察やバジル収穫体験を多く実施しております。

 

 

（日本航空株式会社様より許諾を得て掲載しています）

バジル収穫体験で収穫して頂いた温泉バジルは、サンリオ社様とコラボした、鮮度保持フィルムを使ったハローキティパッケージに入れてお持ち帰り頂いております。また、ほんの一例ではございますが、日本経済新聞社様、岩手日報社様、NHK様、読売新聞東京本社様、IBC岩手放送様、岩手めんこいテレビ様など多数の報道機関からの取材を受けております。

 

　　　　　　　　　　（株式会社サンリオ様より許諾を得て掲載しています）

 

最後に

 

最後までお読み頂き、ありがとうございます。私たち八幡平スマートファームは、一人でも多くの方の笑顔のために、素敵な食卓を創るために、地域創生・地域活性化のため、これからの時代に必要な農業のために、どうしても温泉バジルを存続させていかねばならない！そういった強い使命感があります。

 

私たちが自信を持ってお届けする温泉バジルで、岩手県を、日本を、そして世界を豊かに元気にしていきたいと考えております。どうか皆様一人ひとりのお力を貸して頂けないでしょうか。