きっかけ
みなさんこんにちは!
クラウドファンディング挑戦開始から約2か月が過ぎ、ついにプロジェクトを実施することができました。この短期間で約44万円ものご支援をいただき、そしてたくさんの子どもたちにサッカーボールを、そして笑顔、希望、夢、たくさんのものを届けることができたことを本当に嬉しく思います。ご支援、ご協力、誠にありがとうございました。
当初、購入したサッカーボールはPhnom Krom村の子どもたちのみに届け、サッカーをする予定でしたが、現地協力者のリックさんとも協議し、この村以外にもいくつかの村や孤児院、学校に届けさせていただくことにしました。予定が変更したことをこの場を借りてお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした。
しかし、この変更により、より多くの子どもたちにサッカーボールを届けることができ、笑顔を見ることができたことを嬉しく思っております。
みなさまからいただいた資金はサッカーボール購入費、空気入れ、針購入費、渡航費兼宿泊費、ツアー参加移動費、ready for 手数料また消しゴム、お菓子、水など協力者との協議を経て必要なものを購入するのに充てさせていただきました。
目標金額設定当時、渡航費、兼宿泊費に関しましては費用にいれることを深く悩みましたが、大学生という自由がある時間の限られている中で、子どもたちにサッカーボールを届けることはできるのは今しかないと思い、費用の中に入れさせていただきました。
問い合わせがいくつかありましたのでここに記させていただきます。
最後にこの場を借りて、今回のプロジェクトを通し、感じたことを記させていただきます。
今回のプロジェクトを通し、プロジェクト開始当初から言っていた『サッカーボールは幸福の磁石である』という言葉を改めて強く感じることができました。
最初はたった二人でボールを蹴り始めます。するとその姿を見て子どもたちがどんどんどんどん集まってくる。
最初は恥ずかしがって、周りからの誘いを断っていた子どもたちもいつの間にか輪の中へ。そこには屈託のない笑顔があふれ、幸せな気持ちになりました。
たとえ言葉や文化が違っていても、サッカーを通して交流し、相手を思いやり、わかろうとする気持ちをお互いが持つことで心をかわすことができました。
今回僕たちが訪れた場所にはサッカーボールがなく、たとえサッカーがしたくてもできない状況でした。そういった子どもたちに皆さまのご協力を受け、ボールを届け、サッカーをすることができる機会を届けることができたことが本当に嬉しいです。
もちろんサッカーボールを届けたからといって子どもたちが貧困を脱出することができるわけではありません。しかしこの経験が、僕たちと過ごした瞬間が子どもたちの想いを変え、貧困を脱出する原動力になるかもしれません。夢を持ち、目指すきっかけになるかもしれません。
元ブラジルのサッカー選手ジーコは言いました。
『One play changes the world』
一つのプレーが世界を変えることもある
と。
人生何がきっかけで変わるかわかりません。
小学生からただのサッカー少年だった僕たちが今回のようなプロジェクトをやるなど予想もできませんでした。藤村と篠山の出会いがあったから。サッカーが大好きだったから。海外経験をしていたから。子どもが好きだから。行動しようと思えたから。たくさんの人が応援をしてくれたから。このように数えきれないほどたくさんのきっかけがあってこのプロジェクトは実行できたのです。
人生は一瞬一瞬の積み重ねです。その中の何がきっかけになるかわかりません。だからこそ誰よりも目の前にある瞬間を輝かしていきたい。それが世界をほんの少しでも変えるきっかけになるかもしれないから。
今回のプロジェクトが子どもたちにとっての一つのきっかけになればいいと思っております。
今回僕たちにこのようなチャンスを与えてくださり、本当にありがとうございました。
今後ともたくさんの子どもたちの笑顔のため、夢のため、考え抜いていきます。
ここまで目を通してくださりありがとうございました。