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木材の救急隊員?太陽の船の保存・修復現場ご紹介【第3弾】

 

みなさまこんにちは、私は、吉村教授率いる「太陽の船復原プロジェクト」のメンバーで、現地エジプトで取り上げ発掘を担当している高橋寿光です。 

 

いよいよ達成率90%!吉村教授をはじめ、現場にいる私たちも応援していただいているみなさまには、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

今日はみなさまに、第二の太陽の船の取上げの様子をお伝えしたいと思います。

 

これまでにもご紹介させていただいたように、太陽の船の木材は、木材中の成分が5%以下まで減少しており、内部がスカスカの状態になっています。

 

人間で例えるならば、いわば「骨粗しょう症」の状態です。

 

従いまして、ピット内部から、木材をそのまま保存修復ラボに運搬することはできず、まずは現場での応急処置が必要になります。

 

保存修復ラボを「病院」とするならば、私は現場で応急処置を行う「救急隊員」にあたると思います。

 

ただし、通常の「救急隊員」と異なる点としては、作業スペースがとても限られていることです。

というのも、ピットの内部には、船の木材がまんべんなく収納されているため、ピット内部に直接下りることはできません。

 

吊り下げられたエレベーターに乗り、終日、下を向いて作業を行います。

 

 

作業中も、近くの木材に触れてしまうと、それだけで壊れてしまいますので、近くの木材に触れないように、注意を払いながら作業を行っています。

 

また、エレベーターから落ちないように注意もしなくてはいけません。

非常に注意力のいる仕事です。

 

しかし、どんなに大変な作業でも、復原に向け想いは募るばかりです。

現地で今後もがんばっていきたいと思いますので、最後まで引き続きの応援どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

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