プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました

募集開始3日目で早くも第一目標金額に到達しました。すでにご支援を頂いた方々、また、SNSなどでクラウドファンディングの情報を広げて頂いた方々、ありがとうございました。

 

第一目標金額は、今後もPM2.5予測情報を継続していくための費用としては、本当に最低限のラインで設定しました。つまり、サポート人員は1人で、基本的には引き続き私が直接運用自体を主導するというラインです。どの程度のご支援が頂けるかを推測することが大変難しかったため、非常に悩んだ末での設定でした。しかし、大変嬉しいことに、推測をはるかに上回るスピードでご支援を頂いております。

 

そこで、サポート人員の増強ならびに運用維持への私自身の直接負担の実質的な軽減のために(本務である研究教育活動への時間確保のために)、引き続きご支援を頂きたいと思い、次の目標金額として100万円を設定しました。積極的なサポートをよろしくお願いします!

 

2018年5月28日

九州大学応用力学研究所  竹村 俊彦


 

SPRINTARS(スプリンターズ)は、大気中のPM2.5などの微粒子による地球規模の気候変動・大気汚染の状況をコンピュータにより再現・予測するために開発されたソフトウェアです。

 

このソフトウェアを活用してPM2.5濃度の予測を毎日実施し、ホームページあるいは多くの報道機関を通して、一般の皆様に情報を提供しています。特に呼吸器・循環器系疾患やアレルギーのある方にとっては不可欠な情報として利用されています。

 

このPM2.5予測は、これまでの約10年間、ほぼ私一人で運用を続けてきましたが、私の本来の職務である教育・研究活動に支障をきたすようになってきました。しかし、一方で、日々の生活の基本情報として提供し続けていければと考えております。そこで、サポート体制を構築し、継続的な情報提供を実現していきたいと考えております。今回は2018年の運用について、個人・報道機関・企業の方々からのご支援をお願いいたします。

研究を目的として作った大気汚染物質の濃度予測システムSPRINTARS。
現在では生活に欠かせない情報を提供しています。

 

九州大学応用力学研究所の竹村俊彦です。私は大気中に浮かんでいる微粒子(PM2.5や黄砂など)が気候変動に及ぼす影響を調べるために、ソフトウェア SPRINTARS を開発し、それを用いて研究をしています。

 

2001年に九州に赴任して以降、アジア大陸からの越境大気汚染の影響を身をもって体験する中で、研究成果を社会還元できるのではと考え、SPRINTARS を使用して、大気中の微粒子の濃度予測を毎日実施し、予測結果の一般公開を始めました。

 

2013年に中国の大気汚染の状況が広く報道されるようになったことをきっかけにして、情報を利用する方々が急激に増加しました。現在は情報をホームページから公開しているほか、テレビ・ラジオ・新聞などでも利用されているので、皆様はいつのまにか私が公開している情報を利用されているのではないかと思います。

 

 

 

PM2.5の濃度予測のデータを報道機関などにも提供。
システムの動作確認や問い合わせなどへの対応も必要です。

 

報道機関などへの情報提供も毎日となるため、システムが正常に動いて、予測情報が更新されていることを毎日確認する必要があります。システムは基本的に自動化されていますが、予測に必要なデータを取得する際などに不具合が生じることがあるため、その際には速やかに対処して、システムを正常化させなければなりません。また、情報更新が大幅に遅れた場合や、PM2.5濃度が高まる予測になった場合には報道機関からの問い合わせもあり、それに対処する必要も生じます。

 

一般の方々もホームページへ直接アクセスできるため、PM2.5や黄砂の影響が特に大きい季節(3~6月)になると、ホームページへのアクセスが1日で10万程になることもあります。「自分や子どもが呼吸器系やアレルギーの病気があるため、生活をする上で絶対に必要な情報です」といたメールやお手紙を頂くこともあります。

 

これほど基本的な生活情報を提供しているにもかかわらず、実は予測結果の一般公開開始から現在までの約10年間、ほぼ私1人で金銭的なサポートも受けずに運用してきました。しかし、教授となった現在、本務である研究教育活動や国内外の様々な公的機関からの依頼業務の傍らで、365日、常にSPRINTARS予測システムの運用を維持することは難しくなりつつあります。

 

 

 

システム運用を別の担当でも可能にするために。
通常運用監視と不具合時対応の経験を積んでもらいます。

 

今回のクラウドファンディングを通じて皆さまから頂いたご支援は、現在私1人で対応していることを別の担当者でもできるように、技術共有やトレーニングを実施することに使わせていただきます。

 

(実施内容)

①毎日の情報が正しく更新されているかの確認

②不具合が発生した際の対応方法

③報道機関からの問い合わせへの対応方法 など

 

上記を行い、私の止むを得ない都合によって、PM2.5予測情報の提供が滞ったり、システムの運用自体を停止させざるを得ない状況にならないようにしていきます。


トレーニングの対象として考えている一例は、私の研究室にいる学生です。学生の多くは、SPRINTARSを利用した研究を行っていて、PM2.5予測の運用をサポートすることによって、博士論文・修士論文へ向けた研究のための技術習得、また、実践を通したプログラミング技術を習得する場となるなど、教育効果も期待できます。

 

 

生活するために不可欠な「空気の汚染状況」の情報。
今後も運用を続けていく必要があります。

 

SPRINTARS の情報利用者は、直接ホームページに訪れる人はもちろん、各メディアから発信されているので数百万人規模になるでしょう。先にあげた呼吸器・循環器疾患の方やアレルギーを抱えている方はもちろん、たとえば洗濯物を干すかどうかなど、より生活に密着したところにまで使われる情報になっています。

 

当初は研究用途として開発してきましたが、今では生活に必要な情報も提供するシステムとなりました。多くの方が必要としている情報をこれからも提供し続けていければと考えています。

 

そのためには、このシステムの運用をより安定的に継続できるよう、皆様のご支援が必要です。今回は、2018年の運用継続について、個人・報道機関・企業の方々からのご支援をよろしくお願いいたします。

 

 

 

ホームページへのお名前掲載、なによりPM2.5予測情報の提供継続をリターンとしてご提供いたします

 

50,000円以上のご寄付を頂いた方は、お名前を SPRINTARS ホームページへ掲載致します。なにより、PM2.5予測情報を継続して提供することが皆様へのメリットとなりますので、ご協力をお願いいたします。

 

税制優遇に関しまして

九州大学へのご寄附については、税制上の優遇措置が受けられます。

 

- 個人の皆様-
■所得税(所得控除)
寄附金額が年間2,000円を超える分について、所得控除を受けることができます。

寄附金額 - 2,000円 = 所得控除額
(控除対象となる寄附金の上限額は、当該年分の総所得金額の40%です)

 

■住民税
本学を「寄附金税額控除対象法人等」として指定している都道府県・市区町村にお住まいの寄附者の皆様は、所得控除に加えて、翌年の個人住民税が軽減されます。
[本学への寄附金を条例で指定している自治体]
福岡県/福岡市/糸島市/大野城市/春日市/古賀市/粕屋町/新宮町/那珂川町/その他
※その他の自治体については、各自治体の税務担当課へお問合せください。

 (寄附金額 - 2,000円)× 4~10% = 住民税控除額
 (控除対象となる寄附金の上限額は、当該年分の総所得金額の30%です)

  ※上記の計算式の4~10%について
  ・都道府県が指定した寄附金は4%
  ・市区町村が指定した寄附金は6%
(都道府県と市区町村双方が指定した寄附金の場合は10%)

- 法人様-
 寄附金の全額を損金算入することができます。

 


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