解体目前の京王井の頭線3000系を再び首都圏へ。北陸発・帰還の旅
解体目前の京王井の頭線3000系を再び首都圏へ。北陸発・帰還の旅 2枚目
解体目前の京王井の頭線3000系を再び首都圏へ。北陸発・帰還の旅
解体目前の京王井の頭線3000系を再び首都圏へ。北陸発・帰還の旅 2枚目

支援総額

12,310,660

目標金額 8,801,000円

支援者
527人
募集終了日
2025年7月31日

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2025年07月10日 21:02

FAQ(よくあるご質問)④ 「3751号車(8801号)を含めた2両編成で残せないのですか?」

おかげさまで、多くの方のあたたかなご支援に支えられ、375万8780円ものご支援を頂いております。
本日支援率も42%を突破し、
このプロジェクトにご共感・ご支援いただいた皆様に、心から感謝申し上げます

今日の活動報告では、今回のプロジェクトにあたって避けては通れない、3751号車(8801号)のことを考えたいと思います。
多くの方から、「もう一両、渋谷向きの3751号車(内灘向きの8801号)も残せないのか?」というお声を頂いております。
私たちも、もちろんできることなら3701号車と2両揃っての保存を実現したかったです。


しかしながら、現実は厳しいものでした。

2両での保存・輸送を行うとなると、陸送費・対策工事・現地での受け入れ・整地工事などを含めた総費用は2,000万円を超えるという試算となりました。
クラファンのハードルもより上がってしまいますし、仮に費用をなんとか捻出できたとしても、2両体制での長期的な維持・管理に必要な人員・資金を確保し続けるのは現実的ではないという結論に至りました。

鉄道車両は、たとえ譲渡をいただいて、法的な所有権を得たとしても、自家用車のように私物として自由に扱えるものではありません。
鉄道車両は鉄道会社様の商品・顔であり、ブランドイメージの象徴でもあります。

実際、過去に、一部とはいえ不適切な状態となってしまった車両が存在した歴史は、現在でも鉄道車両譲渡の大きな障壁となっています。
車両を譲渡してくださる北陸鉄道様や、この車両を運行されていた京王電鉄様にご迷惑をおかけすることは、絶対にあってはならないことです。

そのうえで、1両を確実に、責任を持って未来に引き継ぐことができる体制を選ぶことが、今できる最良の判断であると結論づけました。

私たちは昨年、小田急線2200形の2両(2211号・2212号)を救出・修復し、維持管理するという経験を多くの方のご協力のもとで積んできました。
その過程で、保存車両に必要な部品の多くはすでに生産終了・入手困難となっており、メーカーでの生産も終了していることが明らかになっています。
つまり、2両体制での維持は、初期費用だけでなく、長期的に非常に高い保守能力が求められるのです。



そうした、これまでの整備・管理記録やデータをもとに、関係者間で何度もシミュレーションと議論を重ねました。
ですが「2両編成での保存」は何度計算しても、今の私たちにとっては背伸びをしすぎた選択であるという結論に至りました。

また、首都圏電車区の敷地にも限りがあります。
将来的に、3000系の第3編成以降の「両開車」や、同じ時代を走った様々な名車など、今後保存すべき車両とは何か?と言った踏み込んだ点も議論されました。
(もちろん今回のプロジェクトの成功が最優先であり、現段階では現実的な話ではございません。)


もしこれが単なる個人の趣味であれば、「編成で残したい」という気持ちが優先されるでしょう。

しかし、私たちは様々な鉄道会社や路線の車両を収蔵し、多くの方に関わっていただくことで、活動全体の持続可能性を担保していく
そうした公共性と継続性を重視した場としての「首都圏電車区」のあり方を考えたとき、編成保存は現実的ではないという判断に至ったのです。

今後の首都圏電車区における保存活動全体の可能性、そして鉄道車両の進化・発展を体系的に後世へ伝える使命を果たしていくためにも、今回は「3701号車を確実に、永久に、未来に引き継ぐ」ことを決断しました。


一方で、3751号車(8801号)については、車両の部品を可能な限り取り外させて頂き、3701号車の永久保存に役立てさせていただくこと、また返礼品などの形も含め、多くの方々の記憶に残る形で活用することを目指して、現在調整を進めております。



この判断は、決して「簡単な割り切り」ではありません。
ですが、ステンプラカーを未来にわたって守り抜き、多くの人に役立つ存在として輝かせ続けるため、現段階で最も現実的かつ持続可能な道であると信じています。

いつの日か、私たちの活動が責任持って余裕のある形で進められる規模に発展した日には、電車を編成で残せる日が来ると良いと思います。
だからこそ、私たちは「3701号車だけは、なんとしても未来に守り抜く」
その決意をもって、今回のクラウドファンディングに臨んでおります。



どうか、この電車に込められた想いとともに、
未来へ届けるための挑戦に引き続きのご支援をいただけますと幸いです。

リターン

10,000+システム利用料


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G-01【グッズで応援】『オリジナルクリアファイル』2枚セット

●オリジナルクリアファイル 2枚

申込数
76
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年3月

13,000+システム利用料


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G-02【グッズで応援】『オリジナルクリアファイル』『地下鉄電車保存会クリアファイル(イラストver)』計3枚セット

●オリジナルクリアファイル 2枚
●『地下鉄電車保存会クリアファイル(イラストver)』

申込数
8
在庫数
42
発送完了予定月
2026年3月

10,000+システム利用料


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G-01【グッズで応援】『オリジナルクリアファイル』2枚セット

●オリジナルクリアファイル 2枚

申込数
76
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年3月

13,000+システム利用料


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G-02【グッズで応援】『オリジナルクリアファイル』『地下鉄電車保存会クリアファイル(イラストver)』計3枚セット

●オリジナルクリアファイル 2枚
●『地下鉄電車保存会クリアファイル(イラストver)』

申込数
8
在庫数
42
発送完了予定月
2026年3月
1 ~ 1/ 90

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